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「通関実務科目・(課税価格の計算問題)ー按分ー②」
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?  (2536)

前号=昨日・No.2535の【解答・解説】:(平成20年度・本試験問題)

・売買契約は@250円×24,000個だが、
1)3.の記載(条件)により、20,000個はB国の販売支店に送り、残りの4,000個を
  本邦に輸入

 ・課税価格となる(本邦への輸入):・・・・・・・@250円×4,000個=1,000,000円
2)[販売手数料]:(加算要素)・・・・・・・・・ 1,000,000円×1.5%=15,000円
3)自社生産の金型
① 金型の(生産原価)が加算要素
  ② 24,000個製造後に廃棄=全額加算要素・・・・・・・(42,000円)
  ③ 金型を無償供与するための運賃・保険料=全額加算要素( 6,000円)
 
 ※合計の48,000円は24,000個の生産のためのものであり、今回の輸入分は4,000個にみ。
 「48,000円×4,000個÷24,000個」=8,000円のみを加算する。


4)プラスチック製品20,000個をB国の輸入港まで運送するめに要した費用=
  35,000円は、今回の課税価格に考慮すべき(本邦への輸入貨物に係る輸入取引き)  とは、無関係の費用であり無視する。
5)プラスチック製品を本邦の輸入港まで運送するために要した運賃及び保険料
  (加算要素)である。

☆ (加算要素)の合計:
 1,000,000円+15,000円+8,000円+35,000円=1,058,000円 



 この問題の(解読)⇒(理解)⇒(計算式作成)⇒(計算)⇒(解答算出)⇒(解答欄マーク)⇒(見直し検算)
の一連の作業が、”2~3分でできる訳が無い!”
 僕もそう思いますよ。しかし、17問の試験時間全体を割り振りしてみてください。その時間しか確保できません・・・。上記の様な”几帳面な手順を追った解答作業をする余裕などとても許されていません!問題を読みながら=即決で判断して、計算機を叩く。読み終わった時には解答欄の数字をマーキング・・・その時間しか無いでしょうね・・・。

この事実を8月の終わり頃に説明を受けたり、気付いても”時、すでに遅し・・”です。

by Gewerbe   「貿易ともだち」  K・佐々木
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by Gewerbe | 2014-06-30 21:23 | Trackback | Comments(0)
『通関実務科目・(課税価格の計算問題)-按分ー』
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?   (2535)

『平成20年度 通関士試験 通関実務科目・その他の問題ー(課税価格の計算)』
※ 「課税価格の計算問題」におけるー按分(あんぶん)-とは、こういった出題です。
【問 題】 平成20年度通関士試験出題
 次の取引内容に係る輸入貨物の課税価格を計算し、その額をマークしなさい。

1.輸入者M(買手)は、A国の輸出者X(売手)からプラスチック製品を購入する契約
  を、Xの子会社Y(本邦所在)を解して締結した。
2.当該プラスチック製品の売買契約書には次の事項が規定されている。
 イ 単価・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     250円
 ロ 売買契約数量・・・・・・・・・・・・・・・・・     24,000個
 ハ 購入価格の1.5%の販売に関する手数料をMがYに支払う旨。
 ニ 当該プラスチック製品の生産のために使用される金型は、Mが自社生産
   し、Xに無償提供する旨。
 ホ Xは、契約数両分の当該プラスチック製品を生産した後にい当該金型を
   廃棄する旨。
3.Mは当該プラスチック製品24,000個のうち、20,000個はB国の販売支店
  に送ることとし、残りの4,000個を本邦に輸入する。
4.Mは、当該プラスチック製品の生産に使用された金型のXへの無償提供及び
  当該プラスチック製品の運送に関連して、次に掲げる額の費用を上記購入の
  価格及び販売に関する手数料とは別に負担している。
 イ 当該プラスチック製品の生産に使用された金型の生産費・・・42,000円
 ロ 上記金型をXへ提供するために要した運賃及び保険料・・・・ 6,000円
 ハ 当該プラスチック製品20,000個をB国の輸入港まで運送する
   ために要した運賃及び保険料・・・・・・・・・・・・・・・85,000円
 ニ 当該プラスチック製品4,000個を本邦の輸入港まで運送する
   ために要した運賃及び保険料・・・・・・・・・・・・・・・35,000円

