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『航空特例ー(輸入者の責に帰することができない理由)』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?   (2731)

(関税定率法施行令第1条の13第2項第6号)
「輸入貨物に係る契約において航空機以外の運送方法により運送されることとされて貨物で、当該貨物の製作の遅延その他輸入者の責に帰することができない理由により当該貨物の本邦への到着が遅延し又は遅延するおそれが生じたため、その輸入者以外の者が運送方法の変更に伴う費用を負担することにより航空機によって運送されたもの」

【上記への航空特例が適用される場合の(3要件)】

1) 輸入取引の契約において、航空機以外の運送方法によって運送されることとされ
   ていた輸入貨物が、 

2) 輸入者(当該輸入者と当該輸入貨物の買手が異なるときは、当該買手も含む。)の
   責めに帰すことができない理由により本邦への到着が遅延し又は遅延するおそれ
   が生じたため、

3) 輸入者以外の者(例えば、輸出者、船会社等)が、運送方法の変更に伴う費用を
   全額又は船運賃との差額を負担する
ことにより航空機により運送された、

場合には、航空機による運送以外の運送方法による運賃及び保険料は、当該輸入貨物を運送するために当初手配された運送方法に係る運賃及び保険料、すなわち『船舶による運送方法による運賃及び保険料等』を課税価格に算入する。

 ただし、この場合において課税価格に算入する運賃及び保険料は、当該輸入貨物を運送するために当初手配された運送法に係る運賃及び保険料の額とされている。

(関税定率法基本通達4の6-1-(1))


 航空特例のこの規定に係る通関士試験での出題例は多いです。問題の記述を適正に読み取り、判断することが必要とされます。

(平成24年・通関実務科目・課税価格の計算問題に出題例)
 「輸入者Mは、本邦の再販売先からの要請を受けて当該衣類の輸入を早期に行うこととし、輸出者Xに対して当該衣類の運送方法を海上から航空に変更するよう依頼する。
この変更に伴い、当該衣類の輸入港到着までの運送に係る追加費用40,000円が発生し、輸入者が25,000円を、輸出者Xが15,000円を負担する。
(解説)
 運送方法の変更に伴う追加費用は、今回の変更理由が航空特例の条件に当てはまらないため、輸入者Mが負担した費用25,000円のみを加算する。なお、輸出者Xが負担している15,000円については(この分割負担が)売買契約に含まれているものと考え、課税価格に算入しない。

 この場合においては、(輸入者側の自己都合による運送方法の変更)であるにも係わらず、売手(輸出者)が増加費用の分担を負担していることは、このような場合での費用分担が売買契約書上において、何らかの締結されているものと判断ができる。
 
by Gewerbe 「貿易ともだち」    K・佐々木


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by Gewerbe | 2015-07-31 15:43 | Trackback | Comments(0)
『航空特例ー(無償の見本)』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?   (2730)

 受験者の一人から、模擬試験問題の一つの情報をもらいました。問題は、実務科目・その他での「航空特例」に関する出題でした。

【航空特例法】=(航空運送貨物等に係る課税価格の決定の特例)
ー関税定率法第4条の6第1項ー
「次に掲げる貨物で輸入港まで航空機により運送された輸入貨物については、高い航空運賃に基づいて課税価格を決定することが適当でないので、航空機による運送方法以外の通常の運送方法=(船舶による運送方法)による運賃、保険料により課税価格を決定する。」

【航空特例法の対象貨物】
①関税定率法第4条の6第1項
②関税定率法施行令第1条の13

 要約すると、次の(3つの具体的輸入貨物)に分かれます。
1) 20万円以下のもの
 
① 無償の商品見本、試作品など
 ② 一時入国者の携帯貨物又は別送品の内、個人的な使用に供するもの及び
   職業上必要な器具
 ③ 本邦に住所を移転するために、本邦に入国する者の携帯品又は別送品のうち、
   、その者及び家族の個人的な使用に供するもの及び職業上必要な器具

