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『日中韓関税局長長官会議』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?     (2443)

マスコミでは、(尖閣列島)とか、(竹島問題)など、日本・中国・韓国間におけるギクシャク
とした話題が、とかく取り上げられます。
 ”各国政府の国内向けのスタンド・プレイ”としか思えません。日本、中国、韓国ともに、現
状の政権は非常に不安定で、”国内不満を抑えるのが最大課題です”。
 そして何より、三カ国とも”貿易立国”であり、貿易の拡大なくして、各国の経済は成り立
ちません。

 案外と、日・中・韓の政権は、”一蓮托生”で、進んでいるのではないでしょうか? 少なく
とも官僚レベルでは、様々な表面上な問題・騒動も”見て見ぬふり”でしょうね。

『日・中・韓・関税局長長官会議』

「第四回・日中韓関税局長長官会議」の内容を、東京で昨年11月に開催された直後の11月
23日、No.1378においてこのブログでアップしています。

『日・中・韓・税関協力の枠組み』

2010年の(貿易統計)によれば :
我が国にとって『中国』は”最大の輸出国相手”であると
同時に”最大の輸入国相手”である。
 
『中国』からみると、我が国は”第一位の輸入相手国”であり、”第三位の輸出相手国”で
ある。

我が国にとって『韓国』は、”第六位の輸入相手国”であり、”第三位の輸出相手国”である。

『韓国』からみると、我が国は中国に次ぐ”第二位の輸入相手国”であり、”第三位の輸出
相手国”である。

☆ 『中国』及び『韓国』との貿易は、我が国全体の貿易の40%を占めている。

○ 日・中・韓・三カ国の”税関当局間の協力体制の強化”については、
  日中韓首脳会議の宣言文書において ;
 「我々は、日中韓税関局長・長官会議の枠組みの下で、特に貿易の円滑化や税関手続
 きの改善に向け、より一層税関協力を強化していく。」とされている。

 韓国の「関税士」国家試験、中国の「報関員」国家試験、そして我が国の「通関士」
国家試験、その内容とレベルの違いをじっくりと眺める必要があります・・。


by Gewerbe  「貿易ともだち」   K・佐々木
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by Gewerbe | 2012-07-31 20:05 | Trackback | Comments(0)
『AEO通関士』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?    (2442)

現状において、『AEO通関士』というものは、どこにも存在しません。 僕が勝手に言って
いるに過ぎない”架空の言葉”です。

我が国の『通関士』は、”通関業法のみ”において規定される国家資格です。
① 通関業法第5条第4号:通関業の許可の基準 (通関士の設置基準)
② 通関業法第13条:(通関士の設置義務)
③ 通関業法第14条:(通関士の審査等)
④ 通関業法第31条:(通関士の確認)
  「通関業者は、通関士試験に合格した者を(通関士)として通関業務に従事させよう
  とするときは、必要な事項を記載した(通関士確認届)を税関長に提出し、その者が
  欠格事由に該当しないことの(確認)をうけなければならない。

つまり、①通関士試験に合格し、②通関業者の通関業務の従事し、③通関業者から
税関長に(確認届)を出し、④税関長が(確認)することによって「通関士」になれます。
 「通関士試験合格者」=(通関士有資格者)であって、”通関士ではない”事実は、皆
 さんが学習済みの通りです。このことは、「通関士」は(通関業法)の中だけの資格で
 あって、(通関業法)を離れると、国際物流、貿易という業界全域にまたがる資格では
 ないのが現状の我が国の「通関士制度」です。

 しかし、「AEO国家・地域相互認証」・「税関相互協力協定」が急激に進展する中にお
いて、今後の貿易・国際物流に”我が国独特の特殊な「通関士制度」は通用しません。

『AEO 国家相互承認』とは、国家が承認した(優良貿易業者)を、相手国も尊重して
自国のAEO(優良業者)と同等にみなして、簡易・敏速な通関を実施するという国家間
の契約です。
(AEO承認条件)として、コンプライアンス=社内法令順守体制完備が規定されていま
すが、国が認めた(税関手続関手続きの専門家)が不在で、コンプライアンス完備と言
えますか?
 現状において、『通関士試験』のみが、国家試験としての(税関手続試験)です。
『AEO相互承認』や『税関相互協力』を有効・実質的に推し進めていくためには、相互
の国家間において、(これが、我が国が承認した”優良貿易関連業者”です)という具体
的な国家承認の事実(証明)が必要です。