【解 答】 :1,058,000円
【解 説】:次号


近年の通関士試験・「通関実務科目」は、(申告書=輸出・輸入の2問:15点)と
(その他問題の15問:15点)が、”それぞれにおいて基準点以上(6割以上)と
なっています。
「その他問題」=(文章問題):5問、(計算問題):5問、(商品分類):5問
9/15=(計算問題)を捨てて、(文章問題)と(商品分類)を全問正解を出す!
というレベルの内容ではありません。(計算問題)も含め、それぞれの問題で失って
いいのは、各2問まで!という”極めて熾烈な現実・・”を捉えて受験対策を進めて
ください。


このレベルの問題を”2~3分以内の時間に正解を出す!”という解答時間しか確保できない。
という、「通関実務科目」の実態をしっかりと把握した上で、受験対応を取る必要があります。

僕自身も、現役の通関士ですが、僕個人としてはっきりと言えることは;
「(通関実務科目)免除での通関士試験合格者のスキルは、”まったくに信用していません!”」


by Gewerbe   「貿易ともだち」
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by Gewerbe | 2014-06-29 21:58 | Trackback | Comments(2)
『通関実務科目・(課税価格の計算問題)』
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?  (2534)

ー前号(昨日)の【問題】の解答・解説ー

1.@2,000円 × 500着 = CFR 1,000,000円

2.買手(輸入者)が無償供与したボタンの数は3,000個である。
  @10円 × 3,000個  =       30,000円
  買付け手数料は10個ごとにボタン代金の5%
  @10円 × 10個 × 5% × 10/3000個
                       1,500円
  ボタンの送付費用          20,000円
3.今回の海上から航空運送の変更は、「航空運賃特例ー第4条の6」の条件には該当しない。
  買手(輸入者M)が負担した額のみ加算。 25,000円

1,000,000 + 30,000 + 1,500 + 20,000 + 25,000円=1,076,500円

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
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by Gewerbe | 2014-06-27 21:55 | Trackback | Comments(0)
『通関実務科目・(課税価格の計算問題)-按分』
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?   (2533)

「平成24年・第46回 通関士試験 実務科目 第11問 (課税価格の計算問題)」
【問 題】 次の取引内容に係る輸入貨物の課税価格を計算し、その額をマークしなさい。

1.輸入者M(買手)は、衣類500着を輸入するため、A国の輸出者X(売手)との
  間で、CFR条件により売買単価2,000円/着で当該衣類に係る売買契約を締結
  する。
2.今般、輸入者Mは、当該売買契約に基づき、輸出者Xから当該衣類500着を輸入
  する。
3.輸入者Mは、本邦の商社Yにボタンの買付けを委託する。当該委託に係る契約に
  おいて、輸入者Mは商社Yが買付けするボタン10個ごとにその代金の5%の額
  を手数料として支払うこととされている。
4.商社Yは、輸入者Mに代わって、資材メーカーZからボタン3,100個を売買単価
  10円/個で買付けする。輸入者Mは、当該ボタンの代金31,000円及び当該ボタン
  の買付けに係る手数料を商社Yに支払う。
5.輸入者Mは、当該ボタンの、3,000個を輸出者Xへ無償で提供し、当該提供に
  要する費用20,000円を負担する。
6.輸入者Mは、当該ボタンのうち、3,000個を使用して衣類500着を製造する。
7.輸入者Mは、本邦の再販売先からの要請を受けて当該衣類の輸入を早期に行う
  こととし、輸出者Xに対して当該衣類の運送方法を海上から航空に変更するよう
  依頼する。この変更に伴い、当該衣類の輸入港までの運送に係る追加費用として
  40,000円が発生し、輸入者Mが25,000円を、輸出者Xが15,000円を負担する。
8.上記の者のいずれの間にも、特殊関係はない。

