(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (2528)
アジアのA国において(材料)を買い付け、B国に直送させて(部品)を作り、C国
において組み立てた製品が、香港やシンガポールに置く我が国メーカーのアジア統括
現地会社=『アジア本社・第二本社』によるトータル的にマネージメントされ、最終
的に、アジア本社による作成・発行の『リインボイス』でもって、C国から商品が我
が国に直送される・・・。
「グローバル戦略」という海外展開を図る大手企業は、ビジネス手段の英知を結集さ
せて業務が遂行されているようにも見えますが、はたして、下記の”事後調査による
追徴課税の結果報告”は、何を物語るのでしょうか?
〇「課税価格」・「評価制度」を知り尽くした上での故意による隠匿でしょうか?
〇 我が国の(消費税)も含む関税制度の正しい理解無しでの急激な海外展開の結果でし
ょうか?
『平成22年事務年度における関税・消費税の申告内容の輸入事後調査結果』
1)事後調査実施輸入者:6,031者(社)
2)申告漏れ輸入者 :4,226者(社) 申告に価格アップの漏れ:70%
3)申告漏れ課税総額 :1,933億円
4)関税・消費税の追徴課税額 : 135億7863万円
内、関税不足分 : 32億3796万円
消費税不足分 : 103億4067万円
5)合わせて課税された付帯税
過少申告加算税 : 8億2863万円
重加算税 : 1億2980万円
(データー出所:財務省HP・報道発表)
☆ この付帯税(過少申告加算税)・(重加算税)の10億近いペナルティー金は、
申告の依頼を受け、代理した「通関業者」の責任でしょうか?「輸入者」のコン
プライアンスの欠如でしょうか?
それとも、(輸入者)・(通関士)双方の現状認識・知識不足の相乗結果でしょ
うか?
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木