 (特定輸出者)、(特例輸入者)、(認定製造者)、(認定通関業者)、(特定保税運送者)
等の”コンプライアンス体制管理責任者”として国が認めた専門家=「通関士試験合格
者)の設置を義務付け、通関業法における(確認)と同様に、通関士の確認を行う。
そうなれば、(通関業法としての通関士)から、(関税法としての通関士)に拡大となり、
『AEO通関士の誕生』となります。
 (関税法としての通関士)=『AEO通関士への拡大』、僕には、ごく自然で当然な変化
への流れと思えるのです。
 ただし、その分、「通関士のレベルアップ」が迫られるわけですから、通関士試験内容
の拡大と高度化は避けられません。

 要は、”我が国の通関士制度”のうんぬんの時代ではなく、国際的に諸外国が、我が国
の「通関士制度」へ要求してくる改革内容、あるいは、我が国が、戦略的に海外展開をして
いくうえで、必要不可欠な貿易手続きの改正案です。

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
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by Gewerbe | 2012-07-29 11:23 | Trackback | Comments(0)
『AEO制度の拡充』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?     (2442)

 もう、数年前にある学会で『AEO制度の国家認証制度の可能性について』という論文
を発表しました。
 その時点では、(特定輸出者)を代表とする『AEO事業者』は、まだ全国でも数社しか
なく、プレゼンの内容そのものが浮き上がっている感じに終わりました。

AEO制度(Autorized Economic Operator Proguram)=「認定事業者」

○ ”保税地域搬入原則”の特例としての「特定輸出者」に始まり、
○ ”輸入申告”と”納税申告”の同時申告の特例としての「特定輸入者」に続き、
○ ”認定通関業者”、”特定保税承認者”、”特定保税運送者”等、
と(サプライ・チェーン)全域に関係する業者に「AEO制度」は拡大されてきました。

さらに最近では、AEO事業者に対しての ;
① ”特定原産地証明書”
② ”リタ・パレ(通い容器)の免税通関手続き
へと、拡充が続いています。

『AEO国家相互認証制度』
 財務省関税局では、貿易相手国と2カ国・地域間の安全かつ円滑な貿易物流を目指
す『AEO相互承認』に向けた取組みを推進しており、既にニュージランド、米国、EU、シ
ンガポール、韓国と実施し、カナダと署名、このほかASEAN(アセアン諸国)を中心に
諸外国との構築支援を行っている。

 我が国は世界最多の6組の『AEO相互承認』を承認署名しており、世界で唯一、米国、
EU(全27カ国)の相互承認を実施していることから、AEO制度に関し、(世界最先端)
といされるが、実際に国際間の「相互承認」の対象となるAEO事業者は、輸出入者のみ
で、「認定通関業者」等の(国際物流業者)は、『AEO相互認証』の対象となっていない。

『AEO制度の改善=”国内版の(相互認証制度)”開始』

 今年4月1日の(財務省関税局長通達)で、いわば『国内版・AEO相互承認制度』と言う
べき、このAEO制度を国内のサプライ・チェーン認定通関業者等に採用する具体的な動
きがありました。 具体的には、我が国の各AEO事業者間の行政的な監査業務等を省略
するという簡易策です。

 コンプライアンス=法令順守・社内管理体制は、今後の大きなポイントになります。
”誇大妄想~”、”大ふろしき”と言われ続けてきた僕の変わらぬ想定は、”AEO通関士”
です。 つまり、「(通関業法の通関士)から(関税法上の通関士)への拡大」です。
 この僕の意見は、このブログの過去の書き込みを読んでもらったらわかります。

それと同時に、「通関士試験」で目指す合格基準が、この『AEO国家相互承認』の拡充
に向けて大きな変化をしている中、試験の内容そのものも、過去と違って、”半端ではな
い”と言えると思います。


by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
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by Gewerbe | 2012-07-28 19:22 | Trackback | Comments(0)
『リタパレ・(通い箱)』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?    (2441)

