(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (1346)
『(公益財団法人)への移行について』
「平素は財団法人日本関税協会の運営につき、ご理解とご協力を賜りまして厚く御礼
申し上げます。 この度、当協会は、内閣総理大臣から認定を受け、平成23年4月1
日付けで、公益財団法人へ移行しました。
移行に伴い、法人名称を(公益財団法人日本関税協会)に改めるとともに、公益財団
法人として、我が国の関税政策及び関税制度の確立並びにその適切な運営を促進す
ることを通じ、国民生活の向上及び日本経済の振興に寄与するために、より一層邁進
していく所存であります。
今後とも、従前同様、当協会の運営につき、ご理解とご支援を賜りますようお願い申
し上げます。」
平成23年4月1日 公益財団法人 日本関税協会
○ 以前は財務省所轄の(財団法人)であったが、公益法人制度改革に伴い、本年度
から、(公益財団法人)に移行。
※ この「公益財団法人・日本関税協会」の業務の一つに(関税六法)を代表とする「出
版業務」があります。 通関士受験者である皆さんにとっては、「ゼロからの申告書」で
お馴染みですよね。
関税協会の出版誌の一つに
「貿易と関税」という月刊誌があります。
昨年から今月号も含み、継続して掲載されているのが、(実効関税率表上の商品解釈)
であり、その品目が、「第6部=化学工業生産品」です。その6部の
第28類が「無機
化学品」であり、その
第31類が「肥料」です。
また、この「貿易と関税」に合わせての月刊誌(ジャーナル)がありますが、そこには毎刊
ごとに、「課税価格評価回答事例」が掲載されてきました。
今回の第45回通関士試験の出題となった、(バーター貿易)、(三国間貿易)の「関税
評価」の考え方、凡例が詳しく解説されてきていたのであり、”出題は、そこからされていた”
といっても過言とは言い切れないと感じます。
「公益財団法人・日本関税協会」をどう捉えるかは、皆さん、各スクール、各講師によって、
それぞれだと思います。
一つ言えるのは、(正規に国=財務省・関税局からの委託をうけた我が国の関税行政の
推進者が関税協会のみである。)とは言い切れるでしょう。
僕は、「(公益財団法人)・日本関税協会)」が、財務省・関税局の(関税行政)の方向性を
かく乱する(民間受験講座スクール)に正面から戦いを臨んできた。
その(財団法人)と(民間業者)との戦いに巻き込まれてた犠牲者が昨年、今年の受験者
であるとの見方もできる。と感じています・・・。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木