(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (2684)
「
日本は、資源に恵まれない小国だから、海外から資源を輸入し、それを加工し、製品を輸出するという”加工貿易立国”を目差すしかない・・。」 この考えが今までの日本の普遍的な原則です。
(日本再編)とは、この染み込まされた(原則論)に?を抱き
、「日本は、本当は恵まれた資源国ではないのか?」との見直しからのスタートを迫られていると、強く感じています。
『(資源小国)返上も・・・日本近海、鉱床相次ぎ発見』
日本近海で、銅などの鉱物資源が豊富な海底鉱床が相次いで見つかっている。
政府は2020年代の商業化を目差す。
日本では1970年代までに多くの鉱山が閉鎖され、現在は銅、亜鉛、金、銀などの多くを輸入に頼る。
近海で採掘できるようになれば、「資源小国」のレッテルの返上につながる可能性もある。
「見たこともない高品位の鉱物で驚嘆に値する発見だ!」1月末、沖縄県久米島の水深1000メートルの海底で見つかった鉱床に関する記者会見で東大の浦辺名誉教授は興奮気味に語った・
この調査は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が実施。遠隔操作の無人機が持ち帰った6個の鉱物からは、南米の鉱山でとれる鉱石の15~30倍もの銅の含有率が確認された。
1) 2003年発見 金、銀、銅など、 八丈島沖合い
2)1987年発見 マンガン鉱 ハワイ沖
3)2013年発見 コバルト、ニッケル 南鳥島沖合い
4)2014年発見 銅、鉛、亜鉛など 沖縄沖合い
(記事:毎日新聞 2015/02/22)
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むろん、近年の(海底探査技術の整備)を待たなければ、これら「海底鉱物資源鉱床の発見」はできなかったという意味合いは大きいとは思いますが、「縦割り官僚行政」という弊害が、日本の自国鉱物資源の発見を大幅に遅らせた・・・。という思いを僕は強く抱いています。
日本各地には(プレート移動)によって、はるかハワイ沖から古代に移動・隆起した海底の
熱水鉱床を起源とする鉱山は点在するのであり、当然のこととして地球物理学者は”海底熱水鉱床”の存在は認知していたはずであり、その必要に応じて、深海無人探査船の開発も急がれていたと思います。各関係省庁が、縦に串を刺すのではなく、関係省庁の既得権の確保を捨てて、日本として、
関係者間を「横に串を刺す」国家体制であったならば、これらの海底鉱床の発見は、少なくとも
20年は早く実現していたのではないでしょうか?
様々なポイント、様々な見方は当然にあるのでしょうが、「規制緩和」、「従来体制の打破・改革」を前面に押し出す(アベノミクス)のこの面での実行性は高く評価しています。企業も行政も、(変化することで、自分の立ち位置を見失う、負担が増える)という後ろ向きな抵抗勢力の声高な叫びが、耳障りです・・・。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木