『PLC(製品ライフサイクル) 富士フィルム・チェキ』
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (2779)
マーケティング用語において「PLC=製品ライフサイクル」という言葉があります。
これは、(人間の一生に寿命があるように、製品にも寿命がある。我々同様に、製品も生い立ちや育てられ方、生まれた年代やタイミングによって、微妙に一生が違ってくる。この場合の寿命は、製品の市場における売り上げや利益といったビジネス上の寿命であり、実際に使用されたときの耐用年数を意味するものではない」。
そのような製品のビジネス上の有利益性の一生の変遷をマーケティングで「製品ライフサイクル=PLC(Product Life Cycle)と呼びPLCと略され、(導入期)→(成長期)→(成熟期)→(衰退期)の四つのステージに分けられる。
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「PLC(製品ライフサイクル)」は特定国・特定市場における製品の経済的寿命であり、別の市場に新たに投入されることにより、また(導入期)からのPLCをゾンビのごとく復活する場合もあります。この点が、海外展開=貿易のおもしろさではないでしょうか?
『(チェキ)V字回復! 年間売り上げ500万台突破へ 5年で5倍!』
撮った(写真)がすぐに現像・プリントされる富士フィルムのインスタントカメラ・「チェキ」。
その人気がV字回復している。1998年に発売され、2002年度には国内だけで約100万台がヒット商品になったが、2004年度には現像が不要なデジタルカメラや携帯電話でも画像録画ができるようになり、2004年度には10分の1の10万台にまで販売が急減した。
それまで国内での販売であったが、海外での営業体制にも注力。今では販売台数の9割は海外での販売が占めるようになった。
最近ではアジア市場だけでなく、欧州や北米での展開も本格化。海外販売の好調を受けて、当初は460万台としていた今年度の販売目標を500万台に上方修正し、併せて生産設備も11億円をかけ増強した。
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「現在の日本での市場性は無い」とか、「日本での販売可能性は、終わった」とかの考え方は貿易では市場性の芽をつぶす考え方となります。(グローバル化)・(世界は一つ)とも言われますが、世界は”多種多様”です。「日本の常識は=世界の非常識」くらいの考え方が今後の国際ビジネスでの成功につながるキーポイントかもわかりません・・。
この観点で、同じ醸造酒なのに、(フランス・ワインは高級酒):(日本酒はバタ臭い酒)という我々の根底にある変な概念を振り払うべき動きがあることは喜ばしいことですね!
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木