(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (2295)
『多くの(過去問題)の消化』
1)出題の特徴
① 出題しやすい箇所の把握
② 出題の”癖(クセ)”
③ 出題に仕込まれている”トラップ=(落とし穴)”
④ 解答時間内での解答時間配分
⑤ ”無駄の排除”合理的な解答処理法の発見
「通関士試験」は、”ひとくせも二癖も”、他の国家試験とは違う、”非常にクセのある
試験」です。
特に(実務科目)の”特殊なクセのある出題内容”を理解しないままで本試験に臨むこ
とは、”惨敗・・”が目に見えています・・。
(法令のどの部分を? どういうスタイル(変則)で、出題してくるのか?)
この意味で、多くの『過去問題を消化』することは、(有効な受験対策)であり、言葉を
変えれば、(必要不可欠な受験対策)です。
しかし、10年位前までの通関士試験の出題と違って、”同様問題を繰り返し出題”す
るという内容と現状の出題内容は違っています。
(過去出題済み問題の再出題)は、非常に稀なケースな出題と言えます。毎年に新規な出題
のパターンが顔を出してきます。
特に、(新規出題パターン)が見られるのが、(通関実務科目)の;
1)課税価格の決定方法:(課税価格計算問題)
2)輸入貨物の所属区分
3)輸出申告書・輸入申告書の(出題・条件設定)
です。
『受験生が、(過去問題集)に望んでいるもの』
〇 過去出題済み問題の(解答・開設)のみではないのです。
◎ それを通しての上記の『クセ、ポイント、注意すべきトラップ』の具体的な指摘。
☆ 過去問題から洞察できる”本年度出題”の予想ポイント”
★ ”出題ポイントの把握”と”理解すべき法令の基本原則”
なのですよね。
これから購入予定である「過去問題集」の”善し悪し”の一つの選択要因にしてください。
※ 現在の通関士試験は、「過去出題の再出題」は10%もありませんよ。
なおかつ、(五肢選択問題)で、正解が三つあったとして、二つは過去問に触れてい
て、正解だとしても(新規出題)の残り一つが誤りとなれば(得点とならない!)わけ
ですから、この「新規出題傾向と、理解ポイントの解説が丁寧」が問題集の選択すべき
ポイントになってきますよね。
要は、”6~7年前までの通関士受験対策方策は終わった・・”と思って間違いあり
ません。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木