貿易ともだち
gewerbe.exblog.jp

貿易、通関に関するページ
プロフィール
名前:kenyou
カテゴリ
以前の記事
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
最新のコメント
(川島)様・レントラック..
by Gewerbe at 19:51
【クローズドASP】高額..
by 株式会社レントラックス 川島 at 15:51
 一面のご説明ありがとう..
by soso at 10:09
keikoさんへ: 「..
by Gewerbe at 07:47
今年、合格通知が届きまし..
by Keiko at 23:14
sosoさんへ: コメ..
by Gewerbe at 10:08
"公表の「各6割以上(実..
by soso at 09:22
早速コメント返していただ..
by HS at 23:25
by(HS)さんへ: ..
by Gewerbe at 22:59
いつもとてもためになる記..
by HS at 21:01
最新のトラックバック
情報貸金庫
from 発明屋
グローバル世界の中でささ..
from dezire_photo &..
四季の彩り、森羅万象を食..
from Boochanの宝探し
アサリの産地偽装逮捕の裏..
from かきなぐりプレス
996カレラ かっこいい女性
from etc ~クルマな生活~
ライフログ
検索
タグ
(3)
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
<   2016年 10月 ( 33 )   > この月の画像一覧
『消費税法における(逆委託加工貿易取引き)の取扱い』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3206)

 「貿易実務」に話題を切り替えて1か月が過ぎますが、久々に課税価格=通関:『逆委託加工貿易』の話題をはさみます。

『(消費税)の加工賃方式の逆委託加工貿易取引きの取扱い』
【Q】
 外国のA社に半製品を輸出してA社において加工し、完成した製品を全て輸入するという加工賃方式による逆委託加工貿易を行います。
 この場合には、本邦からの半製品の輸出と加工後の製品の輸入ということになるのでしょうか?
【A】
 関税の取扱いにおいて、取引き全体を加工賃を対価とする輸入取引きとする場合には、消費税の取扱いも同様になります。
【解説】
 外国の事業者に加工を委託するために半製品等を輸出し、加工後の製品を輸入する場合には、通常、半製品の所有権を保留したまま輸出し、加工された自己所有の製品を輸入することになり、原則的な方法により課税価格の決定ができない場合に該当します。
そのため、加工賃方式の逆委託加工扱いでは「委託者(買手)と受託者(売手)との間で加工賃を対価とする輸入取引きが行われたものとみなして、その一連の取引きを輸入取引きとして取り扱われます。
(関税定率法第4条第3項・同令1の9)-平成25年改正
 したがって、この場合の半製品の輸出は、課税資産の譲渡等に該当しないものとして輸出取引等の適用を受けず、消費税法第31条第2項(自己宛ての輸出取引等)の適用も受けられないこととなります。=「(輸出免税)の対象外」
 なお、仕入書控除の対象とする消費税額も加工賃を対価とする輸入取引きとして現実に納付した金額により行うこととなります。
(記事参考:「国際取引きの消費税Q/A No.1-15」)-税理士 上杉秀文 氏
     税務研究会出版局ー輸出・輸入・内外判定 (第5訂版)


 では、「本邦からの半製品の輸出」ではなくて、「海外で買付けた半製品の直接納付による加工委託」の場合はどうなるのでしょうか?
なお、「輸入取引きに係る輸入貨物」に関し、その加工技術指導料などを、円・ドルの通貨に限らず、国内の相手に本邦で支払っておれば、逆委託加工貿易の場合において、その経費は「消費税の輸出免税」の対象とはされず、輸入時にその経費に課税することは、”消費税の二重課税”とはならないのでしょうか?
「課税価格の決定」とは、課税価格の決定処置が単独・独立で存在するのではなく、関税↔消費税の課税の前段階(課税標準の確定)要件であることの認識が必要とされます。

by Gewerbe 「貿易ともだち」  K・佐々木
a0061688_1827320.jpg

[PR]
by Gewerbe | 2016-10-31 18:27 | Trackback | Comments(0)
『日本の食品貿易の実態・・』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3205)

