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『第50回通関士試験ー(輸入申告書の作成問題)』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3157)

 『通関士試験』は、”試験”として受験性の基礎的レベルを測る「試験としての試験問題」を趣旨とする内容で作成されますから、「直接的に現状の貿易を取り巻く環境の影響に直結する問題内容」とも短絡的には言えないとは思えます。、
 しかしながら、「将来の通関手続きを担う人材の選抜国家試験」とすれば、国際経済・物流の現状の影響下における出題であると考えるべきでしょう。 その意味で、昨年度=第49回の通関士試験においては、発効・施行となったばかりの「日・オーストラリアEPA」のあそこまでの内容が盛り込まれた早速の出題で、受験生のみならず、受験産業に係る人達をも大いに驚かせました。

 昨年度問題の「日・オーストラリアEPA」においては、EPA税率における関税割当が一つのポイントとなりましたが、着目すべきポイントとすれば、拡大・増加する「経済連携協定(EPA)」の中で、一般特恵関税も含め、原産地認定基準における関税の譲許の選択決定の各複数の基礎が盛り込まれた出題ではないかと考えます。

『環太平洋経済パートナーシップ(TPP)』
 オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、日本、マレーシア、メキシコ、ニュージランド、ペルー、シンガポール、米国、ベトナムの12ヶ国での大筋合意を終え、各国での国内法整備の段階です。我が国は、国内産業保護のため、コメを代表とする農畜産物の「重要6品目」が、大きな課題として継続しています。
 この意味、昨年度の輸入申告書問題は、将来のTPP発効を睨んだ”プレ試験問題=予行演習試験”とも考えられないこともありません。可能性とすれば、今年=第50回の通関士試験においても、この「重要6品目=農畜産物」に係る輸入物品での問題作成の可能性は高いと考えるのが妥当です。
(※)
 とりわけ、有効な原産地基準の選択決定による「(有税)・(無税)・(EPA関税割当)」などの申告欄区分や「差額関税」、「スライド関税」などの適用品目における実行関税率表の所属区分等の判断力は多少なりとも組み込まれてくることを予想します。

 TPPを構成する国である「ベトナム」に至っては、現状でも、「一般特恵関税受益国」、「日・ベトナムEPA」、「日・アセアン包括的EPA」が"重ねて複数の関税譲許”が発効されているのであり、将来においての通関業務・通関士の重要な役割の一つとして、「原産地認定基準」、及び、各関税譲許である「EPA特別特恵関税」の適正な運用スキルは避けて通れないポイントです。
(※)
 あくまでも個人的な予測であり、何も確信的な情報はありませんが、「第4類=酪農品、鳥卵、天然はちみつ及び他の類に該当しない食用の動物性生産品」は、”給食用脱脂粉乳”の法改正もあり、一度、実行関税率表の第4類を眺めておくことは”無駄な受験対策”とは考えていません。

 実行関税率表の『第4類=酪農品』は、特に乳製品において、”極めて複雑な判読困難な記載”の内容で、本試験時に初対面でこの第4類に接すると、大きなパニックを引き起こします。

 『第50回通関士試験』、来年9月には「新生通関業法・新生通関士制度』が50年振りの改正でスタートするのであり、既存体系での通関士試験としては”最後の試験!であるとする受験への心構えは必要かと感じます。


by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
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by Gewerbe | 2016-08-30 21:41 | Trackback | Comments(0)
『輸入申告書作成問題ー(関税率) ②』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3156)

 今年の第50回通関士試験の「通関実務科目」においては、試験時間の”10分延長”が発表となっています。
このことは、「出題内容は特段にやさしくしない。内容のレベル的には昨年度レベル以上~』と解釈すべきと考えます。決して、昨年度=第49回試験での問題の「ミス・誤植」対策での試験時間の10分延長ではあり得ないはずです。

 前号では、現状の通関士試験での輸入申告書で解答対象となっていない「関税率」が関係してくる内容としての「20万円以下の少額合算での申告欄分割」の規定をアップしました。

