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『輸入商品の所属区分ー(冷凍お好み焼き)』

 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?   (1866)

(食材)の多くを、海外からの輸入に頼る日本。 それだけに、最近では多種多様な食品が
海外から輸入されています。

『冷凍お好み焼き』   (第19.05項)

【貨物概要】
水で溶いた小麦粉に、千切りキャベツ、卵、干しえび、調味料、食塩を加え混合し、直径
15Cmに丸く成型後、3~4分焼き、冷凍、包装したもの。

〔成分割合〕
・キャベツ     (40.0%)       ・調味料     (2.0%)
・小麦粉      (25.0%)       ・食塩       (1.0%)
・卵         ( 8.5%)       ・植物油     (1.0%)
・干しエビ     ( 7.5%)       ・水        (15.0%)

【分 類】
関税率表 (第1905.89号ー3-(2)-D)、統計品目番号 (1905.90-329)
その他のベーカーリー商品

【分類理由】
○ (エビ)の含有量は全重量の20%以下ですので、第16類注2の規定により、第16類
   の「エビの調製品」には所属区分されません。
○ 他方、関税率表解説第19.01項(Ⅱ)には、「この項にはでん粉・・・をもととし、これ
   らの材料によって重要な特性が与えられている(これらの材料が重量又は容積にお
   いて最多構成成分であるかないかを問わない)各種の調整食料品を含む。と規定さ
   れています。
○ 小麦粉の割合は、キャベツと比べて少ないものですが、貨物(冷凍お好み焼き)
   に重要な特性を与えているものです。


(※) 注意しなければならないのは、この(分類事例)は、この輸入商品に対しての分類
   であり、(冷凍お好み焼き)に共通しての所属区分ではないということです。

   
たとえば、上記の構成材料に15%の(イカ)を加えたならば、その所属区分は、
   「第16類 (イカの調製品)」に変わること=(怖さ!)にお気づきでしょうか?


☆ (調整食料品)の「輸入商品の所属区分の決定」は、(複雑さを極める)ものがあります
  から、過去出題の例を参考にして、「(類)・(項)の注の規定」を読み込んでおく必要があ
  ります。

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
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by gewerbe | 2010-07-31 08:49 | Trackback | Comments(2)
『輸入商品の所属区分ー(料理用ワイン)』

 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?    (1865)

通関士試験・(通関実務科目)において、『輸入商品の所属の決定』に関する問題は避けて
通れません。

より多くの(過去出題例)を確認することは大切ですが、重要なのは(過去出題例を覚える)
のではなくて、過去問を通じて(通則ルールを理解する)ことです。
数年前までの試験と違い、現状の試験において、次々と出題されてくる”新規商品”が組込
まれた出題に対しては、(通則ルール)の理解なしで正解を求めることは不可能です。

【料理用ワイン (第21.03項)=混合調味料】

【貨物概要】

(赤ワイン)に塩を加えた物品で肉料理等の料理に使用するもの
(成分) : 赤ワイン (98%)   塩 : (2%) アルコール度数 : (12度)
(参考) : ラベルに「料理用」の記載がある

【分 類】 

(混合調味料)として、「第2103.90号ー2-(2)-B」 (2103.90-229)に分類

【分類理由】

実行関税率表第22類の注1-(a)には同類に含まれないものとして、「料理用に調整
したこの類の物品(第22.09項のものを除く)で飲料に適さない処理をしたものは、
主として(第21.03項)に属すると規定しています。

☆ 従って、わずか2%の食塩が加えられただけともいえる(赤ワイン)ですが、「ワイン」
として「第22類に所属区分されず、(混合調味料)として「第21類」に分類されます。

☆ しかしながら、2%の(塩)が添加されているといえ、
  アルコール度数12度の赤ワインであることに違いありません。

  この場合に、「酒税」の扱いはどうなると思いますか? 

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
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by gewerbe | 2010-07-30 21:15 | Trackback | Comments(0)
『輸入商品の所属区分ー⑤』

 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?    (1864)

【09.02 〔茶〕 (香味を付けてあるかないかを問わない)】

○ この項には、植物学上の茶属(genus Thea(Camellia))の植物から得られる
  各種の茶を含む。

○ この項には、茶の花、つぼみ、くず及び粉末の茶(葉、花、つぼみ)をボール状、又は
  タブレット状に固めたものを含む。

○ この項には、醗酵中の上記工程により又は精油(レモン油、ベルガモット油、や人工
  香料、又は各種芳香性植物若しくは果実の部分品(ジャスミンの花、乾燥オレンジの
  果皮、丁子など)に香味付けされた茶も含む。