 TPP(環太平洋パートナーシップ)の国内承認が急がれるなか、再び「日本の農業を守れ!」が声高に叫ばれています。日本は欧米とは違い、「農業に適した地形の国土ではない」、歴史的には、「5千万人が限度人口とする国土に、明治維新後に2倍以上の国民が暮らす」の二つの理由から、ある程度の食糧を輸入に頼ることは避けられない現状です。「日本の食の安全保障」を考える時、国産=「穀物自給率」という一元的なものではなく、現状の我々の「食生活」自体を見直す必要性があるのではないでしょうか?

【穀物自給率】-(平成24年度版 食料需給率ー農水省)
オーストラリア  241%
フランス     174%
アメリカ     125%
ドイツ      124%
インド      104%
中国      103%
北朝鮮      77%
日本       26%

【日本の飽食の影で・・・】
 私たち日本人の食生活は、第二次世界大戦前と比べると大きく変わりました。例えば、肉や卵を食べる量は10倍になり、畜産の餌として使う穀物の量も急増。
現在、畜産業の餌用のトウモロコシや大豆は90%が輸入されています。(牛肉1キロを得るために穀物11キロ、豚肉では7キロ、鶏肉では4キロの輸入穀物を餌として消費しています)
砂糖や植物油(ヤシ油)などの農園作物を大量に輸入することで、途上国の産業や環境にも大きな影響を発生させています。
 今、世界で獲れるマグロの4分の1以上が日本で消費されています。現地では高級魚としてほとんど食べれないマグロ(ツナ)は、日本では犬や猫がペットフードとして食べています。

【食料輸入大国・日本は、=食料廃棄大国・日本である】
 日本の食品の半分以上は世界から輸入したものです。私たちは年間:5500万トンの食糧を輸入しながら、1800万トンも廃棄(捨てて)います。
食糧の廃棄率では世界一の消費大国アメリカを上回り、廃棄量は世界の食糧援助総量:470万トン(WFP)をはるかに上回り、3000万人(途上国では5000万人分)の年間食糧に匹敵します。
※ (農林水産省ー【食料需給率)、厚生省ー「国民栄養調査」を元に算出)
 日本の食品廃棄の実に半分以上に当たる1000万トンが家庭から捨てられています。この家庭から残飯の総額は、日本全体で年間=11兆円 (旧科学技術庁ー「資源調査報告123回報告」より)
この食糧廃棄総額は、日本の年間農水産業の生産額とほぼ同額です。さらに、その処理費用で、2兆円/年が使われています。
 日本ほど、大量に食糧を輸入しながら、廃棄を続けている国はないのです。
 多くの食品を海外からの輸入に頼る日本ですが、もし、食糧輸入が途絶えた場合、1年後には3000万人が餓死すると1978年に試算されています。(NHK特集ー輸入食糧ゼロの日 1978年)

 「食料の自給率=国産化」の”うんぬん”の前に、現状の我々の「食生活のありかた」をじっくりと見つめ直すことも大切なのではないでしょうか?
(記事参考:NPO法人ネットワーク「地球村」-地球環境ファミリーシリーズ「地球は今」弟8巻 「忍びよる食糧危機」)~

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
a0061688_17372348.jpg

[PR]
by Gewerbe | 2016-10-30 17:37 | Trackback | Comments(0)
『昆虫食で世界の食料問題を解決せよ!-FAO ②』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3204)

