貿易ともだち
gewerbe.exblog.jp

貿易、通関に関するページ
フォロー中のブログ
プロフィール
名前:kenyou
カテゴリ
以前の記事
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
最新のコメント
(川島)様・レントラック..
by Gewerbe at 19:51
【クローズドASP】高額..
by 株式会社レントラックス 川島 at 15:51
 一面のご説明ありがとう..
by soso at 10:09
keikoさんへ: 「..
by Gewerbe at 07:47
今年、合格通知が届きまし..
by Keiko at 23:14
sosoさんへ: コメ..
by Gewerbe at 10:08
"公表の「各6割以上(実..
by soso at 09:22
早速コメント返していただ..
by HS at 23:25
by(HS)さんへ: ..
by Gewerbe at 22:59
いつもとてもためになる記..
by HS at 21:01
最新のトラックバック
情報貸金庫
from 発明屋
グローバル世界の中でささ..
from dezire_photo &..
四季の彩り、森羅万象を食..
from Boochanの宝探し
アサリの産地偽装逮捕の裏..
from かきなぐりプレス
996カレラ かっこいい女性
from etc ~クルマな生活~
ライフログ
検索
タグ
(3)
その他のジャンル
Skypeボタン
ブログパーツ
最新の記事
『DRIED BONITO ..
at 2017-10-17 17:38
『DRIED BONITO ..
at 2017-10-17 07:25
『DRIED BONITO ..
at 2017-10-16 23:34
『DRIED BONITO ..
at 2017-10-15 22:20
『DRIED BONITO ..
at 2017-10-15 03:54
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
<   2016年 03月 ( 38 )   > この月の画像一覧
『里山を侵食する竹林、中越パルプーCNF』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?  (3084)

 前々号でアップした、日本が開発し世界の熱い期待を受ける新素材=「CNF(セルロースナノファイバー」に関して、興味あるニュースがあります。今後の日本の産業・企業の行方を視るには奥深い話題です。
『”竹”から生まれた新素材! 中越パルプ(ナノセルロース)の可能性」
 -市場規模は2030年1兆円説もー

 「中越パルプ」は、出光興産とライオンの合弁会社。新素材ナノセルロースの開発に成功したとの発表した2015年1月27日の株価がストップ高となる前日比50円高の228円まで急騰。
ナノセルロースは、木材などの繊維を直径ナノ単位(10億分の1メートル)まで微細化した繊維で、鋼鉄の5分の1の軽さ、かつ5倍以上の強度を誇る。製紙原料の(木材繊維)から造られるため、製紙メーカーにとってはもともと親和性の高い新素材といえる。パルプはもともと針葉樹や広葉樹といった木材を原料とするが、中越パルプが今回開発したナノセルロースは竹を原料とする点が異なる。
日本全国の里山を竹林が侵食し、里山の植相が変わってしまっている我が国においても、大きな期待が持てる「中越パルプの”竹ーナノセルロース」開発促進とも言える。
 ナノセルロースをポリプロピレン樹脂と配合することで、自動車や電気・電子材料の軽量化などに役立つ新素材として期待できる。

『ナノテクノロジー(Nano Technology)』は、物質をナノメートル(nm,1nm)=10億分の1メートルの領域、すなわち原子や分子のスケールにして、自在に制御する技術のことであり、ナノテクと略される。そのようなスケールで新素材を開発したり、そのようなスケールのデバイスを開発することをいう。(Wikipedia)
 このナノ単位は、我々が色として感知する可視光線の波長よりははるかに短い大きさですから、可視光線はナノファイバーを透過し、木材から作られるにしても。ナノファイバーは、ガラスのように(透明)となります。
ナノという単位がどれほど”小さい”か?というと、竹の細胞の一つの大きさを東京ドームとすると、一つのナノファイバーは、グランドの”砂の一粒”位の大きさとなります。

 原子単位でのデバイス(電子回路)制御が可能となり、折り曲げ自由な鉄の5倍の強度を持つシートとなると、現在の数倍の能力を持つコピー用紙1枚形状などのパソコンの開発は、すでに手の届くところまで開発が進められています。
(記事参考:会社「四季報」ONLINE 2015/01/28)

