(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (トピックス)
『米産牛肉、輸入制限を撤廃 BSEの安全確認』
厚生労働省は今月17日、米国産牛肉の月齢による輸入制限を同日付けで撤廃したと発表した。
BSE(牛海綿状脳症)対策で月齢30カ月以下の牛肉しか輸入できなかったが、安全が確認できたため制限をなくした。カナダとアイルランドの牛肉も米国産と同様、月齢による制限を撤廃する。
内閣府の食品安全委員会が今年1月、制限を撤廃しても人へのリスクは無視できる程度だとする評価結果を出した。厚労省も現地調査でBSE対策が適切に実施されていることを確認した。
今後は米国からミノやタン、ハラミなど内臓系の肉の輸入増加が見込まれる。農林水産省によると、米国から日本に輸入される牛肉は月齢24カ月以内が大半で、30カ月以下の月齢制限が撤廃されても大きな影響は小さいとみている。
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牛肉の輸入を巡っては、環太平洋経済連携協定(TPP)や日欧経済連携協定(EPA)が相次ぎ発効し、協定を結んだ国から輸入する牛肉の関税が段階的に引下げられている。
TPPから離脱した米国の関税は高止まりしており、米国の畜産農家からは日本市場での競争力の低下を懸念する声が強まっている。
(記事出所:日本経済新聞 2019/05/17)
『牛肉の輸入制限回避、食品業界の忖度=日米交渉に配慮』 (2019/04/26)
輸入牛肉のセーフガード(緊急輸入制限)の発動が当面、回避された。日米通商交渉のタイミングを控え、3月に牛肉関連企業が輸入を控えた。
(控えさせられた・・) 自動車の輸出削減回避との相殺なのでしょうかね?
Gewerbe (貿易ともだち) K・佐々木