 前号では、世界の食糧安全保障に関してFAO(国連・食料農業機関)による報告書=「食用昆虫ー食料と飼料の安全保障に向けた将来の展望」についてアップしています。
その中で欧米や中韓に、「ディファクト・スタンダード」を押さえられ、日本が出遅れることを恐れる。、という内容を記述しています。
【ディファクト・スタンダード】=市場に投入された各国・各社の企画基準において、市場競争に勝ち残ってそれが、世界の標準規格となるという国際標準規格の一つです。かつての家庭用VTRにおける「VHS」と「ベータマックス」競争が有名です。家電製品に限らず、サプリメントや漢方薬などの業界においても、各国の間でディファクト・スタンダードの座を狙う熾烈な争いが激化しています。「自社・自国の規格が”世界標準規格”となる事は市場競争において、”絶対的な強み”となります」。

 『昆虫食』と言うと、現代の多くの日本人には相当な抵抗感を抱くのが正直なところだと思えます。イナゴや蜂の子を食するのは「一部のゲテモノ食い」との評価が実際でしょう。ましてや「産業」としてコオロギなどの虫を養殖するなど想像もできないかも知れません。しかしながら、日本にはかつては、「養蚕=絹」というカイコ蛾を養殖し、絹製品の海外への輸出において、トップ輸出産業があったことを忘れてはなりません。

『五箇山の合掌家屋』
 平成7年12月にユネスコの世界文化遺産に登録された山深い秘境ー五箇山の急こう配の藁葺屋根が印象的な集落。現在は多くの外国人観光客が訪問しています。
 秘境=田も畑にも恵まれない秘境の山間部にある五箇山郷において、主要な産業が養蚕でした。その蚕(カイコ)を育てる場所の確保があの「合掌作り家屋」を生みました。また、隠れた産業としてあの合掌造りでは、火縄銃に用いられる黒色火薬の重要原料となる(煙硝)が製造されていました。カイコの糞を再利用発酵させて「硝酸カリウム」を製造していたのです。加賀藩の「硝煙作り」は300年の藩政財政を支える重要な産業でした。人里離れた白川郷は、加賀藩が主導する硝煙(火薬)の密造には好都合な場所だったのです。
※(日本には硝石(硝酸カリウム鉱石)は産出しませんから、南米チリを代表として、海外から輸入せざるを得ない資源でした)。

 この蚕(カイコ)の糞からの硝煙作りは、山村生活の廃棄物と「発酵」の力をうまく利用したもので、「堆肥づくり」の応用です。
当時の加賀藩の発酵産業がいかに高いレベルにあったかに驚くとともに、現在、「消費型社会」の反省から「循環型社会」への立ち戻りが提唱されています。この白川郷の煙硝作りも自然循環システムに支えられた産業でした。合掌造りの屋根の葺き替えが終わると、古い屋根材は桑畑の肥料になります。桑の葉は蚕の餌となります。カイコが吐いた糸は美しい絹糸になり絹製品に仕立てられます。蚕の糞は火薬の原料となります。
自然からの恩恵に感謝し、自然と共に共存してきた五箇山の人々の慎ましくも賢い生き方に感心させられますね。
(参考文書:発酵王国ほくりくーYAGEN ーJYOUZO)
(※)
 FAOの「昆虫食提唱」から「火縄銃の黒色火薬」へと話題が飛躍した感もしますが、「産・官・学」とか「産業クラスター」、「循環型産業」など、あるいは、「少子高齢化」や「中山間地域の絶対過疎化」など・・、日本を取り巻く様々な課題に対し、多くを感じさせてくれる記事でした。

 「貿易」を通じて、”外から日本を見たとき”、小国日本ながら、多くの資源・文化・技術=”埋もれたお宝”が眠っている」ことに改めての気付きがあるのも、また貿易の一面ではないでしょうか? 「今、ニッポン!」、大切な時であるよう強く感じます・・。
近年の「レア・メタル」や「レア・アース」の鉱石輸入に代わり、日本が「代替え希少金属素材」の開発を独自に開発した遺伝子・DNAは、案外とこの加賀藩・五箇山ー白川郷あたりに眠っていたような気がしてなりません・・。


by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
a0061688_1193095.jpg

[PR]
by Gewerbe | 2016-10-29 11:09 | Trackback | Comments(0)
『昆虫食で世界の食糧問題を解決せよ!-FAO』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3203)