2) 10万円以下のもの
 
① 非居住者から本邦に住所を有する者に、その個人的な使用に供するため
    寄贈された物品

3)その他のもの(価格制限のないもの)
 
① 災害の救助、公衆の衛生保持、その他これらに殉ずる目的のため、
    緊急に輸入する必要のあるもの
 ② ニュース写真、ニュースフィルム又はとく恩、録画したニューステープ
   及び新聞の紙型
 ③ 本邦において航空事業を営む者が、その事業に使用するため輸入する
   航空機用品、航空機整備用品及び事務用品で、その者の使用する航空機
   によって運送されるもの
 
④ 輸入貨物に係る契約において、船舶による運送方法されることとされていた
   貨物で、貨物の製作の遅延そのた輸入者の責めに帰することができない
   理由により、本邦への到着が遅延する等のため、輸入者以外の者が運送
   方法の変更に伴う費用を負担することにより、航空機によって運送されたもの
 ⑤ 修繕又は取替えのため、無償で輸入される物品

【無償の見本】
 [関税定率法第4条の6]
  第4条から第4条の4までの規定により課税価格を計算する場合において、当該
 輸入貨物が航空機により運送された貨物であるときは、これらの貨物のうち、無償
 の見本(航空機による運賃及び保険料により計算した場合の課税価格が小額であ
 るものとして政令で定める額を超えないものに限る。

 [関税定率法施行令第1条の12]
  法第4条の6第1項(航空運送貨物に係る課税価格の特例)に規定する政令で定
 める額は20万円とする。

※ この規定を取り上げたのは、問題の記述において、「(20万円以下の)無償の見本」という、(20万円以下)という記述の限定がない場合、これを(正)とするか?、(誤)とするかというポイントからです。

by Gewerbe      「貿易ともだち」   K・佐々木







 








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by Gewerbe | 2015-07-30 23:00 | Trackback | Comments(0)
『輸出申告書作成問題・(インコタームズ)』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?   (2729)

INCOTERMS(インコタームズ)、一般には(貿易条件)とか、(取引条件)との言葉で使用されますよね。売手(輸出者)と買手(輸入者)との間の費用負担と危険負担の分岐点を定めたものです。

 この輸出申告価格は、関税法第59条の2において、「輸出申告の価格は、本邦の輸出港における本船甲板渡し価格(FOB)価格とし、常に日本円(=邦価)で申告する」と規定されています。
しかし、貿易実務において、当事者間でどのような取引条件で輸出するかは当事者間の勝手であり、法令規定に拘束されるべきものでもないので、インボイス(仕入書)には、FOB以外の様々な取引条件の設定となります。

 通関士試験での輸出申告書作成問題における問題の仕入書(インボイス)のインコタームズは直近の5年間は、どのようなものであったか。参考までに(輸出貨物)と合わせて振り返ってみましょう。
(平成22年) : CIF (コーヒー・香辛料)
(平成23年) : DAT (肥料)
(平成24年) : CPT (クリスマス用品)
(平成25年) : CPT (竹製品)
(平成26年) : CPT (ジュース類)

と、過去の試験での出題に限定されていた(3大インコタームス=FOB、C&F、CIF)は、平成22年を最後に、以後の4年間は一問もありません。

特に、平成23年(第45回通関士試験)の「輸出申告書作成問題」においては輸出インボイスの輸出貨物が「肥料」という、化学肥料の(無機物肥料)から、動植物の醗酵品である(有機肥料)までも含む雑多・複雑な内容に加え、「DAT=Delivered at Terminal」=ターミナル渡し条件と、最新の(インコタームズ2010年版をとらえたインコタームズでの出題で、多くの受験者を悩ませました。さすがに、解答への設定条件(記)にはそほれほど複雑な「申告価格評価」に係る設定はありませんでした。