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
a0061688_1622059.jpg

[PR]
by Gewerbe | 2016-03-31 16:02 | Trackback | Comments(0)
『(佐川急便)∔(日立物流) 物流業務提携』
a0061688_7213695.jpg
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?  (3083)

『日立、佐川と物流提携 相互出資で一体運営 国内2位陣営に』
 -2016/03/30・日本経済新聞ー

「日立物流」というと、私の企業イメージの中では、グループ企業「日立製作所」の火力発電所などのプラント資設関連の運搬を得意とする物流企業と思っていただけに、今回の「佐川急便」との業務提携のニュースは意外でした。

 「日立製作所」と、佐川急便を傘下に持つ「SGホールディングス」は物流分野で資本・業務提携する。日立グループが6割弱を保有する日立物流の株式のうち3割弱をSGに売却する。日立物流は佐川急便の2割を引き受ける。
 日立物流と佐川急便は包括的な協力で、トップの「日本通運」に次ぐ国内物流2位グループを形成し、将来の経営統合も視野に入れる。インターネット通販の拡大や企業のグローバル展開などに対応する総合的な物流網の構築に向け再編に踏み切る。

 両者の物流資本・業務提携の背景には、顧客企業のニーズの多様化がある。メーカーや小売企業が物流業務全般を外部に委託する動きが広がっており、受け手の物流企業の企業規模やメニューの豊富さが問われる。
業界首位の「日本通運」も積極的にM&A(買収・合併)に動くなど、陸運大手の再編が進みそうだ。
(関連記事)
『急激な需要変動にも対応 日立、AIで物流作業効率化』 2016/03/15
『日立、鉄道で1兆円視野 買収・磁力の両輪で急拡大』 2016/03/21
『佐川急便、生鮮品を当日配送 全国から東京23区に』 2016/03/15
(記事出所 : 日本経済新聞  2016/03)

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
[PR]
by Gewerbe | 2016-03-31 07:20 | Trackback | Comments(0)
『CNF(セルロース・ナノ・ファイバー)』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?  (3082)

 新素材として、航空機や自動車、あるいは、スマホやPCのボディーに使用される炭素繊維(カーボン・ファイバー」を開発・実用化したのも日本であるが、新たに”夢の新素材”と呼ばれる「セルロース・ナノ・ファイバー」を日本が実用化し、開発を進める関連企業の株価がトップ高となっている。

 植物から造られるCNFは、環境負荷が少ないうえ、鉄よりも強くて軽い「強度=鉄の6~7倍、重量=鉄の5分の1」といった様々な特徴を備え、幅広い分野での利用が見込まれている。
 
材料が植物(木材)だけに、森林資源の豊富な日本の企業にとって、原料調達が容易というメリットもある。2030年には関連市場が1兆円に達するとの予測もある中、王子製紙を代表とする製紙会社などが量産化への研究開発や用途開発を加速している。

「CNF(セルロース・ナノ・ファイバー)」は、植物繊維を科学的に解きほぐしたものだ。繊維1本の直径は数ナノ~数十ナノ(1ナノは、10億分の1メートル)しかないが、鉄の5分の1の軽さで、6~7倍の強度と、炭素繊維に迫る性能を備える。しかも透明で、熱を加えても膨張しにくいと、ガラスに代わる用途も期待され。植物所以の新素材ゆえに、食品関係や化粧品などへの利用開発も進められており、CNFの活用法は非常に広範に渡っているのである。
いわば、「鉄」と「石油」の両方を代替えし得るほどの素材として世界から注目を集めている。
世界各地、とりわけ日本、フィンランド、スウェーデンにおいて、産業の発展のための応用へと導く門戸が、さらに広がる道筋がつけられており。相当革新的かつ社会的インパクトの大きい「新素材」応用技術開発であることがうかがえる。

 かつての太平洋戦争末期、ジュラルミンの原料確保に困窮した日本が、ゼロ戦の燃料タンクを木材で制作したという話を聞き及ぶが、カーボンファイバーを飛び越し、(木材性=CNF)の新型航空機が空を飛び交う可能性が高いという笑えない話ではある・・・。