【解 答】 : 1,076,500円
【解説】は、次号~でアップします。


前号でも書いている通り、(申告書作成)も含めた「通関実務科目・17問」:1時間30分の中で、この第11問の解答作業に使用できる時間は、単純割り振りでいけば、”2~3分のみ!”です。
この問題の解答に3~5分以上を使えば、他の問題の解答時間が必然的に削られます。


試験において大事なことは、この問題が(自分で、他の問題の解答時間割り振りの範囲内で解答作業を終えれるかどうか?という受験生各自のスキルです。
 それ以上の時間を使わないと、使えば正解が出せる!となれば、「合格基準内の得点」を稼ぎ出す問題の選択です。
 現行の基準でいけば、”6割以上”を確実に正解を出せる問題に絞って、”集中的!”に受験対応することです。
 その意味で、「輸入貨物の所属区分(実行関税率表)」に比べれば、「計算問題」は、学習すれば、”必ず点が取れるポイント!”です。
 (全問に正解を出すことは不必要です!)


 近年の通関士試験・(実務科目)の出題は、”全問の正解”を出せるレベルでもなく、また、それほど、”真っ当な品の良い出題・・”でもありません!


by Gewerbe   「貿易ともだち」   K・佐々木
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by Gewerbe | 2014-06-26 22:13 | Trackback | Comments(0)
『通関実務科目・(課税価格の計算問題)』
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?  (2532)

(No.2529・6月23日 平成24年・第47回通関士試験・(実務科目 その他 第11問)
【解答・総合解説】
 1)CIF価格:@US$200.00 × 300個=CIF・US$60,000.00
 2)US$60,000.00 × 110円/US$=        6,600,000円
                        (※)当事者間の合意による為替レート 
 3)生地の無償提供費用 
    ① 生地代金                       500,000円
    ② 生地のプリント・デザイン料(本邦デザイン)   150,000円
    ③ 製造者までの運賃                  70,000円
    ④ 製造者までの運送保険料              20,000円
    ※ 輸入通関手数料は、製造者負担のため、課税価格には算入されない。
 
6,600,000万円+500,000円+150,000円+70,000円+20,000円=7,340,000円 


今回の問題は、設問7.にも注意が必要です。

7.製造者Xは、輸入者Mから提供を受けた生地を全て使用して当該契約に係る当該鞄を生産するものとする。また、当該鞄の輸出者は製造者である。

 今回は、輸入貨物(鞄)が、無償提供された生地で作成できる個数の全ての個数であるため、その全額を加算していますが、仮に、今回の輸入された鞄の個数が、上記3)の無償提供された資材で製造できる鞄の総数の一部である場合は、今回輸入数量分で”按分”した費用のみが課税価格に加算する費用となることに留意が必要です。

次は、課税価格の計算における「加算費用の按分(あんぶん)」に係る過去出題を取上げてみる予定です。ー各受験生の算数・計算能力判断のための ”伏兵・・”です。

by Gewerbe   「貿易ともだち」  K・佐々木
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by Gewerbe | 2014-06-25 22:58 | Trackback | Comments(0)
『通関士試験・(実勢外国為替相場)』
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?   (2531)

ー前々号 No.2529 (6/23日)より続くー
[平成25年度・第47回通関士試験・実務科目 第11問(課税価格の計算)]
5・輸入者Mが当該鞄を輸入申告する日における税関長が公示する外国為替相場は、
 [1米ドル=100円]である。
1.ハ
  当該契約の代金については、輸入者Mと製造者Xとの間で合意された外国為替
  相場[1米ドル=110円]により本邦通貨に換算のうえ決済する旨。

【解 説】
(関税法第59条の2)-(関税定率法第4条の7、施行規則第1条)
「外国通貨により表示された価格の本邦通貨への換算は、輸入申告の日の属する週の前々週における「実勢外国為替相場」の週間の平均値として税関長が公示する相場とする。


(関税定率法基本通達4の7-2)
[当事者間で合意された外国為替相場の取扱い]