 しかし、今年(第49回通関士試験)の得点配分が5点追加と公布された以上、「輸出申告書作成問題」を軽く考えないことが必要との思いは強く持ちます。
「輸入申告書作成問題」のレベルまではいかないまでにしても;
① 「2010年版インコタームズ」の運送に係る費用の理解
② 輸入申告価格に順ずる「申告価格評価」
③ 輸出統計品目表=「HS条約品目表」「貨物分類の解釈に関する通則」
を、「輸出申告書作成問題」だからと、軽視しないことです。

by Gewerbe 「貿易ともだち」  K・佐々木
 

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by Gewerbe | 2015-07-29 23:08 | Trackback | Comments(0)
『平成25年度・(バンブー祭り)』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?   (2728)

 今年・(第49回通関士試験)において、新規受験者と複数回受験者の割合比率はどの位になるのでしょうか。(新規受験者)は、昨年程度の出題内容のみをとらえて、「通関士試験はこの程度のもの」と短絡的な判断を出さないことです。

 2ヶ月先の10月4日(日)の各通関士試験会場には、新規受験者に加えて、複数回の受験者も多く存在します。中には、平成23年~平成25年の熾烈・苛酷な試験問題を経験している受験者も数多く参加していると思えます。
 彼等は、(煮え湯を飲まされ)、想定を大きく超える理不尽な輸出申告書作成問題に対して、(苦渋の涙を流した)受験者です。
 正直なところ、この3年間の試験で合格を逃してきた受験者には、同情し、彼等・彼女達の(言様もない、ぶつける相手先も定かでない焦燥感)を深く理解できるつもりでいます。
少なくとも、今年が始めての新規受験者は、彼等・彼女達に対する(尊敬の念)は忘れてはならないでしょうね。彼等・彼女達は、不運にも合格は逃してきたけれど、学習レベルは相当に高いものを持っていました。

【平成25年・輸出申告書問題 (バンブー祭り)】
(バンブー祭り)とは、平成25年度の通関士試験受験者が、その(輸出申告書作成問題)を揶揄して名付けた言葉です。
「輸出品目:竹製品」
「インボイス(仕入書品目数):9品目
「輸出品目」:(Fresh bamboo shoot),(Bamboo stick),(Boild bamboo shoot),
        (Bamboo chacoal)(Bamboo basket work),(Bamboo skewer),
        (Bamboo brush),(Bamboo broom)
「掲載統計品目表」:4類 (第7類ー食用の野菜)、(第20類ー野菜等の調整品)
                (第44類ー木材及びその製品)、(第46類ー組物材料
                                           及びその製品)
と、食品としての(竹の子)、(焼き鳥竹串)から、(竹炭)、(竹箒)にいたるまで多種多様な輸出貨物とするかなりの複雑な内容の輸出申告書作成問題でした。

 そのインボイス(仕入書)の輸出製品の一つに(Bamboo Stick)がありました。
(竹製の棒)と理解できる人は、その多くが「竹製の箸(はし)」と判断すると思われます。
しかし、合格発表後の(解答・解説)においては、「第44類の(木製の食卓用品及び台所用品)という記載はない。したがって、44.21項の(その他の木製品)に所属区分される。」とするものでした。
 通関士受験テキストを発行するH社の解説も、この輸出製品を(竹製の箸)とする正解・解説を記載しています。

 確かに、箸(はし)の英単語は、(Chopstics=チョップスチックス)であり、(Bamboo Stick)を(竹製の箸)とする根拠はどこにもありません。なおかつ、箸(はし)は、対(1Pair)を一組とする製品であって、単数形表現されている商品名を考えると反論のしようもありません。
 限られた試験時間中に、そこまで(読み取れ!)、(判断しろ!)と求めるのであろうか・・・。


 しかし、いまだに僕の正直な気持ちの中には、「正解者数割合をみて、合格率安定のために付け加えた苦肉の解答・解説」なのではなかったろうか」とする思いは残っています。

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木







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by Gewerbe | 2015-07-28 23:08 | Trackback | Comments(2)
『通関士試験 (読解力)-②』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?   (2727)

 今日のこのブログへのアクセス数を見ると、本日が「第49回通関士試験・願書受付開始日」とあって、やっと受験生に本気で受験対策への火が付いたようですね。しかし、正直なところ、本年度の通関士試験に対して、今日からのスタート開始では(遅い!)です。後は(死に物狂い・・)での受験対応を重ねるしかないでしょうね。