○ この項には、カフェインを除いた茶も含まれるが、カフェインそのものは属さない。
  (カフェイン) : 29.39

○ この項には、【茶(Teas)】と呼ばれることはあるが、植物学上の「茶属」の植物から
  得られるものでない次のような(茶)は含まない。

  これらの(健康茶)は、例えば、
  〔08.13項  (乾燥果実)〕、
  〔09.09項  (種、コリアンダー)〕
  〔12.11項  (はとむぎ、甘草などの薬用植物)〕
  〔21.06項  (穀物)〕
  〔12.12項  (その他の植物生産品)
  などに分かれての所属となる。

1) 主として食用に供するその他の植物生産品 : (第12.12項)
    (1) マテ茶   (2) 朝鮮人参茶   (3)ハーブ茶

☆ (第1212.99号ー4 (1212.99-990)に分類される(茶)に以下のものがあります。

  (1) 杜仲茶、(2)エゾウコギ茶、(3)テン茶、(4)グァバ茶、(5)ハイビスカス茶、

◎ 以上が、〔09.02 (茶)〕の”項の注の規定”です。
  要は、(茶)と呼ばれていても、ウーロン茶などを除き、(健康茶)のほとんどは、
  (茶)に所属区分はされない。ということになります。


○ ”猛暑”の中、10月3日の本試験に向けての「貿易ともだち」さんに、ささやかな贈り物
  です。添付画像は、「茶の花」です。 小さな(サザンカの花)のようで、とても”清楚”な
  花です。

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
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by gewerbe | 2010-07-29 21:45 | Trackback | Comments(0)
『輸入商品の所属区分ー④』

 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?    (1863)

前号記載の新規輸入商品の「事前教示」による所属の決定について理解しやすい解説を
記載しているテキストがありました。

平成18年度出題
「本品は、外側の層がチョコレートで、内側の層が砂糖、乳製品及び植物性油脂をもとに
した卵型の殻の中に、プラスチック製のおもちゃの入ったプラスチックのカプセルを入れた
ものである。」

本品は、(チョコレートを含有する調整食料品)として、第18類に分類された。

【解 説】
(チョコレート等)・(プラスチック製品)のどちらが最も特殊な限定をしているか? という
「通則3(a)」で所属を決定することはできない。

次に「通則3(b)」を考える。 本品の(プラスチック製おもちゃ)は単なる景品と考えられ、
本品に重要な特性を与えているのはチョコレートと考えられるので、本品は「通則3(b)」
を適用して、『第18類:チョコレートを含有する調整食料品』に分類されたと考えられる。

☆ 非常によく似た(新規輸入商品)の「事前教示』に、『風車の透明なプラスチックな柄の
中に(金平糖=こんぺいとう砂糖菓子)を詰めたもの)というのがありましたね。
祭りの縁日で、よく売られている物です。

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木

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by gewerbe | 2010-07-28 20:07 | Trackback | Comments(0)
『輸入商品の所属区分ー③』

 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?    (1862)

経済のグローバル化とともに、海外から次々と多くの”新しい商品”が輸入されてきます。

『輸入商品の所属区分』で、〔事前教示〕の凡例の内容を出してくるのが、近年の試験
での出題パターンの特徴です。

これらの出題に対しては、(過去問題)での個別商品知識としての情報が無く、この出題
分野である二つの基礎・基本であるところの :

○ 「実行関税率表の解釈の通則」
○ 「(類)・(項)の注の規定」


の基本的な理解が受験者に備わっていないと解答が出せません。
さらに、(過去問題)での知識で正解を出せる問題があるにしろ、「五肢選択問題」として、
過去問題に、これらの(新規問題)が混入されると、”その全てが正解”でなけねば、得点
とならないわけですから、過去出題商品に、この「新規事前教示商品」の混入選択肢問
題への注意が必要となります。

【出題例】 : 平成19年度の通関士試験より、

○ 輸入商品の所属の決定に関して、「関税率表の解釈の通則3(b)」が適用されるもの
  はどれか?

3) 本品は、外側の層がチョコレートで、内側の層が砂糖、乳製品及び植物性油脂
  を基にした卵型の殻の中に、プラスチック製のおもちゃの入ったプラスチック・カプ
  セルを入れたものである。 
  本品は、チョコレートを含有する調整食料品として第18類に分類された。


〔事前教示〕とは? (新規輸入商品)など、『関税率表の所属の決定』が不明な商品等
を輸入を予定する者が、事前に税関に『関税率表の所属の区分決定』を問い合わせ、
解釈を求めることができる制度であり、税関は、これらの「事前教示」の内容をそのHP
で公開しています。

(税関HP) → (輸出入手続き) → (品目分類及び税率・輸入貨物の分類事例)
☆ New (赤字)

