(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (1378)
(正直なところ~・・・)、『IMF=国際通貨基金』とか、『SDR』と言われても、その実態・役割
が(どんなものなのか?)、私たちの必要度からしてよくわかりません。
というのが”事実”と思えます。言葉としては聞いて・見ているけど、現実的な私達の日常の
生活との直接関係が無いだけに、その実態を知ろうとしたことはありませんよね、、。
”楽観的な僕個人の判断”ですが、『SDR』とは=(将来的・理想的な国際共通通貨単位)
であると勝手に解釈しています。
処理的には、貿易の決済基軸通貨である(米ドル、ユーロ、円)でなく、現状においても、
(今回の貿易取引での(決済通貨は、”SDR”による。)と契約書にうたうことも可能なのです。
『国際通貨基金=IMF(International Monetary Found』
(外国為替相場)の安定を図る目的で創設された国際協力機関。
国際収支の赤字国や開発途上国に支援融資を行う。
加盟国の出資金を原資として、国際収支が悪化した国に融資を行っています。
現在、加盟国は183カ国に上ります。本部は米国のワシントンDCに設置。
1944年7月、連合国44カ国が、アメリカのニューハンプシャー州ブレトンウッズに集まり、
第二次世界大戦後の通貨制度などに関する国際会議を開き、
①国際通貨基金(IMF)
②国際復興開発銀行(IBRD=世界銀行)
③GATT(関税・貿易に関する一般協定)
が創設されました。 これを「ブレトンウッズ協定」といいます。
(IMF協定)では、大きな改正が2度実施されています。
1) 「第一次改正」:(1969年7月)では、特別引出権(SDR=Special Drawing Rights)
の創設を決めました。=国家金融不安発生時に融資を受ける権利
2) 「第二次改正」:(1978年4月)では、SDRを準備資産の共通単位とし、金やドルを用い
ないと決めました。
『
SDR』とは? IMF加盟国が国際収支不均衡になった場合に、外貨を豊富に
保有している加盟国から、外貨の融通を受けるできることです。 これを「特別引き出し権」
と呼びます。
「SDR」は、加盟国の出資割当額に比例して、IMFから分配されます。
(外貨)を豊富に保有している加盟国は、このSDRを対価に外貨の提供を行います。
○ SDR(特別引出権) : 外貨準備資産の共通表示単位
○ 出資割当額に比例して、IMFから割当られる
○ SDRを対価に、外貨の融通(融資)が受けられる
☆ つまり、国際共通認識の上での:”各国間、国際金融互助制度”と言えます。
この場合に、主要貿易決済基軸通貨である(米ドル、ユーロ、英ポンド、日本円)
の平均値を出して、各国通貨との交換比率=レートとしているのです。
このように、数カ国通貨の平均値を出す方式が(バスケット)と呼ばれているのです。
(記事参考:Financial Aristo Academy 金融用語辞典)より~
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木