 振り返ってみると、日本は古くから生活の中に昆虫を取り込んできた「昆虫大国」。イナゴや蜂の子のように虫を食用としている地域も少なくない。だが、都市化やグローバル化の波を受け昆虫食文化が衰退していった。

 しかし、ここにきて俄然、昆虫食が注目を集めている。あのFAO(国連・食糧農業機構)が、将来の食糧問題の切り札としての昆虫食について、報告書を発表したためだ。昆虫食の伝統国日本として、手をこまねいているわけにはいかない。

 世界に目を転じると、アジア・アフリカを中心に20億人が1900種以上の昆虫を食べていると言われる。地域によっては肉より高値で取引きされている昆虫もあるという。つまり、昆虫食は世界的にはごく一般的食文化なのである。それでも世界的に見れば、GDP定位国の”限定的食文化”のイメージは拭えない。

 だが、昨年にFAO(国連・食糧農業機構)が出した報告書がきっかけで、俄然昆虫食が世界の注目を浴びるようになった。タイトルは『食用昆虫ー食料と飼料の安全保障に向けた将来の展望についてー』
内容は、今後予測される世界人口増加と地球温暖化に伴う異常気象下での、食糧問題の解決手段としての昆虫食の推奨だ。

 途上国・地域の人口爆発増に伴う最優先課題が食糧問題であることは言うまでもない。問題はその中身だ。カロリー換算や穀物ベースでは、地球は90億超の人口を養えるというとする試算もある。
不足が心配されるのは”タンパク質”だ。健康な生活を送るためには良質のタンパク質を摂ることが不可欠だが、とりわけ世界で高齢化が進むと肉などのタンパク質不足が心配される。しかし、肉は野菜や穀物に比べてもコスト高だ。消費量も所得の高い欧米が圧倒的だ。FAOの報告書は、その偏在する良質のタンパク質源を昆虫食で補おうとする狙いがあるようだ。

[高栄養価で健康的な昆虫]
 もともと昆虫は良質のタンパク質や、コレステロールを減らす不飽和脂肪酸、ミネラル、食物繊維的な働きを持つキチンも多く含んでいる。つまり、高栄養価で健康的な食料なのだ。
 「飼料」としてもエネルギー変換効率が高い。牛肉1キロを得るのの8キロの餌が必要だが、例えば同じ栄養をコオロギで摂ろうとすると2キロの餌で済む。他にも肉より可食部が多く、狭い土地で養殖でき、水もほとんど不要。家畜に比べてメタンガスの排出も少ないというー「非常に環境負荷の少ない食料であり飼料」と言える。

[ベルギーでは昆虫食を認可]
 すでにベルギーなどでは、EU初の「昆虫食認可]の条令を発効している。美食の国フランスでは農家がコオロギなどの養殖に向けたー国への働きかけが起きており、これに呼応するように間昼食番組が増えているという。認可には至っていないが、イギリスやオランダ、ドイツなどでも国内販売が進んでいるようだ。

 もちろん、食の安全に関し、関連法案の整備や栄養分析など、まだまだ取り組むべき課題は多い。だが、欧米、あるいは中韓がデファクトスタンダーを取って市場を占有、出遅れる前に、やはり行政、政治家にいち早く関心を持ってもらい、我が国においての事業化を急いでもらいたい。
(記事抜粋:佐藤さとる 氏 BigLife21-日本再生の鍵を探せ 企業×学校物語 2015/03)

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
a0061688_8354327.jpg

[PR]
by Gewerbe | 2016-10-29 08:35 | Trackback | Comments(0)
『食料安全保障ー(食用コオロギ)』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3202)