 この「CNF(セルロース・ナノ・ファイバー)」実用化技術開発は、森林界のノーベル賞といわれる「マルクス・ヴァーレンベリー賞」を3人の日本研究者が受賞している。
☆(参考)
『”未来の紙”が世界を変える!?~日本発・新素材の可能性~』
 NHK 2016/01/12
www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3571_all.html


by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
a0061688_2383167.jpg

[PR]
by Gewerbe | 2016-03-30 23:08 | Trackback | Comments(0)
『トピックス:(ボディースキャナー)』

 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?  (トピックス)

『中部国際空港、搭乗客を透視検査「ボディースキャナー」設置』
 名古屋・中部国際空港は29日、電波で乗客の服を透視し不審物がないかを調べる「ボディースキャナー」を保安検査場に4月上旬から設置すると発表した。
 
 5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に向け、セキュリティー対策を強化。金属探知機が反応しない爆発物や金属製ではない刃物などの発見が期待される。
旅客ターミナルビル3階の国際出発ロビーの保安検査場に設置する。乗客はスキャナーの中で両手を上げ360°回転。検査結果はモニター上の人の形をした画像に表示される。データーはその都度消去され、プライバシーに配慮する。

 国土交通省は2016年度(4月1日~)から、国内の主要空港にボディースキャナーを順次導入することにしている。
(日本経済新聞 2016/03/30)

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
a0061688_1183583.jpg

[PR]
by Gewerbe | 2016-03-30 11:08 | Trackback | Comments(0)
『第50回 通関士試験』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?  (3081)

 今月=3月も残る3日ですね。このブログも、例年通り4月1日からはアップ話題を「貿易実務」の関連話題から「通関士受験対策関連」の話題に切り替えて継続します。

 特に本年度の通関士試験は;
① 第50回 通関士試験という節目の試験年度である。
② 昨年度試験における試験問題の大きな不手際発生の翌年試験。
③ 5月を中心とする「G7」経済先進国首脳・閣僚会議の開催。
  「伊勢志摩サミット」でのテロ対策=税関の水際対策への対応
と、例年の通関士試験とはかなり異なる環境下での試験実施であるだけに、大きな期待と不安を持って、4月1日からのアップを開始したいと思っています。

 残る3日間、どうしてもアップしたい話題があります。このところ、なにかと国力の低下が叫ばれる我が国=日本ですが、鉄やプラスチックなどの20世紀を作ってきた素材に替わり、新たな(工業素材)の開発を日本は次々と誕生させています。
・(青色発光ダイオード)の発見による「白色LED照明」
・ 塗料を使用しないアモルファス発色
・ 鉄の数倍の強さを持つ「人工クモの糸」
・ 同じく、鉄より軽く、強い「カーボン・ファイバー」
・ 和紙の紙漉きの技術を応用した「カーボンシート」
これらの全てが、日本によって新規に開発された素材・技術です。
(※)
 世界中から熱い期待と羨望を受けている、新たに日本が開発した新素材があります。
「縄文ハス(蓮)」=「大賀ハス」をご存じでしょうか? 今から二千年以上も前の縄文遺跡に埋もれていたハス(蓮根)の種子が発芽し、全国の大学や植物園などで、夏に開花しています。日本は、この植物の種皮や花粉の持つ強靭な有機物質の研究をずっと継続していました。その結果、やっと人工的な製造にこぎ着け、工業生産化への道が見えたのが、「ナノ・ファイバー」です。これは、「カーボンファイバー」や「セラミック」以上の軽さと強度・耐性を持ち、自動車、航空機、船舶の材料が大きく変わる可能性を秘めています。
何よりも「ナノ・ファイバー」の特質を語るポイントとして、その材料は(木材)です。国土の70%を森林に覆われる我が国として、極めて有利な新素材です。
 再び我が国に、(林業復活!)も、時代錯誤の”とっぴょうしもない話・・”とも言えない内容です。
 いずれにしろ、縄文から「自然を見つめ、自然と共存してきた日本」への期待が、世界から集まっていることに注視すべきではないでしょうか?