 取引の当事者の間において、当該取引に係る仕入書等に表示されている価格を、当該当事者間で合意された外国為替相場により、その表示において用いられている通貨とは異なる通貨に換算し、当該通貨により支払うことが取り決められている場合で、当該通貨により現実に支払いが行われるときは、当該通貨による価格に基づいて課税価格を計算する。
(1)外国通貨 ⇒ 本邦通貨(円)  US$ ⇒ 円
(2)外国通貨 ⇒ 他の外国通貨   US$ ⇒ ユーロ
(3)本邦通貨 ⇒ 外国通貨      円  ⇒ US$ ※(実勢外国為替相場)

◎従って、この問題において適用する為替レートは、[実勢為替相場=100円]ではなくて、設問の3.及び、6.にの記載により、[当事者間で合意された為替レート=110円]を適用することになります

by Gewerbe   「貿易ともだち」   K・佐々木
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by Gewerbe | 2014-06-25 10:16 | Trackback | Comments(0)
『通関士試験・(輸入取引に係る輸入貨物)』
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?   (2530)

ー(前号)に続くー
「平成25年度(第47回)通関実務科目・第11問 (課税価格の計算問題)」
 
3.輸入者Mは、本邦の生地生産工場Yから当該鞄の生地を500,000円で取得し、無償
  で製造者Xに提供する。なお、当該生地にプリントされたデザインは、本邦のデザ
  イン会社Zが本邦において作成したものであり、輸入者Mはデザイン会社Zに対し、
  当該デザインに要した費用として150,000円を支払っている。

【解 説】
① 無償提供の生地代 : 500,000円
② 生地のデザイン料 : 150,000円

〔買手が無償で又は値引きして提供した物品又は役務の費用〕
(関税定率法第4条の三のイ-4)
「技術、設計その他の輸入貨物の生産に関する役務で本邦以外で開発されたもの

この「本邦で開発されたデザイン料の150,000円」を加算とするか?非加算とするか?

◎ (生地代:500,000円)と合わせて、(デザイン料:150,000円)は加算すべき費用です。

課税価格とは?】
 その輸入貨物に係る輸入取引がされた場合、その輸入取引に関し、買手により売手により支払われべき価格。


今回の(輸入取引)の(輸入貨物)のデザイン料であれば、規定の通り、”非加算”とすべき費用ですが、設問の内容は輸入貨物を製造するための材料:(生地のデザイン料)です。
(鞄=かばん)のデザイン料であれば”非加算”ですが、設問は(生地へのプリント)のデザイン料”です。

 従って、この(本邦で開発されたデザイン料)も含め、無償で提供された生地に係る全ての費用が加算要素となります。

 過去、これと類似した出題があり、「加工食品を輸入貨物とする場合において、その材料となる野菜の集荷仲介者に対して支払われる(買付け手数料)を盛り込んだ内容の出題でした。
条文(語句)の単純な暗記ではなくて、「課税価格とは何か?」の受験生の基本的な理解力、読解力を問う出題の大きな変化が見られます。


by Gewerbe   「貿易ともだち」  K・佐々木
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by Gewerbe | 2014-06-24 06:41 | Trackback | Comments(0)
『通関士試験・(輸入取引に係る輸入貨物)』
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?   (2529)

【第47回・平成24年度 通関士試験(実務科目)
           その他の問題 「課税価格の計算」第11問】


 この昨年度の「通関実務・その他の問題 (課税価格の計算問題)においては、”3点ばかりのトラップ=罠(わな)・落とし穴が仕込まれれていると思います。
 なお、(1時間半)という「通関実務科目」の試験時間の中で、この第11問に使える解答時間は、単純割り振りでいけば”2~3分のみ!”です。2~3分の中で、読み・理解し、計算を組立て、課税価格を算出し、解答欄の金額数字をマークし終えなければなりません。
そこに、各受験者の(処理スピード)、(処理方法)、は”一切、関係ありません!”