 前号でアップした、「非常に”くせ”の強い通関士試験に対してクリアーするポイントは読解力」に関し、多くの受験者は、択一式や選択式の(文章問題)の記述内容の理解と思っていることでしょう。
 しかし、出題記述の読解力が最も必要とされ、受験者の読解力が試されるのは、今年の試験において最重要視されるとされている(計算問題)や(申告書作成問題)において顕著なのです。

「課税価格の算出問題」や「延滞税の計算問題」、「申告書作成問題における輸入申告価格」において、(自分は、数学・算数に強いので、国語力において少々劣っていても、計算能力でカバーしてみせる)という意見があれば、とんでもない思い上がりのこっけいな話です。
(算数・計算能力)の前に、出題の主旨を正しく読解し、適正な数式を組み立てることが必要なのであって、(算数力)の前に、(読解力)がきます。

通関士試験の受験生にとっての最大の敵は、受験生自身が持つ;
①(早とちり)=読み込み間違い
②(直線思考)=語句・条文表現のみの判断で、その語句が記述されている背景
  を理解しようとしない。

 確かに、限られた試験時間内で解答作業を進めなければならないわけですが、それだけに、(沈着・冷静)で、(敏速・冷静)な「読解力」が強く求められます。

「課税価格」が、輸入取引に係る輸入貨物・・という大前提等を正しく理解できている上でないと、重ねてアップしているように、過去の申告書や課税価格の計算問題に組み込まれていたトラップ(落とし穴)に嵌るのは目に見えています。
(例)
・輸入貨物である生鮮野菜の種子を買い付けるために仲介者に買手が支払った
 買付手数料)=輸入貨物の(材料)に対する買付手数料=全額加算。
・買手は、輸入貨物を製造するための機械を100万円で購入し、60万円で輸入貨物
 の製造者(輸出者)に提供した。=40万円分の無償供与。
・買手と売手は、本邦への輸入貨物安定供給のため、海外輸出港での倉庫リース契約
 を締結し、その倉庫リース料をの半額を負担する。
 など、
条文に記述する(語句)のみを「直線思考」でとらえ、頑固な早とちりで解答を進めてしまうことは、問題作成の思う壺であって、(してやったり、うまく落とし穴に落とした・・)とほくそ笑んでいるとするのが、通関士試験問題の実態です。

 特に今年の試験においては、「インコタームズ2010年版」の理解なくして、(課税価格の計算問題)や(申告書作成問題)に臨むことは、(滑稽・笑止)以外の結果を呼ぶことはできませんね。

と言うよりも、通関士に求められるのは、客から預かった様々な関係書類や情報を法令規定に照らして沈着・冷静、正確・敏速に分析・汲み上げて申告する能力が必要されるのであって、基本的に充分な検討もなく(早とちり)や(頑固な自分勝手な解釈)で、誤りの申告を繰り返すであろう性格の受験者は、通関士試験段階で廃除するとするのが実態である。とする思いもあります。

 いずれにしても、出題の主旨が正しく理解できない状況下(読解の誤り・不足)で計算機を叩くことは、貴重な試験時間を無駄に焦って過ごすだけの徒労に終わります。
 しかしながら、実科目の計算問題の解答に使える時間は平均すれば、一問=3分以内で、いかに、「沈着・冷静」に「敏速・正確」に出題の内容を読み取り、理解し、計算機を叩くか。(家に帰って、じっくりと取り組んだら、正解が出せた)、(後、5分の試験時間があったら、解答できた)
 所詮は、「負け犬の遠吠え」に過ぎません。 こんなブログに対して、受験者の皆さんは、随分と呆れ、立腹していることでしょうね。皆さんが実際に本試験を受験した10月4日以降であれば、どのような御意見でも左記の(コメント欄)にぶつけてください。受けて立ちます。

