(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (1404)
通貨制度において(金本位制)が崩れて相当年数が過ぎますけど、やはり、世界の各国
政府・中央銀行にとって、(世界共通通貨)が定まらず、(基軸通貨)への信頼度が揺らぐ
現状において、”絶対的信頼”は『金=Gold』だと思えます。
経済が不安定・揺らぐほど、(金)への信頼度は高まります。
『韓国の金保有量14.4トン、世界57位』
韓国の(金)の保有量が国力に比べ大きく劣っていることがわかった。
韓国・企画財政部などが明らかにしたところによると、金の国際調査機関=(ワールド・
ゴールド・カウンシル WGC)が先ごろ各国政府に通知した昨年末現在の金保有現状に
よると、韓国の金保有量は14.4トンで、調査対象113カ国・地域のうち57位と評価された。
昨年6月の14.3トンから0.1トン増えたが、世界順位はむしろ56位から57位に下落した。
韓国の経済規模は世界10位以内。外貨準備高も世界6位という観点からすると、金保有量
は絶対的に少ないと分析される。
世界の金保有量をみると、米国が8133.5トンと不動の1位を守る。
これは韓国の566倍にあたる量。
ドル基軸通貨である米国は外貨準備高の70.4%が金で、戦争など有事に動員可能な
体制を整えている。
続いて、ドイツ(3406.8トン)、IMF=国際通貨基金(3005.3トン)、イタリア(2451.8
トン)、フランス(2435.4トン)、中国(1054.1トン)、スイス(1040.1トン)、日本(765.
2トン)、ロシア(641.9トン)、などの順になっている。
韓国より経済力が劣るアジアの国・地域も、金保有量は少なくない。
台湾が外貨準備高の4.1%を占める(423.6トン)で世界13位で、フィリピン(154.4トン
=22位)、シンガポール(127.4トン=25位)、タイ(84.0トン=33位)、インドネシア
(73.1トン=37位)、パキスタン(65.4トン=40位)、マレーシア(36.4トン=45位)も
韓国を上回る。
特に、調査対象国・地域が外貨準備高の平均10%を(金で保有)するにに対し、韓国は
0.2%にとどまり、金拡充の必要性が指摘される。
世界的な金融危機で金価格が急騰し、各国政府は金を魅力的な投資手段と見なしている。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木