 昨年の前半では、「国際テロ」対策への安全保障に加えて、増加する途上国の人工増と地球規模の気候変動からの「食料安全保障」の話題を何度かアップしています。FAO(国連食糧農業機構)が提案す「昆虫食の推進」話題も当時にアップ済みですが、改めて取上げてみます。

『食用コオロギ、夢のドル箱 タイ政府。世界市場に照準 繁殖用意、期待の新産業』
 タイで書協昆虫が脚光を浴びている。昔から昆虫を貴重な栄養源として食べていたが、食用コオロギを育て経済的に成功する人が続出。鉄分などが豊富なパウダーにして海外へ輸出され始めた。タイ政府は年内にも食用昆虫に関する安全基準を作る方針で、国を挙げて世界の供給拠点化を目指している。

「トヨタの(タイ)工場に15年勤めたけど、当時より収入は増えました」。タイ中部チャチューンサオ県で、食用コオロギの飼育場を営むチャンタナーさん(42)は満面の微笑みでこう語った。

 国連食糧農業機構(FAO)が2013年、世界の食糧難に対処するために「昆虫食」を勧める方向書をだしたことも普及を後押しした。アフリカや中東から視察団がタイを訪問。唐揚げ用などんpほか、栄養食品に使用するパウダーに製品化され欧州連合(EU)や米国などの輸出されることも増えた。

 タイ政府は国産昆虫の信頼性を高めるため、コンケン大学などと連携して年内を目途に食品としての安全基準を策定中。ユバ教授は「世界の市場はタイの基準を注目している。今後は欧米への輸出がさらに増えるだろう。家族経営が多い飼育場の産業化が進めば、世界の生産拠点に成り得る」と話している。
(記事:西日本新聞 2016/06/03-09/09 再掲載)

 今、我々が「コオロギを食べる・・・」と聞くと、大いなる抵抗があると思いますが、考えてみれば、「エビ」は海の昆虫といえないこともないですし、古くは信州=長野県を中心として、昆虫を食する食文化は我が国にも古くからあります。
 というか、FAO(国連・食糧農業機構)が、世界の食糧事情を畜産・水産・穀物・野菜・果実のみではなくて「昆虫食」までも真剣に検討している「食料安全保障」という課題を真剣に捉える必要があるのでしょうね。

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
a0061688_22212582.jpg

[PR]
by Gewerbe | 2016-10-28 22:21 | Trackback | Comments(0)
『ビジネス環境:日本34位に後退』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3201)

 世界銀行は今月25日、世界各国・地域の「事業のしやすさ」を評価した2017年版の『ビジネス環境報告書』を発表した。

 日本は全体評価で34位と、前年32位(改定値)から順位を落とした。安倍政権が掲げる「2020年までに先進国で3位以内」との目標から遠ざかり、規制改革の遅れが改めて浮き彫りになった。

 報告書は各国・地域の起業手続きや資金調達環境、投資家保護など10項目を比較し、ランク付けした。
日本は「破たん処理」が2位、「電力供給」が15位となったものの、「起業の利便性」が89位、「税金支払い」が70位と苦戦。制度の柔軟化が課題と指摘された。

 1位はニュージランド、2位はシンガポール、3位はデンマーク。続いて香港、韓国と東アジア諸国の検討が目立つ。
(記事:時事通信 2016/10/26)

【世界銀行】
 各国の中央銀行に対し融資を行う国際連合の専門機関。一般には「国際復興開発銀行=IBRD(International Bank of Reconstruction Development)と呼ぶ。

【関連記事】

「リケジョ」が少なく、111位=日本、男女平等度が後退
世界の政財界首脳が集まる「ダボス会議」を主宰するスイスのシンクタンク(世界フォーラム)は26日、2016年の『男女平等ランキング』を発表した。
 日本は安倍政権アベノミクスで女性の活躍を推進しているが、「リケジョ(理系女子)」が依然少ないことなどが影響し、前年の101位から111位に後退した。首位は8年連続でアイスランドが確保。

by Gewerbe  「貿易ともだち」 K・佐々木

 
a0061688_23113231.jpg

[PR]
by Gewerbe | 2016-10-27 23:10 | Trackback | Comments(0)
『日本銀行券 : 政府紙幣』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3200)

