(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (2988)
2015年(平成27年)も後数時間で終わりですね。明日は、初詣に最寄りの神社に出向き『おみくじ』を求める人も多いと思います。
『大阪・住吉大社ーおみくじはネパールで製造』
関西で一番の初詣客が訪れる住吉大社のおみくじは、エベレストのあるネパールで作られているそうです。ネパールにある「KAMPO-NEPAL」で6人の日本語は読めない工員が50万枚のおみくじを手作業で作り、日本に輸出している。
「KAMPO」と聞くと、何か連想するものはありませんか? そう「官報」です。住吉大社に納めるおみくじをネパールで製造・輸入しているのは、「(株)かんぽう」=政府刊行物サービスステーション・大阪府官報販売所です。通関士試験の合格発表が掲載されるあの「官報」です。
平成2年にネパールの村興しのため、和紙の材料となる「みつまた」、「みつまたの二次性製品」の開発を開始、平成9年にネパールでのおみくじ製造のための「KAMPO-NEPAL」を設立した。
おみくじ:吉凶の原稿は日本からインターネットで送信され、現地で栽培製造されたみつまた和紙に手作業で印刷される。 (参考:TV・リアルスコープハイパー 2012/12/15)
『女子道社』
上記は、大阪の住吉大社の「ネパール産おみくじ」の話題ですが、全国で「おみくじ」を作っているのは6社あります。」その中でも全国の神社のおみくじの7割を扱うのが、山口県・周南市・鹿野にある二所山田神社の「女子道社」です。
山口県は、もともと「みつまた和紙」の産地であり、「女子道社」においては、今のところ、国産の和紙に同社内で手作業によって「おみくじ」を作り、全国の神社に納めているようです。
(※)日本全国の神社は、(神社庁)の所轄下にあり、一般市場が入り込みづらい固い統制下にあります。
「おみくじ」の原価は、1個=1円程度だそうです。そうすると、「おみくじビジネス」は驚異的な高収益率のビジネスということになります。
「伏見稲荷神社データ」
・参拝者 : 250万人(正月三が日)
・おみくじ購入率 : 35%
・おみくじ購入者数: 875万5000人
・おみくじ総売上高: 8,750万円(100円/回として)
・粗利益額 : 8,662万5000円
・利益率 : 99%
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興味があって調べてはいるのですが、神社で売られる「おみくじ」や「破魔矢」、「お守り」などの(原産地)=どこの国でどのように作られて、神社で売られているのか、気になりませんか?
と、言うより、「一般的なビジネス常識」とはかけ離れた「販売物の原価を無視した市場価格と成り得る特殊な世界」が存在することへの注視は一つのポイントかもわかりません。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木