(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (2287)
ユーロ17カ国の財務相は23日、ブリュッセルで会合を開き、参加国に財政均衡を義務
付ける財政協定をめぐり狭義した。
最終草案には協定違反国に対し、最大で国内総生産(GDP)の0.1%の制裁金を科す
ことを盛り込んだ協定の厳格化を測る。会合では、重債務国のギリシャの債務削減も議
論。
ただし、小出しの対策を示すにとどまれば、市場の不信感を助長するのは避けられない。
ギリシャの債務削減をめぐる同国政府と交渉していたIMF(国債金融協会)の専務理事が
21日、ギリシャを離れ、合意は今週にずれ込んでいる。
ギリシャ政府とIMFの交渉では、銀行などが保有するギリシャ国債の額面の半分を放棄
した上で、新たな低金利の国債と交換する金利が焦点となっている。
民間側の損失が60~70%に拡大する可能性があり、合意に至っていない。
ギリシャ政府は、3月20日に約145億ユーロの償還期限を迎える。
合意できずに追加支援が受けられなければ、”ギリシャはデフォルト(債務不履行)の懸念
が確定的となる。
今回のEU財務相会議では、交換する国債の金利は「4%以下」にすべきとの意見である。
発行済み「ギリシャ国債の金利」はいくらであったのか?
・昨年の9月13日時点で、(10年物の利回り; 21.4%)
(2年物国債利回り: 80%超)
(1年物国債利回り: 100%超)
※ では、(参考)として、「日本国債の金利」はどれくらいなのでしょうか?
(個人向け10年)・変動 : 0.72%
(個人向け 5年)・固定 : 0.33%
(個人向け 3年)・固定 : 0.17%
○ 何ゆえに、(0%)ともいえる”超低金利”なのか? それが、何故売れるのか?
○ これ以上、金利を下げて、デフレ脱却⇒インフレ誘導は不可能・・。
○ 1%でも金利を上げれば、1000兆円の国債金利の支払額の増加は莫大!
以上の3点の意味を、じっくりと考えてみてください・・・・。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木