いまひとつ、近年の輸入申告書作成問題において、極めて重要視されているものの一つが、受験者の「基礎的算数能力」の判断が盛り込まれた問題です。

『(差額関税)・(スライド関税)と実行関税率表の所属区分』

これらの(関税率)が適用される物品の関税率表の所属区分は、「単位当たりの課税価格」もしくは、輸入総数量を算出した後でないと、実行関税番号の所属区分ができません。=具体的には、「単位当たりの課税価格」で、10桁の実行関税率番号が決まるわけであり、その意味で実行関税率表の「関税率の見方」と、具体的な「単位当たりの課税価格」の適正・迅速な計算ができない受験生にとっては、極めて苦手(お手上げ)な輸入物品と成り得るわけで、本年の出題対象物品としては、極めて可能性の高いポイントと言えます。
[差額関税]とは?
 輸入品の価格と政策的(国内産業保護)な一定水準との価格との差額を関税率とする関税で、輸入品の価格が一定水準を下回ったとしても、その水準以下で国内市場に出回ることを防ぐことができる。豚肉などに適用されている。
[スライド関税]とは?
 たまねぎ、銅、鉛など国際市況の変動激しい輸入物品については、輸入品の価格が低下すれば適当な関税を課す一方、輸入品の価格が上昇すれば無税とすることにより、国内生産者と国内需要者の利害関係を図る仕組みがとられている。このような関税は無税となる付近で、輸入品の価格が高くなるにつれて関税額が減少していくような部分(スライド部分)を有する。
(記事参考:通関士の指針ー日本関税協会)

by Gewerbe 「貿易ともだち」  K・佐々木
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by Gewerbe | 2016-08-29 22:26 | Trackback | Comments(0)
『輸入申告書作成問題ー(関税率)』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3155)

『輸入申告書作成問題ー(関税額)』

 現状まで近年の通関士試験において、輸入申告書作成問題の解答箇所は、「実行関税率表の所属区分」と「輸入申告価格」の二つの内容のみであって、「関税額」等の税額算出は解答の対象とされていません。


 しかしながら、現状の出題形式においても「関税率」の考慮が組込まれた出題となる場合がありますので注意が必要です。


『20万円以下の少額物品の扱い』

1) 20万円以下の少額物品であっても、同一の税番の大額がある場合は、これに優先合算する。当然ながら、同一番号の20万円以下少額も合算する。

2) [輸入貨物を(有税品)と(無税品)とに区分した上で格別に一括]
 20万円以下の少額物品が複数ある場合、「有税品」と「無税品」を一括して同欄に一括の少額合算はできない。
「有税品」と「無税品」を別欄として合算し、複数物品の合算の場合は末尾(10桁目)を「X」とし、単独物品の場合は「E」とする。

3) 「品目番号が同一であっても、同欄に少額合算ができない場合」
 仕入書に記載された各輸入貨物について品目番号を決定した場合、品目番号が同一となるものであっても、適用する税率が異なる場合及び関税の減免税を受けるものがある場合には、これらをまとめて同一欄で申告することはできない。
(例)
 ① 特恵原産地証明書の有無などにおける特恵税率の一部適用の場合など。
 ② 関係書類有無などにより、一部貨物への減免税の適用など。
(※)
 「T/Q(関税割当)」:関税暫定措置法の規定による「経済連携協定」による【EPA】税率の適用の場合は、”有税品の関税の減免税扱い”となり、その申告欄は別欄に分けなければなりません。
なお、単独物品での20万円以下の少額申告の場合には、10桁目の末尾は(E)を選択することになります。


by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
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by Gewerbe | 2016-08-29 09:06 | Trackback | Comments(0)
『輸出入物品の所属区分ー③』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3154)

 「気持ちはわかるのですが~・・・」
通関士試験における「物品の所属区分」は、部・類・項・号と「9桁」(正確にはNACCS区分番号をも含めた10桁の区分コードの正しいものの選択問題です。
 よって、多くの受験者が、”頭から9桁=(号)の選択に走り”、その前提となる「部」、「類」、「項」の所属区分の決定作業を軽視・飛び越しているように思えてなりません。
(※)
 「実行関税率表の所属区分の決定」は、PCプログラムのチャート表と一緒の「完全終結型」です。21部の各物品が2桁づつ、「類」→「項」→「号」∔「細分」と細分化されていくわけです。