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木

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by Gewerbe | 2015-07-27 22:05 | Trackback | Comments(0)
『通関士試験ー(読解力)』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?  (2726)

 前号の終わりに、「つまり、現行の通関士試験は、法令を覚えれば合格できるというものではありません。」とのある面、意味不明の書き込みをしています。
合格を目差して学習を深める受験生からすると、「では、受験対策として残る2ヶ月間、何をどう過ごせばよいのだ!?」との当然の疑問と憤慨の思いがあるでしょう。

 通関士試験が、学習を重ねた受験者を(合格させるための試験か?)あるいは、(不合格にさせるための試験か?)その何れか?と聞かれれば、僕は「通関士試験は、不合格にさせるための試験問題構成である!」と即答します。

 近年では毎年、平均して全国で1万人内外の受験者が受験し、その10%=千人前後の受験者が合格します。10%=千人を選抜するというよりも、その他大勢=9千人をふるい落とす試験という意味合いの方が強い試験と言えるのではないでしょうか。

 いわゆる(受験勉強)として受験対策を重ねてきた受験時間・学習度合いと合格確立は直結しません。
 合格者の数倍の受験勉強を費やして、深く法令の暗記に努めた受験者なのに不合格を重ねる受験者もいれば、予想外の短期間の受験対策で合格を勝ち得る受験者も毎年に存在します。
この違い・差は何?どこにあるのでしょうか?
受験者の中では、(地頭が良い・悪い)という表現をする者も居るようですが、もっと大事な明確な事実があります。

「通関士試験独特の”くせ”」、「読解力」という言葉を繰り返してこのブログでアップしてきました。
また、「通関士試験は、法令の知識を問うというよりも、出題記述を敏速・正確に読み取る受験者の(読解力)を問うという方が強い」との意味不明の理解に苦しむ記述もしています。

 昨年の通関士試験であったでしょうか、通関業法の「通関業の許可の継承」に係る問題で次のような出題があったように思います。

「通関業の許可を受けた者が死亡した場合、その相続人は引き続き通関業の許可を受けているものとして通関業務を行うことができる」

 
この問題記述は、明らかに誤った記述です。通関業法第13条第3項の2)において;
「通関業の許可を受けていた者が死亡した場合は、相続人が、引き続きその許可を受けているものとみなされる。」という規定は存在します。しかしながら、この規定は、「通関業の許可消滅の際に、現に進行中の通関手続きがある場合」の規定であって、(通関業の許可の継承)に係る条文ではありません。

 通関業者が死亡したときは、その通関業の許可は消滅するものとされており(通関業法第10条第1項第2号)、その相続人は被相続人の通関業の許可に基づく地位を承継することはできない。
(通関業法には、許可の承継に関する規定はない)


 つまり、「問題のタイトル」は何なのか? この場合は、第10条の(許可の消滅)であって、第13条の(消滅の際に、現に進行中の通関業務)に係る問題ではありません。
これらのポイントを沈着・冷静、敏速・正確に読み取る(読解力)が、合否を決定する大きな要因となるのです。

 この対応への意識を持った受験勉強でない限り、どれほど学習を深めようとも、合格書を得ることはまず無理です。通関士試験はそのような”くせ”の強い試験です。

by Gewerbe  「貿易ともだち」   K・佐々木











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by Gewerbe | 2015-07-27 05:57 | Trackback | Comments(0)
『CMAA (税関相互支援協定)』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?   (2725)


 週明け(7月27日)の月曜日は、「第49回通関士試験・受験願書」の受付け開始日です。願書受付は、8月10日(月)の2週間内に限られますから、遅れないように、早めの対応を忘れないでください。

【CMAA(Customs Mutual Assistance Agreement) 税関相互支援協定】

 
前号では、「AEO相互認証制度」を捉えて、輸出申告価格が国際的に共通・標準化に即した価格での申告が不可欠な通関環境に変化している内容をアップしました。
 各国税関の国際的な協調活動は、この「AEO相互認証制度」に加え、「CMAA・(税関相互支援協定)」と呼ばれる協定の締結も拡大しています。