 先週始めには「通貨」の話題をアップしています。その中で「日本銀行が保有する国債の残高が400兆円を超えた」という、「事実上は日銀が政府の借金を引き受ける(財政ファイナンス)だ。」との内容を取り上げています。
 つまり、一万円札や五千円札の「紙幣」は『日本銀行券』か。いや、事実上は『政府紙幣』ではないのか?という内容です。

『政府紙幣』=日本銀行が発行する紙幣とは別に、政府が独自で発行する紙幣のこと。

 現在、日本国内で流通している一万円券、五千円券、二千円券、千円券の紙幣(正式名称は、日本銀行券)は、日本銀行法に基づき日本銀行が発行する法定通貨である。
 また、硬貨(500円、100円、50円、10円、5円、1円)は補助通貨と呼ばれ、政府が製造・発行する。記念硬貨も、政府が製造・発行する補助通貨となる。
 一方、政府紙幣は、日本銀行ではなく政府が発行するが、発行されれば日本銀行券と同じ価値を持つ新しい紙幣となる。

 日本では、明治維新後に明治政府が政府紙幣を発行していたが、1882年(明治15年)の日本銀行の設立後は発行されていない。
海外では、南北戦争下のアメリカ合衆国で弟16代大統領リンカーンが発行したほか、弟35代大統領ケネディが発行したが、両者とも暗殺され、その時点で発行停止・回収されている。
香港では中華人民共和国香港特別行政区が法定通貨を発行しているが、10香港ドル紙幣だけは香港特別行政区政府が発行する政府紙幣である。それ以外の国でも、戦争下に軍票という形の政府紙幣が発行されたが、現在はほとんどの国で発行されていない。

 だが、長引く不況や深刻化の危惧されるデフレ経済、増え続ける国債を解消することが狙いで、政府紙幣を発行する声が上がってきている。
デフレで物価が下がり、物価が安いために物が売れても利益が出ず、企業は従業員の給料を減らす。その結果、ますます物を買わなくなるというデフレスパイラルを、市場に流通する通貨の量を増やすことで解消しようというわけだ。

 ただし、通貨の量が増えることはインフレを引き起こす危険性もはらんでおり、政府紙幣の発行には慎重な対応が求められる。
アフリカ・ジンバブエは1年間で物価が22000倍になるというハイパーインフレを、ロシアは、1年間で物価が70倍になるというインフレを経験している。
具体的には、ロシアにおいて、ある年初めにおいて、一個のキャベツの店頭価格が「100円」であったものが、年末には「7,000円」に値上がりしていた。ということになります。
 施策的な「インフレ政策」という意味は、政策的に市場に現金を垂れ流し溢れさす、という事ですから、「給料が仮に10倍となれば・・」=「物価も10倍・それ以上に跳ね上がる」という危険性を孕みます。
(記事:『政府紙幣』-コトバンク)

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
a0061688_147324.jpg

[PR]
by Gewerbe | 2016-10-26 14:07 | Trackback | Comments(0)
『最近の日本に対するアンビバレント(二律背反的)な見方』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3199)

 「昨今のテレビ番組には、必要以上に日本を悲観した番組と、日本を礼賛する番組が、増えているとの印象があるが、自らの強みと課題、日本を取り巻く環境やチャンスなどについて客観的に考え、知ることが大切であろう。この点で、政府、マスコミ、教育・研究機関の責任はより重要になっていると考える」。
(平賀富一 氏 ニッセイ基礎研究所 保険研究部首席研究員 アジア部長)
ー[ZUU Online 2016/07/18]-

