『TPRB(Trade Policy Review Body)』
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (1422)
『TPRB(Trade Policy Review Body)』
=WTO(世界貿易機関)の貿易政策検討機関」
(TPRB)による貿易政策の検討は、全てのWTO加盟国を対象とし、個々の加盟国
が多角的貿易体制の機能に及ぼす影響力(※)によって、検討の頻度が決定される。
(※) 加盟国の貿易が最近の代表的な期間において世界貿易に占める割合を用い
て定められる。
○ 世界貿易に最大の影響力を及ぼす(米国)、(EU)、(日本)、(中国)は、2年毎
○ (韓国)、(台湾)など、次の16カ国は4年毎
○ (その他の加盟国)は、6年毎
ただし、一層長い期間が別途に定められているLDC(後発発展途上国)は除く。
☆ 今年9月末に開催された(WTO・TPRB)においては、「米国の貿易政策」が審査
され、今月に発表されています。
「米国の貿易政策」の検討審査は、今回が10回目。
今回は2008年6月~現状までの米国のとっている貿易政策が検討の対象とされ、
この期間は、
(金融危機)さらには(世界的な景気後退)、(国際貿易の急激な後退)
に見舞われた期間であり、米国の執った経済面・貿易面の措置が注目された。
ーその明細に関しては、次号以降で継続します。-
(記事参考:日本関税協会 海外トピックス20101125)
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木