「(試験時間内)に合格基準以上の正解を出せるか/否か!?だけの世界です」

【問 題】 次の取引内容に係る輸入貨物の課税価格を計算し、その額(各桁毎の数字)
     をマークしなさい。
1.輸入者M(買手)は、鞄300個を輸入するため、A国の当該鞄の製造者X(売手)
  との間で売買契約を締結する。
2.当該売買契約においては、次の事項が定められている。
  イ 単価(CIF価格)・・・・・・・・200米ドル/個
  ロ 輸入者Mは、デザインがプリントされた当該鞄の生地を無償で製造者Xに
    提供する旨
  ハ 当該契約の代金については、輸入者Mと製造者Xとの間で合意された外国
    為替相場「1米ドル=110円」により本邦通貨に換算のうえ決済する旨
3.輸入者Mは、本邦の生地生産工場Yから当該鞄の生地を500,000円で取得し、
  無償で製造者Xに提供する。なお、当該生地にプリントされたデザインは、
  本邦のデザイン会社Zが本邦において作成したものであり、輸入者Mはデザ
  イン会社Zに対し、当該デザインに要した費用として150,000円を支払って
  いる。
4.輸入者Mは、当該生地を無償で提供するために要した運賃70,000円及び保険
  料20,000円を負担している。なお、A国における当該生地の輸入の通関手続
  きに要した費用10,000円については製造者Xが負担している。
5.輸入者Mが当該鞄を輸入申告申告する日における税関長が公示する外国為替相場
  は、「1米ドル=100円」である。
6・当該鞄に係る仕入書には、輸入者Mと製造者Xとの売買契約に基づく米ドル建
  ての代金が記載されているが、輸入者Mは当該売買契約に従い当該契約の代金
  を本邦通貨に換算のうえ製造者Xに支払う。
7.製造者Xは、輸入者Mから提供を受けた生地を全て使用して当該契約に係る当該
  鞄を生産するものとする。また、当該鞄の輸出者は製造者Xである。
8.輸入者M、製造者X、生産工場Y及びデザイン会社Zの間には、それぞれ特殊
  関係はない。

【解 答】 : (課税価格) 7,340,000円

【解 説】は、次号以降、2~3回にわたって継続します。

by Gewerbe   「貿易ともだち」   K・佐々木
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by Gewerbe | 2014-06-23 12:15 | Trackback | Comments(0)
『通関士試験ー(気密容器の定義)』
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?   (2528)

平成24年度(第46回)通関士試験の「通関実務科目・(その他問題)」において、下記の出題がありました。

【平成24年度(第46回)通関士試験・実務科目(その他の問題)第4問】
 次の記述は、関税定率法別表(実行関税率表)における「気密容器の定義」に関するものであるが、その記述の正しいものをすべて選び、その番号をマークしなさい。
(1~4.-”記載略”-)
5.アルミフォイルその他の金属はくの袋で、防湿セロファン又はプラスチック等を
  張り合わせ、又は熱融密着してあるものは、気密容器に該当する。


【答え】:誤り  記述の内容は正しい記述ではなく、(気密容器)には該当しない。

【解説】:現行の「気密容器の定義」においては、(金属はく、プラスチック等のシート
     を張り合わせ熱融密着された袋は(気密容器)とみなされます。

 この選択肢5.の記述は(又は)で、前後に別れ、”二つの容器”の内容が記載されていることが理解できるでしょうか?
① 「張り合わせ」
 又は(or))
② 「熱融着したもの」

②の熱融密着した袋は、「気密容器」に該当します。しかし、①の張り合わせただけの袋は、「気密容器」とはなりません。
 つまり、選択肢記載中の(又は)の”一文字!”の記載が書いてなけねば、この選択肢は正しい記述となります。受験者が、この(又は)を見抜き、正しく解釈したか、どうかで分かれ道となります。
「通関士試験問題」の全体に通じる内容ではありますが、特に「通関実務科目・(その他の問題)」においては、これら(受験生の基礎的な事務理解・処理能力)が、嫌らしくも巧妙に仕組まれています。