今回も、今年の10月1日”法改正施行”ですから、直接的には、本年度の通関士試験に
関係ある内容ではありませんが、”方向性の変化”として注目すべき改正です。

『AEO輸出入者を対象とする(通い容器)に関する免税手続きの簡素化』

1.免税手続きの簡素化の対象となる容器
 ① AEO輸出入者が(通い容器)の輸出入状況を自主管理
 ② 輸入時又は輸出時に特例申告制度を利用

※(通い容器)=関税定率法施行令第15条第2号、第32条第1号・2号に規定する
          リターナブルパレット等の輸出入貨物の運送に反復して利用される
          容器


2.免税手続きの簡素化の内容
   ☆日本から輸出した(通い容器)を再輸入する場合:「関税定率法第14条第11号」
    ① 再輸入における次の手続きが全て不要
      ・帳簿当の関係資料の事前提出
      ・輸出申告書への材質等の記載
      ・輸出許可書等の提示
    ② 複数の(通い容器)を再輸入しようとする場合において、その材質が異なる
      ことにより、複数の税番に分類されることとなるときであっても、まとめて輸
      入申告を行うことが可能 

   ☆外国から輸入した(通い容器)を再輸出する場合:「関税定率法第17条第1項」
    ① 輸入時に次の手続きが全て不要 
      ・引取申告及び特例申告に係る申告書への必要事項の記載
      ・「再輸出貨物減免税明細書」の提出
    ② 再輸出時における次の手続きが不要 
      ・輸入許可書等の提出及び「再輸出減免税貨物の届出書」の提出

3.実施日 
    平成24年10月1日
(財務省・関税局HP)

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
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by Gewerbe | 2012-07-26 21:40 | Trackback | Comments(0)
『日本版24時間ルール』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?   (2440)

今年の『第46回・通関士試験』に”直接的には関係ない”内容ではあるのですが、法案
としては、通常国会に提出、(法案成立)しており、”通関士試験内容の大変化”を予測
する意味から無視できない内容です。

『海上コンテナ貨物の積荷情報の(日本版24時間ルール)』
ー国際物流業務の電子化に向けて大きく舵を切った関税局ー


 財務省関税局は、海上コンテナ貨物にかかる積荷情報の”出港前報告制度”、いわ
ゆる『日本版24時間ルール』を今年の5月末に発表した。
 
 我が国に入港しようとする船舶に積み込まれるコンテナ貨物に係る積荷情報について、
”原則として当該コンテナ貨物の積出港を船舶が出港する24時間前までに、船会社、
NVOCC(利用運送事業者)に詳細な情報を電子的に報告することを義務付けるもの。

 2014年3月1日~の施行開始として、それまでの今後1年半を準期間にあてる。

 この(24時間ルール)だけでとらえれば、米国、EU、中国も行っている”海上貨物
国際テロ対策”で、さほどの問題点はありませんが、同時に平行して改正される大きな
ポイントがあります。
2014年3月1日施行に向けて進めているのが『通関手続きの(原則)の変更』です。
具体的には、これまでの「書類手続き」の原則から、「電子手続き」が新しい通関手続
きの原則に、2014年3月以降は変わるという大きな変化です。


 「通関手続きの電子化と言うと、NACCSで、現状も98%が電子化されているでは
ないか!?」と反発されそうですが、今回の改正:「通関手続きの電子化」とは、そんな
狭囲なものではなく、いわゆる”貿易手続きの全面的な電子化”です。
 そのために、施行=2014年3月までの1年半の準備期間を充てています。

この「通関の基本原則の変更」による影響は広い範囲に及び、単純にペーパー・レス
という表現ではおさまらない様々な方面の変化が予想されます。

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
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by Gewerbe | 2012-07-24 21:13 | Trackback | Comments(0)
『通関士試験・(実務科目) 一般常識』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?     (2439)

