(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (2276)
『財政破綻・国家破綻警告(リスクシナリオ)』 : by ㈱暮旅・インベストメント
(今後のリスクシナリオ)
債務増大に歯止めがかからない場合、予想される現象をあげてみた。財政破綻そのもの
(破産=債務不履行=デフォルト)である場合もあるし、それを防ぐための方策が大きな
副作用を生む場合もある(実質的破綻=テクニカル破綻)
1) 国債の暴落
膨張し続ける債務残高が返済不能と市場が判断した時点で、国際価格が暴落する。これ
は=金利の上昇と同意語なので、国債残高に対する(利払い)の増大を意味する。
仮に金利が5%上昇すれば、利払いは43兆円増えると言われる。
現状を見ると、5%の金利水準は信じがたいが、80年代には長期金利は12%台になった
こともあり、上昇に弾みがつけば5%程度の水準は非現実的な水準ではない。この時点で
財政破綻は決定的となる。
2010年に実質破綻したギリシャ、アイルランドはそれぞれ長期金利が13%、10%台に
上昇し、1998年のロシア危機では長期金利が80%(短期金利は170%)にまで上昇し、
ロシア国債は
デフォルト(債務不履行)となった。
2) 信用不安(銀行・取り付け)
3) 国債の日銀引受け
4)ハイパー・インフレ
5)円の暴落
6)預金封鎖
7)その他・増税
8)IMFによる財政支援
書かれている記事の詳細は、順次アップして行きます。
※ (大前研一)氏は、「財政危機で日本政府が切れる唯一のカード」として、強制的な
”ハイパー・インフレ”=日銀紙幣から政府紙幣発行への切り替えて、紙幣価値を下げ
て、借金をチャラにしてしまう。との説を上げ、過去に財務省が通貨の切り下げ、紙幣
発行の混乱に乗じて、額面の2割位を徴収する計画があった。と指摘している。
(記事 : ㈱暮旅インベストメント)
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木