(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (1418)
昨日~今日にかけて、NHKの(クローズアップ現代)の特集を観ています、、。
所属する学会において、昨年2月に発表した論題:『AEO制度の拡大と国家相互認証
の可能性』、今年の全国学会にエントリー済みの論題:『我国の産業の空洞化に関して』
に関する話題が新聞やテレビで次々とアップされてくる現在、”自己の着眼点”は間違って
いなかったのだ!という”自信”と同時に、(何が日本に欠けていたのか?)、(日本はその
指針選択)の何が間違っていたのか?と:
「通関士試験」の(試験実施の形態)・(通関士試験の出題形態)・(合否判定基準)に照らし、”何かが、おかしいなァ~・・・”と、合わせて、あれこれと考えています、、、。
貿易関連において、”我国唯一の国家資格試験”である=「通関士試験」
その試験実施の実情には、国家的な統合された(国家戦略指針)が反映されたもので
はなく、旧態依然とした(官僚管理体制)を引きずりながらの将来変化を”覗き見る”と
いう周辺途上国の斬新的な変革の後追いと気持ちが(僕自信の中では・・)拭い切れ
ないのです・・・。
『行刷相、輸出の手続きの見直しに意欲、東京港視察で』
枝野行政刷新相は今月3日、東京港の青海コンテナヤードを視察した。 行刷相は港内
の指定地域
(指定保税地域)に商品を運び込まれなけねば輸出の申告ができない
現在の制度=
『保税地域の搬入の原則』について、「貿易・経済の競争相手である国々
と同等の条件で輸出できるようにしないといけない。」と語り、制度の見直しに意欲を示した。
視察は一般から要望などを受け付ける「ハトミ国民の声」に、(通関制度)の提案があった
ことで実施した。
欧米各国では、(輸出申告)は工場などどこからでも可能だが、日本では港などの
(保税地域)に搬入した後でないと原則としてできない。
輸出に他国の輸出通関と比べて、余計な日数やコストがかかっており、経済界が規制改革
を要望している。
行政刷新会議に設置した規制改革の分科会で具体的に検討し、
6月をメドに結論を出す予定。
政府の”新成長戦略”にも盛り込まれるみこみ。
(日本経済新聞 4/3日)
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木