「通関士試験」には、原則として受験への(限定条件)は、ありません。平たく言えば、
だれでも受験できます。
 それだけに、(受験生)は、様々な性格、様々な経歴、様々なレベルの人が一緒に
受験します。
 受験条件があって、通関手続きに関して”ある一定以上のレベル”にある人のみを
対象としての試験ならば、もう少し透明感のある試験になる気もします。
この意味で、韓国の通関士(関税士)は、「2次試験制度」になっています。
(一次試験):「会計学」・「消費税学」・「英語」・「関税法概論」の一次試験の合格者で
ないと、(二次試験)を受験することができません。
(二次試験)の科目は、ほぼ、我が国の「通関士試験」の科目と同様です。

 つまり、我が国の「通関士試験」は、韓国・「報関試験」の(一次試験)・(二次試験)
を一緒にして同時に試験するわけですから、当然に(試験問題)は、”専門的分野の
問題に留まらず、”必要以上に、国語力や算数力などの一般常識を問う内容を問題
にしつこく組み込んできます。
 本来ならば、これらの(一般常識)は、特殊実務国家資格試験としての通関士試験
の出題問題以前の内容なのです。

試験終了後の試験問題への批判・ブーイングは、これら”様々なレベルの受験者”が
表面的には同じ受験者として、同等に意見を述べているわけで、これらの意見=不満
に惑わされないでください。

 あるサイトにおいて、一昨年(第44回・通関士試験)での「実務・その他問題”延滞税
の計算問題」に関し、相当な批判が書き込んでありました。
「延滞税の計算問題」なのに、その批判者は、(納期限)・(法定納期限)、(カレンダー
計算)の一般常識そのものが解っていない受験者でした。
 あの一昨年の「延滞税計算問題」は、(納期限)・(法定納期限)、(カレンダー計算)
を基本的に理解できている受験者には、問題記述の多さに関係なく、”サービス問題”
として、”ラッキー~!”と瞬時に正解を出している問題なのです。
反対にこの問題だけに”無駄な解答作業・・”を20分も費やした受験生もいます。

by Gewerbe  「貿易ともだち」   K・佐々木
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by Gewerbe | 2012-07-22 19:48 | Trackback | Comments(0)
『通関士試験・(実務の解答作業)』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?     (2438)

 前号で書いている「通関実務問題・解答時間の配分」は、本試験の受験経験が無くて、
初めて受験する受験予定者にとっては、”何を大げさな・・”という感があるかとも思いま
す。
 各受験者の受験準備段階によっては、まだ、「実務問題」へのチャレンジが難しい人
もあるかと思いますが、早い段階で一度、「実務問題」にチャレンジしてみて、受験時間
を実感し、自分なりの”対応策”を構築してから、進めていかないと間に合わなくなります。

 「通関実務」の解答作業は、それまでの午前中の科目:(通関業法)や(関税法等)の
解答作業とは、”まったくに違います!”。
 この言い方が許されるとするならば、「無理を承知で、基準以上の正解確保」です。
今まで皆さんが、”常識的に行ってきた試験問題の解答作業”は、通用しません。

(問題記述の読み込み)→(内容の検討)→「計算の組み立て」=(解答への計算)と
いう順番を追う時間はありません。 
物理的に、(迷い)・(再検討)の時間はありません。
① ”適正に一発で、記述内容を読み込み理解し、
② 瞬時に法規制内容との照合し、
③ 計算数式を組立て、
④ と、同時に計算を進める。

そんな、”神がかり的な早業”ができるか!?”と強い反発があるのは当然と思います
が、結局のところ、問題内容を読みながら、計算機を叩き、問題を読み終わった時には、
解答欄へのマークシートを計算機の数字を見ながら塗りつぶす。 この一連の
作業処理でしか、@2~3分間での処理時間内では消化できないはずです。

(読解力)・(算数力)・(処理スピード) この意味を今一度、考えてみてください。
この(問題記述を適正に読み解して)・(瞬時に正解に繋がる数式を組立てる)ためへ
の(適正なスピード感のある処理作業)に欠かすことのできない要素があります。
「通関実務科目」は、言葉通りに”実務試験科目”です。試験のための試験問題と
して、架空の作文での文章問題ではありません。あくまでも、実際にあり得る国際
物流=輸出入取引内容表現です。


