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『The Chrysanthemum and Sword』
2014年 01月 24日
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (2520)
『菊と刀』:(原題)=『The Chrysanthemum and Sword-Patterns of Japanese Culture-』 第二次世界大戦(太平洋戦争)の終戦翌年に発刊された、アメリカの文化人類学者である(ルース・べネディクト)女史によって書かれた日本文化を説明した本です。 『菊と刀』は、アメリカ政府の依頼により、べネディクト女史の戦時中の調査研究を基に1946年に発刊されました。 女史は、日本を訪れたことはなかったが、日本に関する文献の熟読と戦時下、収容所に収容されている日系移民との交流を通じて、日本文化の解明を試みた。 『菊と刀』は、アメリカ文化人類学史上初の日本文化論であり、賛/否様々な意見が述べられてきましたが、戦後70年間の米国の日本に対する政策に大きな影響を与えた内容であるのは事実です。 非常にラフ(荒い)説明をすれば、「世界一鋭利な武器である刀(日本刀)を作り持つ日本人が、同時に、静かに(菊)の花を育て愛でる・・」その両極端を併せ持つ混沌とした日本文化への不可思議さのべネディクト女史なりの分析です。 女史が『菊と刀』という題目で表現しようとしたのは、(日本文化・日本人の気質)も大きいとは思いますが、(日本の技術・モノ作り)への特殊な観点への突っ込みを捉える必要があると思います。 彼女が捉えた(刀)=『日本刀』 平たく言えば、”人を切って殺すための武器=(人切り包丁)に過ぎません。武器としてそれ以上でもそれ以外の道具でもありません。 しかしながら、なぜに?あれほどまでに材料の鉄を吟味し、鍛え上げ、(鉄)を極限まで昇華させる必要があるのか? さらには、戦場で戦い、刃を欠き、戦場に錆び果てる武器であるはずの日本刀の『揃い』と呼ばれる外装に対する装飾へのこだわりの深さには驚きます。「金工」や「漆工」の最高の技術も持って装飾され、(武器)というよりも(美術品)です・・。 日本刀という、人を殺す(武器)への”刹那感・無常感”が、あれほどまでに(菊の花)などで日本刀の外装を美術品として高める必要があったのでしょうか・・・。 ☆ 「製鉄」、「造船」、「自動車」、「家電」、「IT」と『日本のモノ作り』が次々とアジア新興国に追い上げられ、その座を明け渡していく現状において、前号アップの㈱シャルマンの話題は、改めてべネディクト女史の『菊と刀』という70年も前の本を読み返してみようか・・という気にさせられました。 グローバル化、世界標準化が進む21世紀において、時代錯誤の懐古主義や、独りよがりの(日本文化論)を経済に持ち込んでも、所詮は『ガラパゴス化』を継続することに他ならない危険性があるのですが・・。 大量生産・大量販売)の20世紀流から脱して、「プレミアム」を世界から正当な評価を受けるべく(素材)・(加工技術)が最大に盛り込まれた”こだわりの一品!” やはり、21世紀の「日本のモノ作り」が目指す方向はそこしかないように感じます。 それを成し得る(技術力)は充分に持っていると感じますから、市場に繋げるマーケティングと世界市場への(営業力)アピールの不足が大きな課題でしょうね・・。 「日本の首都」を(東京)から150年ぶりに(京都)に返す・・・。 21世紀、「日本のモノ作り」を我々自身が再確認し、世界にアピールし、世界から高い評価を受け続けていくためには、それくらいの大胆でインパクトの強い英断が必要と感じます・・・。 by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木
by gewerbe
| 2014-01-24 10:58
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