『アジア研究者の一視点:「最近の日本に対するアンビバレント(二律背反的)な見方について思うこと』

 「国際会議等での日本の存在感の低下」と、「日本に関心を持ち、日本製品・サービスを信頼するという人々の増加」、というコントラストは非常に印象深いと感じている。

 1986年当時にタイは、一人当たりのGDPが約800ドルでの水準で、約17,000ドルに達していた我が国とは比べるべくもなかった。さらに、既に東南アジア地域における先進国になっていたシンガポール(1986年の1人当たりのGDPは15,000ドル)へも、日本は、コンピューターの供与やその活用に関する技術指導の援助を行っていた。日本はアジアにおける絶対的なリーダーであり、当然ながら、国際会議など様々な場でも話題をリードしていた。
 一方、アジアの国々では、最大の経済ショックとなった1997~1998年のアジア通貨・金融危機などの厳しい局面を経験しながらも着実な歩みを進め、NIEs(韓国、香港、台湾)、ASEAN(東南アジア諸国連合)諸国、中国・インドなど各国・地域が成長を遂げた。

 今や、経済規模(名目GDP:2016年4月IMFデータ)で、中国は、我が国の2.7倍(2015年)という大差で世界第2位の経済大国となっている。
また、20年前には、我が国が、欧米諸国とくらべても世界最高水準であった一人当たりGDP(2016年4月IMFデータ)では、アジア地域において、シンガポール、香港が日本を上回っている。
さらに言えば、アジア諸国・地域の中で、20年前と同水準やそれを下回る水準にあるのは日本だけであることがわかる。

 かつて、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」などと言われ有頂天になっていた頃の傲慢さは忘れてはならないが、それを経験した世代には、その苦い経験から、必要以上にリスクを恐れチャレンジが進まないということがあるように思う。
 一方、生まれ育って以来、日本がアジアや世界のトップリーダーであった時代を知らない若い世代に対しては、日本の良さや強みと、アジアなど成長地域のダイナミックな動きとそこに存在するチャンスを認識してもらうことが大切であろう。そのためには、実際に多くの若者が、現地の空気や匂いに触れ、現地の人と話し、自らを感じてもらうことが重要と考える。
(平賀富一氏 ニッセイ基礎研究所・アジア部長)

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
a0061688_20344240.jpg

[PR]
by Gewerbe | 2016-10-25 20:34 | Trackback | Comments(0)
『イスラム戒律ー(ハラル)』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3198)

 「イスラム教徒=ムスリム」というと、中近東と考えがちですが、イスラム教徒の人口は2011年時で18億人に達し、世界の人口の”4人に1人はイスラム教徒”となっている。2050年には28億人、世界の”3人に1人はイスラム教徒”に達すると推定されています。 とりわけ、現状で18億人のイスラム教徒のうち、6割=11億人弱がアジア・太平洋州に居住しています。

 このような宗教上の環境下、昨今「ハラル」という言葉をよく耳にする。
『急ぐべき訪日ムスリムのインバウンドへの対応』
 日本政府は日本再興戦略において、2020年に訪日外国人旅行者数2,000万人を目指すとともに、2030年には3,000万人を超えることを目標に掲げている。
 2015年の訪日外国人数は前年比47.1%増の1,973万7千人となり、過去最高であった2014年の1,341万3千人を600万人余り上回った。
 特に日本政府は訪日事業促進事業、いわゆる「ビジット・ジャパン事業」において、韓国、台湾、米国、香港、英、仏、独、豪、加、シンガポール、タイ、マレーシア、インドの14市場を重点市場と位置付けている。

 成長が著しい東南アジアにおいてイスラム教徒(ムスリム)の人工は7億5,000万人に上っている。重点市場のマレーシアは総人口2,400万人のうち2,000万人がムスリムである。
 日本政府観光局(JNTO)の調査によると、マレーシアからの訪日外国人観光客数は2015年に305,500人と2014年の249.521人から22.4%と大幅に増加し過去最高を更新した。この要因としては2013年7月からビザが免除されたことが大きい。