『絵に描ける』=出題の取引当事者関係、出題の取引条件の内容

「課税価格の計算問題」での大きなポイントは、この”絵に描ける”です。

by Gewerbe  「貿易ともだち」   K・佐々木
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by Gewerbe | 2012-07-22 13:01 | Trackback | Comments(0)
『実務問題・(解答処理スピード)』

 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?     (2437)

最近の『通関士試験・(通関実務問題)』の試験内容は:
○ 試験時間:13:50~15:20分 (90分間)
 ① NACCS形式・(輸出申告書):1問
 ② NACCS形式・(輸入申告書):1問
 ③ その他問題          :15問
です。

これらの内、”くせもの!”は、③その他問題であり、その内訳は、大ざっぱに言うと、
1) 関税額、附帯税、課税価格等の計算問題 : (5問)
2) 実行関税率表の解釈に関する所属区分  : (5問)
3) ”基本通達”レベルの詳細な運用規定関係 : (5問)
となります。

○「課税価格の計算問題」は内容によっては、”1ページに渡る取引条件の記載”が
  されている問題もあり、(読むだけで、3~4分以上が経過します。なおかつ、(加算
  要素)・(控除費用)等のプラス・マイナス・無視の判断を必要とされるわけで、充分な
  検討しながら解答を進めると、1問で10分程度は”アッという間に経過します。

しかし、許された試験時間=90分を、上記の①~③で単純に割ると、そrぞれがに使え
る解答時間は、@30分です。 すると、30分÷15問=@2分しかありません。
「計算問題」等は、(読み込み)→(解釈)→(計算)と内容によっては、2分で消化するの
は物理的に不可能な出題がほとんどです。
 結果的に、(輸出申告書)や(輸入申告書)の解答時間を(その他問題)に回すしか方
法はないわけですが、輸出・輸入とも、”30分あれば、充分・・”な内容かどうか、見て
もらえれば解ります。前号で書きましたように、あれらの申告内容であれば、実業務で
は”数時間~半日”を検討時間にあてる内容です。

 つまり、どう割り振りしても、”目安となる解答時間”は;
① 「輸出申告書」 : 15~20分以内
② 「輸入申告書」 : 30~40分以内
③ 「その他問題」 : 30~45分以内    ※ =@2分~@3分以内
しか、許される解答時間はありません。

それに加え、(本試験)では、”初めて目にする問題”であり、本試験という精神的に追
い詰められた緊張下にあるわけですから、過去問題の消化段階では、実務試験時間
を(90分)→(60分)程度に短縮して解答作業を進めるノウハウを身に付けておかない
と、”本試験を90分で消化するのは無理”です。

※ 「関税法」、「関税定率法」、「通関業法」等で、(6割以上~)と話題にしている段階
 では”問題外!”です。 
  「それぞれの試験科目において、”基準以上~”としてのみ公表されているわけで、
 具体的に、それぞれの科目別の(合格基準点)が何点か?は、一切、公表されている
 わけではありません。

by Gewerbe  「貿易ともだち」   K・佐々木
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by Gewerbe | 2012-07-21 11:58 | Trackback | Comments(0)
『全問正解は、無理!』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?    (2436)

 昨年度=第45回・通関士試験の実務申告書問題(輸出申告書・輸入申告書)。
常識的には、他の問題:15問と合わせ、試験時間中に全ての正解を出すのは不可能。
という意見は、一年過ぎた今も変わりません。
 あの出題内容の申告を、(仕事)として、顧客から依頼を受けた業務として申告するとし
たら、僕ならば最低でも半日は、時間をかけます。(半日は必要とします。)
試験時間中にあの問題に許される時間=@15分内外で、処理することは、(業務)として
は恐ろしくて、あり得ません。

前号でも書いたように、出題は別に受験者の(全問正解)を期待しての問題作成を意図して
いるわけではありません。

「問題を通じて、”受験者が通関実務処理能力”を持つ資質かどうかの判断です。
○ 事務処理能力
 ① (国語力):文章読解力
 ② (計算力):算数能力
 ③ (英語力):高い英語能力ではなく、基礎的な慣れのレベルです。
 ④ 沈着力:パニックに陥ることなく、冷静に処理を進める=沈着さ。
 ⑤ 商品理解力:有る程度、幅広い商品知識を必要とします。
 ⑥ 全体把握力:基準以上は、この部分を押さえれば確保できる。の処理優先順位。
 ⑦ 迅速さ:無駄を排して、合理的に処理を的確に進めるスピード感。