(※) 「事前教示」の返答に従っての輸入(納税)申告を行った場合において、その関税
   の額に過少が発生した場合は、原則として(延滞税)及び(過少申告加算税)が課税
   されない。
     
             (関税法第12条の第6号 関税法施行令第9条の2)

by Gewerbe  「貿易ともだち」   K・佐々木

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by gewerbe | 2010-07-27 06:16 | Trackback | Comments(0)
『輸入商品の所属区分ー②』

 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?    (1861)

『実行関税率表』での所属区分は、単なる(モノの分類表)ではなく、私達の国内における
(日常の物品区分)とは違う :

(国際的な観点)、(貿易上の観点)で所属区分されている〔輸入商品〕の区分表

だと前号で書きました。

しかし、そこにまったくの(原則)がないわけではありません。 一定の(きまり)によって分類
されています。

『実行関税率表』は、(21部の大分類)が(97類の中分類)へと区分されています。

○ (動物)→(植物)→(鉱物)の順番
○ (原材料=天然資源)→(中間製品)→(最終製品)の順番

☆ (自然物)⇒(経済活動での付加価値増加)の順番に並べられています。

前号で書いたように、『実行関税率表』で所属区分され決定される(関税番号)の10桁の
うち、前6桁は(HS条約)に基づく(国際共通分類)です。
様々な物品に対して、それぞれの国々によって物品に対する(価値観)も違うわけですし、
経済的な価値観も違うわけで、(国際統一基準)として規定するには、どこかでバッサリと
基準線(区分)を決める必要があります。

○ 鮭(サケ)を3枚におろしたフィレの(くん製)は、生きた鮭と同じ(第3類)である。
○ (くん製)のイカは、(第3類)ではなく、軟体動物調整品として(第16部)である。

○ 水煮による調理をした冷凍の殻付きのエビは生きているエビと同じ(第3類)である。
○ 水煮による調理をした冷凍の殻を除いたエビはエビの調製品として(第16類)である。

○ 生きているトラやゾウは、(第1類)である。
○ しかし、生きているトラやゾウであって、サーカスに使用する動物は(第95類)の
  (遊戯用具)として区分される。

☆ 『実行関税率表の所属区分』は、単なる”物品の分類表”ではない。
  「輸出入=貿易商品」としての”経済的影響度による分類表”である。  
  今、一度、頭に叩き込んで、『輸入商品の所属区分』の学習を継続してください。


by Gewerbe   「貿易ともだち」   K・佐々木
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by gewerbe | 2010-07-25 23:42 | Trackback | Comments(2)
『輸入商品の所属区分ー①』

 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?    (1860)

受験者の”にがて”とする出題に『輸入商品の所属区分の決定』があります。

なぜ?この『輸入商品の所属区分の決定』に関する出題は難解なのでしょうか?

みんさんから:
「今までの生活の中で、それほどたくさんの商品の知識を持っているわけがない。」
即答がありそうですね。

もう一つ、大事な要素が欠けています。 (輸入)に関して、今までの私達の”常識”と関税法
による"法規定”との間で食い違いがあるように、”常識的”なモノの判断と、”実行関税率表”
でのモノの区分基準が違うのです。

『実行関税率表』とは?
”関税率”を定めるための(輸入貨物)の分類表です。
我が国ではNACCS番号も含め、10桁の数字で分類決定されていきます。
10桁のうち、前6桁までは(HS条約)による国際統一区分)です。

☆ モノの考え方が、我々(日本の常識)とは違う面が発生します。

☆ 国際貿易=輸出入での経済影響度(経済的価値判断)によるモノの分類表です。

(動物・植物・鉱物図鑑)や、単なるモノの分類表ではありません。 海外からどれだけの
”経済的価値”を持ったモノが我が国に入り、どれだけの我が国の国内経済に影響を与え
るか? その”経済的度合いの流入に対しての(関税率)をそれぞれ振り当てる。

◎ つまり、(関税率)を決定するための”輸入商品の分類表”であって、単純に
  海外から日本に”輸入される物の分類表”ではありません。


’貿易上の特殊な価値判断による(輸入商品)区分表を、今までの(日本国内)、(日常的)な
製品感覚で覚えようとする。 そこに、みなさんの(にがて)意識が発生するのです。

『実行関税率表の所属区分の決定』とは、(物・製品)n分類表ではなくて、他国から輸入され
る(輸入商品)の分類表である。

(関税制度)に基づく、”関税率決定のための輸入商品区分表”である。

と頭を切り替えて、学習を進めてみてください。 ずいぶんと(楽になる)と確信しています。

by Gewerbe  「貿易ともだち」   K・佐々木

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by gewerbe | 2010-07-25 11:22 | Trackback | Comments(0)
『申告実務・(時間配分)』

