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『眠れる都市鉱山、中国流出防げ 小型家電リサイクル法 1日スタート』
携帯電話やパソコンなどの小型家電をリサイクルする新たな制度が、4月1日から始まっている。従来の家電リサイクル法で回収が義務付けられていたエアコンやテレビなど4品目以外を対象に、市町村が消費者から回収し貴金属などを取り出してメーカーが再利用する仕組みだ。制度には「都市鉱山」と呼ばれる都市に眠った貴金属やレアメタル(希少金属)などが中国を始めとする海外へ流出している実態を食い止める狙いもある。
回収対象となる小型家電の中でも、携帯電話はイリジュームなど20種類以上のレアメタルが含まれる上、廃棄携帯電話1万台から50グラムの金が取り出せる。これは天然の金鉱石ならば50トンを掘らなければならない量で、
(都市鉱山)として有望視されている。
現状は(中古品の再利用)を名目として、中国やアジアへ多くが輸出されている。海外で貴金属やレアメタルが回収され、残りは不定性に捨てられている場合が多いと指摘され、こうした実態は、カラスのようにいいとこ取りで食い荒らす
「鴉食(あしょく)リサイクル」と呼ばれている。
国立環境研究所・資源循環が日本の貿易統計で推定したところ、中古携帯電話は2011年、香港へ約3万4千台、アフガニスタンへ約2万7千台、イランへ8900台が輸出されていた。
中国は中古家電の輸入を禁じており、「実態は不明だが、香港などへ輸出された中古携帯は中国本土へ再輸出、つまり密輸されている恐れがある」と懸念する。
☆「携帯電話などの「電子廃棄物」は有害物質も含んでおり、バーゼル条約で国際移動が規制されている対象貨物である。
いわば、
(もったいない精神)による善意のシステムであり、世界でも例がない。家電リサイクルも当初は欧州から
「消費者に改修費を負担させると不法投棄が増える」と揶揄されたが、日本人は生真面目なので成功した。レアメタル供給の安全保障という意味からも長い目で育てたい。と指摘する。
(記事:msn 産経ニュース 2013/03/31)
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木