(読解力)・(算数力)・(冷静さ)・(全体把握)・(迅速さ)は、「通関士」に不可欠な資質で
あり、これらを持つ持つ受験者は、(正解は出せない)までも、両方の申告書で、6割以上
の解答を出していると思えます。

これらは、ある程度は”過去問消化”で、パターンをうかがい知ることはできますが、
特に(算数力)に関しては、毎年、問題作成者と受験者のバトルですね。年毎に”新しい
パターンを組み込んできています。
”基礎的な算数力”を持つ受験者は、何なくクリヤーしていますが、”過去問に全面的に
すがっている受験者”は、即、パニック!を発生させています。

僕がここに書くまでもなく、(昨年度受験者は、十二分に痛感しているポイント)のはずで
す。それさえも、感じ取っていない受験経験者は、「通関士としての資質」が欠けています。
スクールの”ビジネス・トーク”に惑わされることなく、再受験に頑張るよりも、あなたに適正
な他の道を選んでください。

by Gewerbe  「貿易ともだち」   K・佐々木
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by Gewerbe | 2012-07-18 20:34 | Trackback | Comments(1)
『キーワードは、(国家相互認証制度)』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?    (2435)

『グローバル化』が、全ては決して思いません。どちらかと言えば、僕自身は人一倍に
”日本の独自性”を尊重するタイプの人間です。

 しかし、”国境の無いがごとくの経済活動”の現状において、経済活動は(国)という単位
を外れて各企業がTPO=何をどこに存在させて活動するのが最良か?の現状に入って
いることは間違いありません。その意味で、日本企業だから、日本国内で生産するとか、
日本企業だから、従業員は日本人といったことも、”無意味”と他なりません。
”多国籍企業”と言う言葉自体が、すでに”死語”になろうとしています。

「通関手続き」・「通関士」=「通関士試験」も同じです。
(日本の税関)、(日本の通関手続き)、(日本の通関士)、(日本の通関士
試験)・・・・ ”そんな時代ではない”のです。

WTOに加盟し、”ポスト・チャイナ”として世界中から資金が流れ込み急激な発展
を遂げる「ベトナム」、”我が国の電子通関システム=NACCS”を丸ごとそのまま
輸入しています。
 そして、我が国が狙っているものは、ASEAN・NACCS(ナックス)です。つまり、
我が国の電子通関手続きの東アジア全体への拡散・統一化です。

2~3年前からの「通関士試験」は、このような変化の中においての試験なのです。

今の(貿易)・(通関)を大きく変えている『キーワードは、(国家相互認証制度)』です。

『MRA=(Mutual Recognition Arrangement)=相互認証制度』

1) AEO=(Authorized Economic Operater) 承認済貿易当事者
 国際物流におけるセキュリティ確保と通関手続きの円滑化の両立策で、セキュリティ
 管理と法令順守体制が完備された貿易関係者に通関手続きの緩和・敏速を提供。

『CMAA=(Customs Mutual Assistance Agreement) 税関相互支援協定』

 税関当局において、社会悪物品の密輸の防止、知的財産権侵害物品の水際取締り
 等を目的とした情報交換を行うことや、通関手続きの簡素化・調和化等について協力
 することを定めた国際約束。
(日本との発行済又は署名済み)
 ○「EPA(経済連携協定)関連」
   シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、ブルネイ、フィリピン、スイス、ベトナム、
   インド、ペルー
 ○「政府間協定」
   米国、韓国、中国、EU、ロシア、イタリア、オランダ、
 ○「税関当局間取決め」
   オーストラリア、ニュージランド、カナダ、香港、マカオ、
 ○「政府間協定(進行中)」
   スペイン、南アフリカ、ドイツ、ブラジル
  (2012年5月31日現在)

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
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by Gewerbe | 2012-07-16 22:27 | Trackback | Comments(0)