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
a0061688_21474831.jpg

[PR]
by Gewerbe | 2016-03-29 21:47 | Trackback | Comments(0)
『AFR:(日本版24時間前ルール)』

 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?  (3080)

『AFR:外国輸出港での「出港前積報告制度』=(日本版24時間前ルール)
 テロ対策等、国際的なセキュリティー強化の観点から、税関において、より早い段階で海上コンテナ貨物に関する情報を入手することにより、これまで以上に”水際取締り”を強化する必要があることから、平成24年度関税法改正において、コンテナ貨物を積載して本邦に入港しようとする外国貿易船の運航者及び貨物の運送人に対し、外国貿易船が船積港を出港する前に、詳細な積荷情報「積荷目録=マニフェスト)」を電子的に税関に報告する出港前報告制度が導入されたものである。
(施行:平成26年3月10日~・法根拠:関税法 第15条~第23条)
【法令改正の背景】
 2001年に発生した米国同時多発テロを契機とし、世界税関機構(WCO)は、「国際貿易の安全確保及び円滑化のためのWCO基準の取り組み」として、税関当局が国際貿易の安全及び円滑化の両立を推進するために実施すべき方策をとりまとめた。この基準枠組みでは、税関は海上コンテナ貨物に係る積荷情報を貨物の船積み前に電子的に入手すべきとされています。

 米国等の諸外国においては、自国向けの海上コンテナ貨物を対象に、「WCOの基準枠組み」において最も早いタイミングである船積み港における船積みの24時間前を報告期限として、その積荷に関する詳細情報を電子的に税関に報告することを義務付けています。

 それまでの我が国の海上コンテナ貨物に係る積荷情報の報告制度は;
・改正まで、我が国への入港24時間前が報告期限であった。
・コンテナ単位であり、混載貨物についての詳細が不透明であった。
・税関への報告が電子化されていない。
などの内容から、報告のタイミング、報告内容、報告方法についての改善が必要とされ、米国等の「輸出港における船積み24時間前」には至らないも、改正前の「入港24時間前報告」から「輸出港における出港24時間前報告」に法改正されたものである。
(参考)
 この「外国の輸出港における出港前24時間」以内に、我が国税関への詳細な積荷情報(マニフェスト)を電子的に報告することは、船会社、船舶代理店、NVOCC(国際複合運送業者)にとっては、労力と経費が発生するものであり、荷受人に対して手数料(チャージ)が請求されていると思えます。
(※)
「積荷目録(マニフェスト)報告手数料」は、関税定率法上の「課税価格」を構成する”輸入港までの運送に係る費用)には含まれず、関税定率法第4条に規定する「加算要素」からは除かれ、課税価格には参入しないこととされています。
「AMC(Advance Manifes Fillings)積荷目録報告手数料 25US$くらい、B/L 1件当たり
「AFF(Amended Fee for Fillings) 報告済内容変更手数料 4US$くらい、B/L 1件当たり

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
a0061688_10375241.jpg

[PR]
by Gewerbe | 2016-03-29 10:37 | Trackback | Comments(0)
『AFR(Advance Filing Rules)』
a0061688_8251137.jpg
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3079)

『AFR(Advance Filing Rules)』、「出港前報告制度」のことです。
『AFR』の正式名称は、Advance Filing Rules on Maritime Cargo Infomation.
「日本版24時間ルール」と呼ばれる輸入貨物のセキュリティ管理制度。

 平成24年3月30日、関税法等の改正する法律案が国会で可決され、平成26年3月から施行されています。この制度では船舶の運航者等が、我が国に入港しようとする船舶に積み込まれる海上コンテナ貨物に係る積荷情報を、原則としてコンテナ貨物の外国・船積港を船舶が出港する24時間前までに電子的に税関へ報告することが求められます。(ただし、日本で荷卸ししない通貨貨物は対象外)
(関税法 第15条~第23条)
【税関へ報告すべき内容】
・荷主情報:Shippe(輸出者)r/Consignee(荷受人)/Notify(着荷連絡先)
・貨物情報:品名(具体的な名称)、HSコード(6桁)
・危険品情報:危険品の場合IMDGクラス、UN No.
など、

