(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (2566)
このブログで、2012年3月20日(No.2348)において、韓国最大の鉄鋼メーカー=POSCO(ポスコ)の話題を取り上げ、それへのコメントとして、ポスコ・インドネシア高炉の爆発炎上のニュースを知らされました。
具体的には1月に稼動したばかりの高炉が2日後に事故で停止。その修復工事中である2月22日午前1時と3時の2回、爆発炎上事故が発生したとの事のようです。
不思議?なのは、このニュースが、まったく主要メディアで報道されていないことで、不思議と言うよりも不気味でさえあります。
と言っても、ネット上ではかなり紛糾しており、インドネシア現地報道の画像や現地の人達からのコメントを吸い上げており、それらの事故画像からすると、単なる「がさネタ」とも思えず、「合成画像」とも感じられませんので、何らかの事故が発生しているとは感じます・・。
高炉の事故発生となると、設備が巨大であり、稼動の途中で停止すると、解けた鉄や鉱さいが高炉内で固まってしまうので、ポスコ・インドネシア政府の双方にとって、かなりの大きな影響を及ぼす事故のはずなのに、全く公の報道が無く、この報道管制は極めて不気味です。
☆『株屋さん~・・』
それにしても、主要メディアから流れる報道に頼らず、ネット情報、SNSネットの海外人脈を駆使して、リアルタイムの情報を集めまくる”若い人達”の情報収集力に改めて感嘆させられました。(株)や(為替)を動かしている人達の情報ネットワークなのでしょうか?
下に添付のグラフは韓国証券取引所の
『ポスコの株価』の動きです。
昨年暮れ以来~一貫して株価を下げていますが、注目されているのは『2月28日(金)』の”出来高”です。株価も下げていますが、出来高が異常に多くなっており、これは(売り逃げ・手仕舞い)の結果とも見えます。
「(ブロガー・短足おじさんの一言)の記事を参考にさせて頂きました」。
ネット上の情報によれば、事故から1週間が過ぎますので週明けには主要メディアも何らかの報道に移ると思えますが、メディア・政府ともこのまま”寡黙”を続けるのでしょうか?
我が国も含み、この事故が及ぼす影響は、それほど”小さな事”ととは僕には思えませんけどね。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木