 地域・国・民族・宗教などによって、様々に異なる物品の解釈を持つ者の間での物品売買である貿易に関し、国際的に共通した貿易上の物品の所属区分である「HS条約品目表」があり、その物品の所属区分の原則として「物品の所属区分の通則」があり、「HS条約品目表」においては、21の「部」=2桁→97の「類」=4桁→「項」=6桁→「号」=9桁と順番に所属区分が細分化されていく原則があるわけで、これを軽視しての解答作業は、結果手的に反って、「労多くして、結果を得ず」に終わります。
多くの受験生が、部(2桁)→類(4桁)→項(6桁)→号(9桁)と順番に選択の範囲を絞り込んで行くのではなく、!頭から9桁=(号)の答案を探す」という無駄で常識外の解答作業を行っているように感じています。
具体的には、仕入書(インボイス)の各商品毎に、添付の実行関税率表の全体を眺め廻している受験生が多々居るのではないでしょうか? 少なくとも「部」が決定すれば、他の部を検討する必要もないし、検討せねばならないということは、第一段階の「部」の選定が終わっていないことになります。

 物品の所属区分の決定作業は、「その他のもの」の正しい判断がキー・ポイントとなります。
【その他のもの】
1) どの格(ランク)での「その他のもの」か?
  「類」か?、「「項」か?、「号」か?、「段落ち・ハイフォン」は、1本か?2本か?3本か?
2) 「何に対して?」 その他のものと言っているのか?
  すぐ直前の「同格(項・号)」に対しての「その他のもの」と表現している。

3) では「その他のもの」とは、具体的にどのような貨物になるのか?
  すぐ直前の同格の貨物に記載されている表現と反対の性状の貨物。

(例):第9609.10 鉛筆
9609.10 ー鉛筆及びクレヨン
        100--黒芯のもの
        900--その他のもの
(※)
 結果的に、9609.10-900の(号)の(その他のもの」は=「色鉛筆」となります。


by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
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by Gewerbe | 2016-08-25 22:06 | Trackback | Comments(0)
『輸出入物品の所属区分ー②』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (5153)

【輸出入申告書作成問題における貨物の所属区分】
 以前の[関係部分の抜粋]という安易な内容に変わり、近年の通関士試験における[貨物の所属区分]の内容は極めて複雑で難解なものに変化しています。
(※) この「対照物品が、複数の(部)」に渡るということが、近年試験問題の特徴であり、”難易化”の要因です。

〇仕入書(インボイス)の品目が、7~10品目と雑多・多岐に渡る性状の物品が掲載
〇該当貨物の所属区分が複数の部・類にまたがる。

 つまり、従来の申告書作成問題における所属区分の作業は、「特定の部・類・項に限定された中での処理」でしたが、現状では仕入書の各貨物の所属区分を「(部)→(類)→(項)→(号)と順番にその所属区分を決定していく作業が求められます。
 このため;
①「実行関税率表の解釈の通則」の完璧な内容理解。
②「貨物の所属区分の決定方法」の忠実な手順の実践。
が求められます。


1) 「部」→「類」→「項」
 仕入書(インボイス)掲載に係る複数の「部」(2~3部)が”別冊の実行関税率表”として出題され、各部の冒頭の「注の規定」の解釈が一般的となってきています。この「類、項の注の規定」の軽視や見落とし、読解不足、理解不足は、迅速・適正な所属区分作業への致命的な影響を与えます。
(※)
 各物品はまず、「特定の部」に所属されるのであって、所属する「部」が決まれば、他の部の類・項・号を見る必要はありませんし、見てはいけないのです。←各商品毎に、掲載の実行関税率表の全体を眺め廻して、暗中模索の無駄な解答時間を消費する受験生が多いのではないでしょうか?
2) 「類」→「項」→「号」
 輸出(ハイフォン=横棒)、輸入(段落ち)による(大分類)→(中分類)→(小分類)の「所属区分の細分化」の仕組みの理解が不足しているように感じます。
(※)
 (大分類)=特定の「項」が決定すれば、その中で「号」へと細分化すればよいのであって、「項」の決定後は、他の項に飛びませんし、飛ばせてはいけません。