 現状においては膨大な貿易貨物が、その多くを40フィート海上コンテナを中心として各国間で海上輸送されています。40フィートとは約13メートルの長さがあるわけで、13メートルの鉄の箱の奥に強力爆弾、サリン等の毒ガス、細菌兵器のタンクを隠し、輸入国に到着後にタンクが破裂・開放するようにタイマー設定する。あるいは、スマホから通信により破裂させることは技術的に何らの困難さはありません。
 一方で現状では、「AEO制度」により”法令遵守(コンプライアンス)の社内構築を設定していると承認された「「特例輸入者」は、極めて敏速簡易な税関手続きで輸入の許可を受けることができます。この特例輸入通関の多くは、外国の輸出者によりコンテナ詰めされ封印された貨物は、一度も開封されることなく、海上輸送中に輸入の許可を受け、船卸し、そのまま我が国の輸入者の手元で初めて開封されるという内容です。
 このAEO=「特例輸入者」の承認には、それなりの厳しい審査・適合基準があります。それだけに国際テロにこの「AEO」を逆手に取られると、国が承認した優良輸入者のおおよそ危険物とは関係のない衣類や食品等が積まれた海上コンテナの奥深くに隠匿され、内陸部に搬入後に爆発・破裂させるという事への可能性がないわけではなく、国際テロの思想に同調する社員等がAEO企業にはいない、とも言い切れません。また、国際テロに買収される可能性がないとも言い切れません。
(※)IS=イスラム国は、原油の密輸出や要人の身代金要求により、世界一資金量豊かなテロ集団です。このISの豊富な資金の”分け前”を狙っての活動が、各地域で地域的問題を抱えるイスラム系各国テログループの目的であり、「イスラム原理主義」は”建前に過ぎない”とするのが私の考えです。

 昨日もまた、パキスタンでのアルカイダ系イスラム過激派によるイースター(復活祭)に集まるキリスト教徒を標的にする大規模な自爆テロにより、多くの死傷者が発生しています。
『でき得るなら、この社会を一度、リセットしてくれ、できないのなら、自分が壊す!』とする現状への閉塞感での若者の短絡的な自暴行為・・この点をしっかりと認識する必要があります。かつてのオームの「地下鉄サリン事件」がいい例です。犯行を実行した彼・彼女達は、一般的には高い知識と見分を持っていた者達と理解できます。その彼等があれほどの事件を引き起こす。イスラム国(IS)の実行部隊となる若者はオーム・サリン事件を引き起こした彼等との違いはない。と考えるのは異常な考えでしょうか?
 イスラム国(IS)は、アジアの日本には関係ない。とする根拠はどこにもありません・・・。


by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
[PR]
by Gewerbe | 2016-03-28 22:44 | Trackback | Comments(0)
『伊勢志摩サミットー②』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3078)

 パリ、ブリュッセルと続く連続自爆テロ攻撃を引き起こした「IS(イスラム国))は、欧州でのキリスト教(カトリック)とイスラム教(スンニ派)間における宗教対立であるから、宣伝効果の少ない日本にリスクを負ってまで出かけては来ない」と、楽観視をする意見も聞かれます。確かに、表向きの主義主張は、西欧キリスト教に対する「イスラム原理主義」の対立を看板に掲げてはいますが、「IS」の実態はまったく異なります。その実態を見誤ると、テロ攻撃への対策を誤ります。

「ユダヤ教」⇒「キリスト教」⇒「イスラム教」と順番に誕生してきた(ヤハウェ)を仰ぐ一神教の”兄弟宗教であり、今日、激しく対立するキリスト教とイスラム教は父であるユダヤ教から誕生した、兄と弟の関係であり、全ての宗教を受け入れる我々日本人からするとその対立を理解することは不可能です。
『十字軍遠征』
 11世紀の初め、トルコのイスラム王朝であるセルジューク朝にアナトリア半島を奪われた東ローマ皇帝は、ローマ教皇に救援を依頼し、大義名分として「聖地エルサレムの奪還」として、11世紀~13世紀での200年間で9回の十字軍を派遣しました。現在のイスラム国(IS)が表向きに掲げているのは、この十字軍による暴挙の報復であり、東ローマ時代の領地への(イスラム国の創設)です。
「イスラム国(IS)」は、アルカイダの「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」から独立した過激テロ集団で、自らはイスラム国を名乗っていますが、イスラム国という国は存在しません。イスラム原理主義を規範として統治される政府と社会の実現を目指す政治的組織で、アルカイダと同じくイスラム教・スンニ派を主体とする国際的なネットワークであり、「ジハード(聖なる闘い)」を掲げています。

