(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (1411)
日産自動車(NISSAN)は、従来日本で生産していた小型乗用車
「マーチ」の製造を
全面的に海外に移管。
今月12日より、タイのバンコク近郊で量産を開始しており、今年は9万台を生産し、うち
7万台を日本やオーストラリアに輸出する。
タイ政府の優遇税制などを受け、ホンダや三菱自動車もタイで小型車の生産を相次ぎ開始
をしている。 日本メーカーがタイを戦略車の輸出拠点として活用する動きが広がっている。
年内にインドと中国で、来年にはメキシコでも生産を始め、世界160カ国・地域で販売する。
タイからは日本やオーストラリアなど最大8カ国に輸出し、欧州にはインドから、米州には
メキシコから輸出する。
低価格を武器に世界市場での存在感を高め、2013年には世界で計100万台の販売を
目指す。
設計段階から部品メーカーと小型化や生産コスト抑制の知恵を出し合い、部品点数を2割
削減。
タイでの部品の現地調達率は87%。 インドや中国からの部品を含めると、
95%を新興国内で調達してコストを抑える。
(ソース:日本経済新聞)
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木