 輸出・輸入共に、「所属区分の決定」における貨物の分類作業において重要なポイントとなるのが、類・項・号のそれぞれの各部において記載されている「その他のもの」の具体的な理解と運用のです。
この「その他のもの」の意味と運用が充分でないと、貨物の所属区分の迅速・適正な作業は致命的な不正解を呼ぶ結果となります。


※ 「その他のもの」の意味?と理解の仕方 → 次号でアップ予定。

by Gewerbe  「貿易ともだち」   K・佐々木
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by Gewerbe | 2016-08-25 07:06 | Trackback | Comments(0)
『輸入貨物の所属区分の決定』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?  (3152)

『第21部・97類 (こっとう)』
※ 制作後100年を超えた希少価値のある美術品は第97類には所属しますが、そのすべてが、第97.06項の(こっとう)に所属区分されるわけではありません。

1) ① Painting of oil  1pc  US$1,300.00
      Painting,executed entirely by hand, drawn in 1890
  ② Wooden frames 1pc   US$30.00

2) ① Painting of watercolor 1pc    US$990.00
     painting ,executed entirely by hand,drawn in 1950
  ② Wooden frames、made in 1780 1pc    US$2,690.00

(記)
1)の商品は、木製の額縁に取付けた油絵であり、額縁は通常使用する種類及び価値のものである。
 また、油絵は手作業で描き又は装飾した加工物第49.06項の図案には該当しない。
2)の商品は、木製の額縁に取り付けた水彩画であり、額縁は通常使用する種類及び価値のものではなく、
 額縁は希少性価値を有する。水彩画は手作業で描き又は装飾した加工物及び第49.06項の図案には該当しない。

【第21部・第97類 美術品、収集品及びこっとう】
(注)-4
 (A)この項及びこの表の他の類に同時に属するとみられる物品は、1から3までに
   定める場合を除くほか、すべてこの類に属する。
 (B)第97.06項(こっとう)には、この類の他の項の物品を含まない。

1) ①&② 970110000(6)  油絵  ※額縁は油絵のケースとなる。
2) ①   970110000(6) 水彩画
  ②   970600000(6) 額縁(こっとう)

 第21部・第97類は、(97.01)ー書画、(97.02)ー版画、(97.03)-彫刻、(97.04)ー切手、(97.05)
ー収集品及び標本、(97.06)ーこっとう
に6項に区分されており、上記(注ー4(B)の規定により、「骨董(こっとう)=第97.06項」は、この類で他の項の物品は含まれないものを所属させる。よって、1)1890年の油絵は、”制作後、100年以上を超えたもの”ではあるが、第9706項(こっとう)の所属区分ではなく、第9701項の(書画)への所属区分となる。
上記の例では第9701項~第9705項までの物品に属さない「額縁」が独立して(こっとう)に所属区分されることになります。
(記事抜粋参考:BU1510-1507 218P)

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
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by Gewerbe | 2016-08-24 10:22 | Trackback | Comments(0)
『課税価格の決定ー(フランチャイズ)』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3151)

『フランチャイズ契約に基づいて支払うロイヤルティ』
【質問】
 本邦の買手Bは、売手Sから「S」の商標を付した衣類を輸入(購入)し、国内販売しています。
この度、買手は売手とフランチャイズ契約を結び、この契約に基づき売手から直営店の店舗デザイン、商品の陳列、販売員の服装、態度等、販売に係る詳細なマニュアルの提供、指導を受け、直営店「S」商標の輸入貨物を小売販売し、直営店の販売額の4.5%のロイヤルティを支払うこととなりました。
 この場合、当該ロイヤルティは、直営店販売用の輸入貨物の課税価格に算入されますか?
【答え】
 直営店の販売額に対する4.5%のロイヤルティは、フランチャイズ契約に基づく直営店の販売等のノウハウの提供に対する支払いとのことですので、売手Sから「S」商標を付した輸入貨物を購入するための支払いではないものと認められます。
 したがって、買手が支払うロイヤルティは。輸入貨物の課税価格に算入されません。