 以上は、建前的なイスラム国(IS)の持論であり、その実態はまったくに異なります。自爆テロを代表とするISのテロ攻撃の要因は、英国→米国と近年の国際社会を主導してきた欧米キリスト教社会に対する若者の閉塞感・諦め・怒り・失望の行き場を失った虚無感の反動です。これは、我が国においての「オーム真理教」のテロ攻撃(サリン事件)と同様の要因によります。
現社会を戦後リードしてきた米国自体も同様で、大統領選挙でのトランプ氏の人気・躍進は、我が国のオーム真理教やイスラム国(IS)に走る若者と同様な内容があるのではないでしょうか?
つまり、「宗教対立」は建前に過ぎず、まさに「G7=資本主義経済先進国」が攻撃対象であり、戦後、欧米政経に追従してきた日本も標的であることに違いありません。

「イスラム国(IS)」は、「この社会を一度、リセットして欲しい」とする若者の自暴的な行動パターンであり、伊勢志摩サミットでのテロ攻撃の可能性は、特別に中東からの遠征攻撃ばかりでなく、アジアからや日本内部からの「ISテロ攻撃」も、当然に想定できるのです・・。

 通関業務や船舶代理店業務に係る人達は、「輸出国出港24時間前ルール」での貿易における国際テロ攻撃の脅威は充分に理解済みだと思いますが、”貿易における国際テロの脅威”は再度、取り上げてみたいと思っています。


by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
a0061688_2251331.jpg

[PR]
by Gewerbe | 2016-03-27 22:51 | Trackback | Comments(0)
『伊勢志摩サミット』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?  (3077)

【伊勢志摩サミット』=「2016G7サミット」=「第42回経済先進国首脳会合」
「伊勢志摩サミット」は、今年5月26,27日に三重県志摩市において開催される「第42回経済先進国首脳会合」、及び、それと前後して、4月10日に広島市において開催される「外相会合」を皮切りに全国10都市で開催される「閣僚会合」のことです。
「G7」=(Group of Seven):アメリカ、日本、ドイツ、フランス、イギリス、カナダ、イタリア、EU(欧州連合)・現在の加盟国は28ヵ国
(※)ウクライナ問題を理由として2014以降、ロシアが参加を停止しており、以前の「G8」から「G7) に戻っています。

 イスラム国(IS)は、米国を中心とする経済先進有志連合(G7)をテロの標的としており、今年5月に伊勢志摩で開催される首脳会議を中心に、7大先進国の首相、及び、閣僚の全てが日本に結集することになります。
 国際的にもレベルの高い日本の警察庁、海上保安庁、税関、入国管理事務所などの安全保障関連の機関ですから、何も発生なく、無事に開催・終了することを願いますが、昨年の仏・パリ、今月のベルギー・ブリュッセルの連続同時多発テロ攻撃の発生の中、常識的な判断に従えば、”伊勢志摩サミットにおいてテロ攻撃の危険性が高い。という表現ではなく、何も起こらない方が不思議”という極めて緊迫した数か月を日本は迎えます。5月のゴールデンウイークを中心にかなりの催し物の自粛要請や交通規制、輸出入貨物への移動延期や運休等の規制が出始めるのではないでしょうか?
「単純に、”欧州の宗教戦争”で、遠く東洋の日本は関係ない。と言う意味合いとは、ISテロ活動の目的は違います。」 ヨーロッパにおける”十字軍遠征への報復”と考えることはできません。

 2020年の東京オリンピックを控え、日本政府として今回の「伊勢志摩サミット」での国際テロ攻撃を許すことは、東京五輪の開催も危うくなるばかりか、低迷する国際社会の日本への信頼を大きく損なう事に繋がるため、各関係機関。開催都市において、全力で警備強化を進めています。
『外国船の立ち入り検査公開=テロ、サミットでの警戒強化=三重県』
 三重県四日市海上保安部と三重県警などは3月25日、四日市港で外国船を対象に合同の立ち入り検査を行い、報道陣に公開した。
 同県志摩市で5月に主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)が予定されるなか、ベルギーで連続テロが発生したことを受け、テロリストの上陸阻止に向けて警戒を強化する。
 立ち入り検査では、海保職員や警察官ら十数人が、韓国から鉄やコイルを積んで入港した貨物船に乗り込み、倉庫の施錠が適切に行われているかや、乗組員以外に乗船者がいないかなどを確かめた。
(時事通信:2016/03/25)

