(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (2534)
韓国の自動車メーカー各社や家電メーカーはここ4年間、『ウォン安:円高』に伴う
輸出価格競争力向上の恩恵を受けてきた。
トヨタや日産、ホンダなど日本メーカーが”殺人的円高”で価格競争力低下する一方、
韓国メーカーは日本メーカーに対して
30%ほど価格競争力で優位に立っていたと見
られる。
ところが、今年10月に入った途端に、この流れが変わり始めた。
『ウォン高が進む一方で円安が進行』している。
今年10月25日に年初来高値の更新をしたばかりの韓国ウォンは、翌26日のソウル
為替市場で前日より1.2ウォン高い1米ドル=1097ウォンを記録。わずか1日で、
年初来高値を再び更新して取引を終えた。
この結果、9月30日の時点で1米ドル=1111ウォンだったUS$/W為替レートは、
わずか1ヶ月で14ウォンも高くなった。一方の”円”は、9月末時点で¥78.-/US$
だったのが、10月26日には1米ドル=79.9円と2円ほど(円安)となっている。
この『ウォン高:円安』は、現状まで、一貫して続いています。
本日・(2012年12月17日) ¥84.71/US$ W1056.2/USD
(2012年9月末) ¥78.00/US$ W1111.0/US$
※2ヶ月半の間に、 ¥6.71/USDの(円安) W55.0
(ウォン高)
3年3ヶ月に及ぶ”自民党に対する国民のキツ~イ お灸!”が終わって、政権を奪回
した一夜ですが、『経済復興、第一政策!』を迫られる政権には、年明け早々に、案外
『ウォン高:円安』が”神風という追い風”になるかもしれません。 ただ、韓国は、我が国
に先んじて『FTA:広域自由貿易協定』を締結して、関税上の大幅な優位に立っています
から、
日本にとって”FTAの活用”が来年の大きな目玉になります。
実は、格メーカーによる、”急務として海外生産”は、「円高対策」というよりも、そ
の実態は、『FTA活用における”原産地認定基準”』の面が大きいのです。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木