 なお、フランチャイズ契約に基づき支払われるロイヤルティに、輸入貨物に係る商標権使用の対価として当該輸入貨物の輸入取引をするために支払われるものが含まれている場合には、当該対応する額を課税価格に算入する扱いとなります。
【関係法令通達】
 関税定率法第4条第1項第4号、関税定率法基本通達4-13
(記事出所:関税評価303 No.221 第7版 日本関税協会)

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
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by Gewerbe | 2016-08-23 07:29 | Trackback | Comments(0)
『(売手)・(買手)とは?』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3150)

 課税価格の決定上においては、「(輸出者・輸入者)と(売手・買手)は一緒でなない。」ということが理解済みでしょうか?
 また、輸入取引の内容、「DDPやEXWなどにおいては、売手や買手が輸出者であり、かつ、輸入者である。」という”一人二役”の立場に成り得るケースも普通にあるのが、現状のグローバル化した輸出入の現状です。
 前号でアップした『輸入取引き』においては、「転売」後の同じ日本国内企業間の(乙)と(丙)の取引が「輸入取引」となり、国内の(乙)を「売手」とし、同じ国内の(丙)が「買手」として、その間の売買価格を『課税価格』として決定するという内容のアップです。

 この”常識”での「(輸出者):(輸入者)」と、課税価格の決定上の”輸入取引”における「(売手):(買手)」の理解・認識が不十分であると、近年の「課税価格の計算問題」での正解を出すことは、まず無理です。

『売手及び買手』 (関税定率法基本通達4-1(3))
【買手】とは?
 本邦に拠点を有する者であって、当該拠点において実質的に自己の計算と危険負担の下に売手との間で輸入貨物に係る輸入取引きをする者をいう。
【売手】とは?
 実質的に自己の計算と危険負担の下に買手との間で輸入貨物に係る輸入取引をする者をいう。
(※)
 理解で大事なのは、「輸入貨物に係る輸入取引」という=「輸入取引」とは何なのか?です。


 具体的には、買手及び売手は、自ら輸入取引きにおける輸入貨物の品質、数量、価格等について取決め、瑕疵、数量不足、事故、不良債務等の危険を負担する者をいう。
 したがって、輸入貨物の「輸入者」、「輸出者」が、必ずしも輸入取引における「買手」、「売手」となるものではない。
(※)
 例えば、外国法人の本邦事務所が名目上の輸入貨物の買手とされている場合であっても、当該事務所が実質的に当該外国法人の計算と危険負担の下に当該輸入貨物の売買をしているような場合には、当該事務所は輸入取引における「買手」とはならないので注意が必要である。

(記事参考:通関士の指針 日本関税協会)

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by Gewerbe | 2016-08-22 08:18 | Trackback | Comments(0)
『輸入取引とは?』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3149)

 輸入貨物の『課税価格』は、原則として、その輸入貨物の「輸入取引価格』によることとされている。

【輸入取引とは?】
 「輸入取引】とは、本邦に拠点(住所、居所、本店、支店、事務所、事業所その他これらに準ずるもの)を有する者(個人であるか法人であるかを問わない)が買手として貨物を本邦に到着させることを目的として売手との間で行った売買であって、現実に当該貨物が本邦に到着することとなったものをいう。

 したがって、現実に貨物が本邦に到着することとなった取引が売買以外のものである場合には、当該貨物は輸入取引によらない輸入貨物に該当し、課税価格の決定の原則により課税価格を決定することができないので、定率法第4条の2以下の規定により課税価格を決定することとなる。
(関税定率法基本通達4-1(1))