 税関当局間において社会悪物品の密輸防止、知的財産権侵害物品の水際取締り等を目的とした情報交換を行うことや、通関手続きの簡素化・調和化等について協力することを定めた国際約束。
 我が国の税関当局は、世界各国との間で積極的に締結・交渉中で、発行済み又は署名済みの相手国・地域は28ヶ国・地域に及びます。(平成27年5月 現在)


 国家の税徴収、輸出入規制を取締りを担う税関ではあるが、現状における税関の役割は、国際物流、国際経済活動における統一規準・国際協調という”大きな変動下にある”という事実を捉えて受験体制を構築する必要があります。

国家の主権としての(税徴収業務)、(輸出入規制)を超えて、国際統一化・標準化への協調が、通関手続きの具体的な内容を変化させています。
我が国の関税・通関を定める関税法、関税定率法の(原則)規定に留まる受験対応では無理があります。
 インコタームズでのDAT、DAPのように、関税法規定では、記載もされていない現状の国際物流、国際経済活動に係る内容が具体的に、どんどんと通関士試験内容に組み込まれ初めていることを、しっかりと意識する必要性を感じます。

 つまり、現行の「通関士試験」は、(法令を覚えれば合格する)という内容の試験ではありません。

by Gewerbe   「貿易ともだち」   K・佐々木

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by Gewerbe | 2015-07-25 05:37 | Trackback | Comments(0)
『輸出申告価格』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?   (2724)

 前号において、 「従来、早期な段階で、この輸出価格の適正な規定改正を実施しなかった無作為には頬かむりをしたまま、なし崩し的に実務面からの適正インコタームズの理解への普及にやっきになっている。」のが実情です。
と、かなりの辛辣な表現をしています。この表現の真意はどこにあるのでしょうか?

 通関士試験においても、DAT(Delivery at Terminal)や、DAP(Delively at Place)等の新たなコンテナ輸送や国際複合一貫輸送下におけるインコタームズでの出題が実施されていることを強く念頭に置かねばなりません。

【関税法施行令・第59条の2第2項】
 
第58条第1号(輸出申告)に掲げる貨物の価格は、当該貨物の本邦の輸出港における本船甲板渡し価格(FOB価格)とし、関税定率法の第4条から第4条の8まで(課税価格の計算方法)により計算された課税価格に相当する価格とする。

 
お解りでしょうか? 関税低t率法第4条(課税価格の決定)の規定は、輸入申告における課税価格の規定のみでなく、 「(輸出申告価格)は、この関税定率法第4条の課税価格の決定方法の規定による価格でなけねばならない。」と、その施行令において具体的に規定されています。

【FOB価格=Free on Board (本邦輸出港における本船甲板渡し価格条件)】
 
FOB条件とは、旧・在来船における船会社と輸出者の受渡しを原則とし、現状では、石炭や小麦等の(バルク・カーゴ)などのチャーター・パーティー(傭船契約)に限られます。
 一般貨物の多くの輸出入貨物が運送される「コンテナ輸送契約」や、「国際複合一貫輸送契約」が一般化する中、この旧態なインコタームズ規定での「輸出申告価格」を法令上で規定する現状は、その経費の扱い、リスク分担の面で様々なトラブル要因をはらんでいます。

 特に問題要因として指摘されるのが、「コンテナ・ターミナルにおける諸経費」です。
現状のコンテナ輸送においては、船会社と輸出者の荷渡し場所は、FOBに規定する=(本船甲板渡し)ではなく、それより前にくるコンテナ・ターミナルで、輸出者から船会社に貨物が引き渡されます。

 コンテナ船による輸出の場合、その正しい貿易条件表記は関税法上の(FOB)ではなくて、
(FCA(Free Carrier)=運送人渡し条件)と表記されねばなりません。

 つまり、コンテナ船によるコンテナ輸送で輸出したにもかかわらず、その仕入書(インボイス)上の貿易条件をFOB価格とすることは、船会社から輸出者が請求を受けて支払った「CTC=コンテナ・ターミナル・チャージ」・「THC=ターミナル・ハンドリング・チャージ」がその輸出申告価格に算入されていないという、非常に不透明なものになる危険性をはらむという現状が多々あります。