「G7」は、米国を中心とする「資本主義・経済先進国の有志連合」とは言え、実質的には「世界政府」である。何らの関係のない「第三世界」にまで決定事項が強制されるという非難が出されている。ちなみに、G7での「決議」「決定」「宣言」その他の諸々は、国際法上の根拠は何ら持たない仲間内での取り決めとなる。
☆☆
 第2次世界大戦=太平洋戦争末期において、日本の「神風特攻隊」の自爆攻撃は連合国側を恐怖に陥れましたが、戦後70年の今、まさか!中東から”神の名において、腹に強力爆弾を巻いた特攻隊員(IS)の一般市民を標的にする自爆テロに怯えなければならないとは、だれが想像できたでしょうか・・・?

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
a0061688_12251827.jpg

[PR]
by Gewerbe | 2016-03-27 12:25 | Trackback | Comments(0)
『国際テロには屈しない!:(外国為替レート)』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3076)

「欧州国際テロ事件」⇒「欧州、株価下落」⇒「外国為替相場、(円高)」

『欧州株価が大幅安⇒(円高) ブリュッセル連続テロを受け』
 昨年11月13日の仏・パリの同時多発テロに続き、ベルギー・ブリュッセルでの連続テロ事件を受け、先週の欧州株式市場では航空会社やホテルなど観光事業の業績への影響を懸念し、関連企業の株価が大幅安となった。欧州では先週末に復活祭(イースター)の休暇となり、旅客事業への影響が広がr恐れが心配されていた。

 ベルギー大手のブリュッセル航空をグループに抱える独・ルフトハンザの株価が4%安、格安航空会社(LDC)欧州最大手のライアンエアー(アイルランド)も5%近く下げた。欧州を中心としたホテルチェーンを運営する仏・アコーの株価は一時6%安となった。

 外国為替市場では、英ポンドに売り圧力が強まった。対ドルでは一時ポンド=1.42ドル割れと前日比1%強の大幅安となり、約1週間ぶりの安値をつけた。連続テロを受けて6月に英国が実施する欧州連合(EU)残留の是非を問う国民投票の行方が一段と不透明になったとの見方が広がった。

『(テロ=円買い)短命に 金融市場関係者の意識に変化』
 ベルギーの首都ブリュッセルで3月22日に起きた連続テロ。イスラム過激組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出し、安全資産の「円」には瞬間的に買いが走った。=「円高」 ただ、「円買い」が一巡した後に円相場は下落に転じ、欧州の株式相場は軒並み前日比上昇で取引きを終えた。

「テロとの戦い」が世界のキーワードとなる中、国際金融市場でも「テロには屈しない」との見方が出始めていることが背景にある。
(記事参考:日本経済新聞・経済部 佐伯 遼 氏  2016/03/26)

 国際資本投資家の金融市場への資金運用とは、経済や社会の国際情勢に敏感に対応して、「株式」⇒「主要通貨」の間を資金移動させるのであり、日本の通貨「円」が”安全通貨”とされ、国際的な不安定要因が発生した場合、円が買われ=「円高」となる理由は、日本円が「可もなく、非もなく」という大きな利益をもたらす通貨ではないが、反対に大きな損失を発生させる通貨でもない。との現状からの金融投資家の”一時資金逃避先”という資金安全運用の意味合いが強いです。
なおかつ、資源安による世界経済減速による発展途上国への投資引上げで、機関投資家の資金は行き場を失っておりしばらくの間、小刻みな「円高」、「円安」を繰り返すのではないでしょうか?
(参考) 2016/03/27日 朝
・日経平均株価 : 17,002.75円
・対ドル相場  : 113.12円/US$
・対ユーロ相場 : 126.32円/ユーロ

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
a0061688_7162412.jpg
 
[PR]
by Gewerbe | 2016-03-27 07:16 | Trackback | Comments(0)