『貨物が輸入されるまでに当該貨物について複数の取引が行われている場合』
 貨物が輸入されるまでに当該貨物について複数の取引(売買以外の取引を含む。)が行われている場合には、現実に当該貨物が本邦に到着することとなった売買が「輸入取引」となる。
(例)
 外国の居住者(甲)と本邦の居住者(乙)との間で貨物を本邦に到着させることを目的とした売買契約が締結された後、(乙)と本邦の(乙)以外の一つの居住者(丙)との間で当該貨物を本邦に到着させることを目的とした売買契約が締結され、(乙)の指示により、当該貨物が(甲)から(丙)に向けて輸出され、(丙)により輸入された場合は、(乙)と(丙)との間の売買が「現実に当該貨物が本邦に到着することとなった売買」であることから、(乙)と(丙)との売買が「輸入取引」となる。

(※)
[WCO(世界税関機構)関税評価技術委員会採択文書ー解説221]
 関税評価協定第1条にいう[販売]の買手が、通常輸入国に存在すること及び現実支払価格がこの買手により支払われた価格を基礎とすることが同条の基礎的前提とされている。
(記事抜粋:通関士試験の指針 平成28年度版 日本関税協会)

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
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by Gewerbe | 2016-08-20 08:01 | Trackback | Comments(0)
『課税価格とは?』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3148)

 昨年度=第49回の通関士試験・主入申告書作成問題においては;
① 「売手:買手間の契約通貨=US$」か?
② 「買手の買付代理人:売手間の通貨=A$」の何れの外貨を課税価格として
  本邦通貨に換算するか?
「実勢外国為替相場」を適用するのは、(US$=米ドル)か、(A$=オーストラリア・ドル)か?
の選択で、各方面での11月末までの劇的な物議が沸き起こりました。 いずれかに決定するかによって、
5解答欄=5点の得点となるか、一括失点となるかの分かれ道となるだけに、受験者の両解答者とも最後まで、最後の望みを託したポイントでした。

 大事なのは、関税定率法第4条に規定する『現実支払価格とは?』の徹底した理解ではないでしょうか?
定率法第4条の各項に記述する「語句」を暗記して、課税価格の加算要素/控除費用の+-判断をする”暗記受験対策”は反って、正解への”邪魔”であり、理解無しの暗記受験対策は、不正解の解答に導く邪魔者に成り得ます。

【 課税価格=現実支払価格+加算要素に係る費用等-控除費用=取引価格】

【現実支払価格】:現実支払価格の定義
 「現実支払価格】とは、買手が売手に対し又は売手のために、輸入貨物に係る輸入取引きの状況その他の事情からみてその輸入貨物の輸入取引をするために現実に支払った又は支払うべき総額をいい、売手の債務の弁済等の間接的な支払の額を含む。したがって、輸入貨物に係る取引きの状況その他の事情からみてその輸入貨物の輸入取引をするために、買手が売手の負っている債務を弁済するための第三者に対して、現実に支払った又は支払うべき額は、すべて「課税価格に含まれる。
 ただし、輸入貨物の輸入港到着後の運送に要する運賃等、「現実支払価格に含まれない】こととされている費用等がある。

 「現実支払価格】は、輸入貨物の仕入書が輸入取引に係る価格等の条件を正当に表示するものである場合には、その仕入書価格に基づいて認定することとなるが、必ずしも仕入書価格と一致するものではないので、注意する必要がある。

① 『輸入取引』とは何か?
② 『輸入貨物』とは何か?
③ 『買手』と『売手』とは誰が成り得るのか?
④ 『現実支払価格』は、(本邦通貨)か、(外国通貨)か?
⑤ 『外貨建て』での課税価格を換算する「外国為替相場(レート)』はどれを
  使用すべきか?
(※)
 これらの[原則・基礎的な理解」を抜きにして、定率法各条文中の(語句)の暗記のみで解答を得られるほど、近年の通関士試験での出題内容は、輸入申告書作成問題も含み、単純な内容ではありません。


by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木 
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by Gewerbe | 2016-08-19 22:42 | Trackback | Comments(0)