(確信)はありません。しかし、仮に僕が第49回通関士試験の試験問題作成者とするならば、間違いなく、これらの輸出価格評価を盛り込んだ問題を作成し、「輸出申告書作成問題」に(輸出申告価格の解答欄)を追加します。
”遅すぎる”という具合の、そうせざるを得ない国際物流、通関現状であると感じています。

by Gewerbe   「貿易ともだち」   K・佐々木




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by Gewerbe | 2015-07-23 23:02 | Trackback | Comments(0)
『第49回通関士試験・(得点配分の改正)-②』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?   (2723)

 何も具体的な本年度・第49回通関士試験の(特定配分の改正)においての公布がされていない現状において、前号での「輸出申告書において、輸出申告価格を新たな解答欄として追加する」とする個人的な想定は、大胆な想定であるかともの思いも残ります。
 しかし、
① 金額の大きい順に記入せよ。
② 20万円以下のものは、最後の欄に小額合算し、その中で金額の最も大きいものを
  統計品目の代表として、10桁目のNACCS区分はXとせよ。
である以上(円価に換算する為替レート計算は省略できるにせよ)、各欄の申告価格は算出しなければならなかったわけで、輸出申告価格が新たに解答欄として追加されることに、大きな試験解答の負担が増えるというわけでもありません。大差ない時間内で、間違える受験者は、5欄の全てを不正解とし、理解できている受験者は5欄の全てを正解とする「芋づる結果」となるだけです。

 今回の「第49回通関士試験の得点配分改正」を考えるにあたって、やはり、「通関士試験」は、財務省が実施する(実務国家資格試験)であるという事実を、はっきりと認識する必要があります。
決して、単なる(試験のための試験)ではありません。今後の税関手続き、国際物流業務を担う資質を持つと判断できる人材の選抜国家試験が通関士試験です。
「試験のための試験」での気持ちで受験に臨む受験者をいかに排除するか、しつようなまでの問題構成で、それらの受験生を不合格に導く巧妙な試験問題構成が仕組まれている特殊な試験であるとの僕の認識は、今も変わりません。

 現状の通関士試験を取り巻く税関手続き・貿易上の大きな課題として、2つ考えられます。
1) WCO(世界税関機構)の提案した、特定輸出申告等の(AEOの国家相互認証
   制度)。
2) 2010年版インコタームズの普及
です。

’AEO国家相互認証制度)は、我が国がコンプライアンス(法令遵守)に優れていると認証して、簡易・敏速な通関手続きで輸出された貨物は、輸入国側でもこれを尊重し、簡易・敏速な輸入通関を実施するとしたもので、具体的には双方において、申告⇒許可は、数十秒単位で完了します。

 ここで大事なことは、輸出国においての輸出通関が、国際基準に照合した正しい価格で輸出申告されていないと、その価格を信頼し、輸入国において、ほぼ無審査での敏速・簡易に輸入許可を与えるわけにはいかない、という事実です。
「AEO国家相互認定制度」の国際的な確立は、(国際共通規準での適正な輸出申告価格での輸出申告が不可欠)という、我が国にとって、強力で迅速な外圧による我が国の通関体制改善が迫られている。」のが、現状事実です。

【2010年版・インコタームズ】
 
我が国は、関税法規定において、かたくなに旧在来船における(FOB価格)・(CIF価格)を輸出入の申告価格として規定してきました。一般輸出入貨物の大半が、コンテナ船や、国際複合一貫輸送が一般化する現状において、様々な経費的・責任分岐点などのトラブルを発生させているのも事実であり、通関手続きが、国際的に標準化する現状において、運送形態に則した正しいインコタームズ(貿易条件)の使用が、上記の(AEO国家相互認証制度)にも照らして急務となっています。
 従来、早期な段階で、この輸出入申告価格の適正な規定改正を実施しなかった無作為には頬かむりしたまま、なし崩し的に実務面からの適正インコタームズの理解への普及にやっきになっている面が見受けられます。