 この(通関士試験における出題記載の特徴=トラップ(罠・落とし穴)をつかんだ学習対策を進めない限り、どれほどの受験学習を重ねても、結果は徒労に終ります。受験生の合否判定基準が皆さんの思っているところとは(違うポイント)で、問題作成されているのです。

【出題の背景】
 関税定率法・別表(実行関税率表)において、「第4部・第20類ー野菜・果実等の調製品」
2008-70-20などにおいては、(気密容器入り)か否か、という区分があります。
 米国等においては、この金属箔やポリプロピレン等の積層シートの熱融密着袋は(気密容器)として扱っていました。HS条約においても具体的な定義がなく、日本は関税の課税上の区分から気密容器とはみなしていませんでしたが、平成13年6月20日の分類例規の一部改正・「財関第504号」(気密容器の定義)において、「アルミフォイルその他の金属はくの袋で、防湿セロハン又はプラスチックフィルムを張り合わせ熱融密着したもの」は、「食品衛生法の基準」にならい、規定値以上の気密性を有する積層フィルム容器は、(気密容器)に該当するように改正となっています。

by Gewerbe   「貿易ともだち」  K・佐々木
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by Gewerbe | 2014-06-22 08:10 | Trackback | Comments(0)
『通関実務科目・(その他の問題)-③』
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?   (2527)

 実は、通関実務科目・(その他の問題)の文章問題において、「特恵関税制度・原産地認定基準」は、第45回、第46回、第47回と3年続けて出題されており、昨年度は(またか!?)と少々の驚きがありましたが、その内容には前号アップの通り”唖然・・”が正直な気持ちです。

 下記が、平成24年度(第46回)での出題です。
(前年度・平成23年の法令改正における「繊維製品に関する原産地基準の緩和」に関わる出題が中心であり、まだ”納得できる出題内容”であったように感じます)

【平成24年・第45回 通関実務科目 第7問】
 次の記述は、関税暫定措置法第8条の2(特恵関税等)の規定による特恵関税制度に関するものであるが、その記述の正しいものはどれか。すべてを選び、その番号をマークしなさい。
1.一つの特恵受益国において生産された物品であって、関税定率法別表第19.04項
  に該当する穀物を膨張させて得た調整食料品については、その生産に非原産品を
使用した場合であっても、当該非原産品の総重量が当該調製品の総重量の5%以下
  のときは、当該特恵受益国の原産品である。
2.一つの特恵受益国において生産された衣類(メリヤス編み又はクロセ編みのもの)
  が当該特恵受益国の原産品であるか否かを判定するにあたっては、その生産に使用
  されたプラスチック製のボタンを考慮しない。
3.一つの特恵受益国において紡績用繊維かの糸からの製造により生産された衣類(メ
  リヤス編み又はクロセ編みのもの)は、当該特恵受益国の原産品ではない。
4.オーストラリアにおいて生まれ、一つの特恵受益国で育成した動物(生きている
  ものに限る)は、当該特恵受益国の原産品である。
5.一つの特恵受益国において、本邦から輸出された物品のみから生産された衣類(
  メリヤス編み又はクロセ編みのもの)は、当該特恵受益国において完全に生産さ
  れた物品とみなされる。

【正 解】 : 2 ・ 5  (1、3、4の記述は誤った記述である)

(第7問)の出題主旨は、前年度改正の(繊維製品の緩和)であることは理解できますが、「五肢選択問題」という五つの”数合わせ!に、このような問題で埋められたのでは、”たまったものではない!”ですね。これに正解できねば、得点はありません。
難関は、4.でしたね。この4.をまちがえば、(第7問)の得点は=”0点”で、部分点無しでした。

【解 説】 4.
「完全に生産された物品の指定」 (関税暫定措置法施行規則第8条の3)
 一つの国又は地域において生まれ、かつ、生育した動物(生きているものに限る)

by Gewerbe   「貿易ともだち」   K・佐々木
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by Gewerbe | 2014-06-20 23:30 | Trackback | Comments(0)