 インドネシアは総人口2億4,000万人のうち2億人がムスリム=イスラム教徒であり、国別のムスリムの人工でも1位である。インドネシアからの訪日外国人観光客数は、2015年には205,100人と2014年の158,739人を29.2%上回り、こちらも過去最高を更新した。2014年12月1日より、IC旅券を所持し事前登録したインドネシア国民を対象としたビザの免除が開始されており、今後さらなる増加が見込まれる。
(※)
 イスラム教徒=(ムスリム)の訪日観光客の増加が見込まれる一方で、イスラム教徒にとって、悩みの種となっているのが日本での「食事」である。ムスリムは、宗派によっては豚肉のみならず、豚から派生した商品も食することが禁じられており、また、アルコールも禁じられている。日本に旅行に訪れたムスリムは「日本食」を食べるのが旅行の目的の一つにかかわらず、原料が何であるかわからないが故に安心して食べられるものが極端に少ないのである。つまり、日本はムスリムへの対応がきちんとできていないが故に、ビジネスチャンスを逃しているのである・・・。
(記事出所:仲野 真人 氏 野村アグリプランニング&アドバイザリー株式会社 2016/03)

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
a0061688_21414445.jpg

[PR]
by Gewerbe | 2016-10-24 21:42 | Trackback | Comments(0)
『ハラル認証ーマレーシア、 ホットドッグはNG・・』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3197)

 少子高齢化に進む日本においては、大学での学生確保や観光地での来客確保に海外留学生や外国人観光客などの集客増を狙うことは不可欠で、宗教や文化の違いを超える対応・対策は避けられない現状となっています。
その一つに「イスラム戒律における”ハラル”」があり、各大学やホテル、観光地の食堂ではイスラム戒律に基づく食事を提供する「ハラル認証」の取得が急増しています。
(※)
 世界人口=68億人の23%がイスラム教徒であり、そのうち68%のイスラム教徒がインドネシアやマレーシアなどのアジア地域です。

『ホットドッグはNG・・・マレーシア、「不浄」な犬含む食品名を禁止』
 イスラム教徒が多数を占めるマレーシアのイスラム開発局(JAKIM-政府組織)は今月18日、ホットドッグなど、英語で(犬)を意味する「ドッグ」という語を名称に含む食品の改名を命じる方針をあきらかにした。
改名しなければ、イスラム教の戒律にのっとった食品であることを証明する「ハラル」認証を受けられない可能性もあるという。

 イスラム開発局(JAKIM)の責任者によると、この決定はイスラム教徒の外国人観光客等からの苦情を受けた処置。「イスラムの教えでは、犬は不浄と考えられており、ハラル認証を与える食品にその語は使えない」としている。

 マレーシアでは多くの屋台やハラルレストランでホットドッグが販売されている。イスラム開発局は、各販売店が2年間有効のハラル認証を更新するタイミングでチェックを(段階的に)進めていくとしている。

 この決定はソーシャルメディア上で嘲笑や批判の声を招いている。あるフェイスブックユーザーは、「宗教に徹して欲しい…英語のアドバイザーになってどうする」とコメント。また別のユーザーは、「ペットショップの皆さん、店内の犬をソーセージと改名してください」と投稿した。
(記事:AFPBB news 翻訳編集 2016/10/19)

 イスラム教を国教とするインドネシアやマレーシアにおいては、(原則として)家庭で犬を飼うことはしません。 ただ、マレーシアの首都・クアラルンプールのコンドミニアム(集合住宅)においては、住人が中国人系マレーシア人富裕層や外国人居住者が多いため、室内小型犬を飼っている家庭も多く見られますが、”ルール違反”でトラブルになるケースも多いようです。プールサイドや公園などを犬を連れて散歩させることは、原則-”ご法度”です。

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
a0061688_935938.jpg

[PR]
by Gewerbe | 2016-10-24 09:35 | Trackback | Comments(0)