① 「AEO相互認証制度」に係る、国際標準的な輸出申告価格への算出評価
② 最新インコタームズでの経費・危険リスク分岐の理解

この2点を抜きにして、本年度の通関士試験の「得点配分の改正」を語ることは、僕はできません。

by Gewerbe  「貿易ともだち」   K・佐々木








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by Gewerbe | 2015-07-23 00:26 | Trackback | Comments(0)
『第49回通関士試験・(得点配分の改正)』
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?   (2722)

 今年は早々と7月1日(水)に、「第49回通関士試験・受験案内」が公布され、(得点配分)の改正があることが解り、受験生を様々な想定と不安に陥れていますね。

 僕自身も、その事実を知った時は、(昨年までと変わる)ということだけで、冷静さを失い多少のパニック状態に陥っていたのが、誤魔化しのきかない正直なところです。

 何も具体的な詳細が公布されていないから、様々な想定が飛び交い、受験生の必要以上の不安が高まっている現状と思えます。

 大事なのは、落ち着いてに公布されている事実のみを冷静に捉え、想定での不安に走らないことですね。(反省)

 受験生の一番の不安材料となっているのが、「通関書類の作成問題」で、(2問=20点)への5点増加の改正です。
① 輸出を5点増やす。
② 輸入申告書の(申告価格)を@2点とする。
の双方の想定で受験生に意見が分かれています。

 公布された「通関士試験公告・受験案内」での記述は、
・通関書の作成要領(注2)   20点(2問)
(注2) 輸出入・港湾情報処理システム(NACCS)を使用して行う輸出申告と輸入申告
    の問題を、前回(第48回)と同様の形式で各1問出題する。
と、公布されている事実は、この2点のみのです。
 上記の問題においては、「1問(1解答)=@2点」とする、という改正の具体的な公布はされていませんし、何も書かれてはいません。

 僕も”重大な早とちり”を行い、このブログ上でアップしてしまった事を深く反省している事実があります。
「(選択式問題)・(計算問題)・(申告書作成問題」において、昨年までの@1点から⇒@2点となる改正の事実は、少なくとも現状において、どこにもありませんし、何らの公表もされていません。
僕も含み、受験生の勝手な想定に過ぎません。

 上記の通り、「受験案内」において、「問題数は昨年と同じ」であるが、「解答欄数も昨年と同じ」とは一言も公布されてはいません。

昨年と同様に、(1解答=1点)の可能性は十二分に残っていると、現状の僕は考えます。


 昨年(第48回)の輸出申告書において、気になる問題設定(記)があります。
【平成26年度・輸出申告書の作成問題】
(記) 4.別紙1の仕入書に記載されているそれぞれの品目の価格(CPT NEW YORK)
      には、次の価格が含まれている。
  イ、売手の工場における貨物の梱包に要する費用
  ロ、売手の工場から輸出港までの海上運賃
  ハ、目的地(輸入港)までの海上運賃
 
 つまり、「輸入申告書」の(関税評価)と同様に、関税法上における輸出申告価格=FOB価格を評価=算出を具体的に(解答欄)として追加する。

① 一般的でないインコタームズ(取引条件)での仕入価格とする。
② (課税価格の計算問題並みの評価条項)を加える。

ことでの問題構成、新たに(申告価格の解答欄)を加えることによって;
 
輸入申告書作成に加えて、輸出申告書においても、(受験生のインコタームズ、関税評価のスキル=理解度をを問う)という意味合いで、「1問=10解答欄=@1点」とする想定が、ぼく自身の中では段々と高まってきています・・・。

 
ここ数年の通関士試験の内容からして、安易に”軟化”・”透明化”と、素直に捉えるわけにはいかない!とするのが、複数回受験者の本音ではないでしょうか?

by Gewerbe  「貿易ともだち」   K・佐々木








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by Gewerbe | 2015-07-22 00:03 | Trackback | Comments(0)