 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?    (1859)

どのように(合否判定基準)が改訂されようとも、最終的にみなさんの合否が、午前中の
試験科目である(通関業法)や(関税法等)の試験科目で決まった。ということはありえな
いと確信しています。

”最終的に合否を決定するのは、やはり、午後の通関実務科目です。”

基礎的な問題として、試験問題を解答するための”基礎学力”の充実であることには違い
ありませんが、前号でも書いたように、この試験科目は”試験時間との戦い”である
科目です。

「充分な基礎学力を持ち、適正な最短の処理で、ちょうど解答できる試験時間」
となるようにみごとに設問されています。

「申告書が複雑で、思わぬ時間を要し、その他問題の時間が無くなってしまった。」と言う
のは、あまりにも、この試験科目への対応が無策です。

自分なりの(解答順番)・(解答時間配分)を事前に把握しておく必要があります。
「自分なりの時間配分の組み立て」を行い、「全体の時間配分」が把握されていないと、
本試験において、(まだ、時間は充分にある)と思って、後半で時間不足で慌てたり、問題
の設定を読み落としたりする結果となります。

想定外の難問に出くわすことも当然に想定できるわけですから、『全体時間配分』の中で
この問題には最大で何分、費やされる。 

当初計画の配分を超えて時間を使う場合は、残の問題での解答時間をどうスピードアップ
しなければならない。

との”時間配分の見直し”を必要とされるわけです。
そのためには、皆さん各自が”自分の各問題への解答時間を把握し、全体としての時間配分
を理解しておく必要があります。

(合否基準獲得)のための全体判断として、場合によっては”捨て問”としての決定を出し、
その問題の解答作業を止めてしまう判断も必要なこともありえます。

『合格基準獲得のための(全体判断)=(解答時間配分)』 その意味をじっくりと考えてみて
ください。


(全問題正解)を目指して、結果的に全ての解答が中途半端ならば、全体としては”判定
基準”に達しないことになります。


by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
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by gewerbe | 2010-07-23 22:54 | Trackback | Comments(2)
『通関実務・(輸入申告書)』

 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?    (1858)

各スクールの(模擬試験問題)などが出揃って来れば、本年度の「通関実務科目」への
対応策が見えて来ると思えます。

2~3のテキストに目を通してみると、各社なりに「判定基準平均化」に対して警戒、それ
なりの練習問題を準備してきていますね。

「判定基準平均化」とは、昨年まで(昨年度は特に!) 「その他通関実務問題」に偏って
いた難易度を(申告書)に移すことです。

本試験の目的とするところは、”法令の規定に従う受験者の沈着・冷静な処理能力”です
から、極めて難解な内容を組み込む必要はありません。簡単な内容の組み込みで、申告
書全体の解答を”バッサリと誤らせる”ことも可能です。

○ 次の問題は、(第37回 2003年度 通関士試験)の「課税価格の計算問題」です。

【第7問】 次の取引内容に係る輸入貨物の課税価格を計算しなさい。

1) 輸入者M(買手)は、輸出者X(売手)から、機械を仕入書価格(CIF条件)3百万円
  で輸入する。 MとXとの間の契約では、Mが当該機械を3百50万円以上の価格で
  本邦で顧客に販売できた場合には、当該販売価格と3百50万円との差額の半額を
  Xに送金することになっている。

2) Mは、当該機械を本邦の顧客に3百80万円で販売することができた。

3) Mは、当該機械を輸入するに当たり、仕入書価格とは別に、次の費用を負担して
   いる。
   イ) 当該貨物が本邦に到着する以前に要した第三国での積替費用   20万円
   ロ) 輸入港からMの倉庫までの国内運賃                   15万円
   ハ) 輸入許可後における当該機械の組み立て、調整費用         10万円
   二) 当該機械に係る特許権の所有者である第三者に支払う当該特許権
      の使用権で、当該支払いが輸入取引の条件となっていると認められ
      るもの                                       30万円
4) MとXとの間には、特殊関係はない。

【解 答】  3,650,000円
       (3百80万円ー3百50万円=30万円)×1/2=15万円
       3百万円+15万円+20万円+30万円=3、650,000円

☆ 第37回の通関士試験において、(第7問)に誤った誤った解答をした受験者が決して
  少なくなかったのです。 問題全体としては、そんなに(難解な問題)ではありません。
 (誤解答の理由)は=”差額の半額を送金”の半額という言葉を見落としていたのです。
  見落としていないとしても、最終的な計算段階で漏らしていた受験者が多かったのです。

◎ もし、これと同様な内容が(輸入申告書)の作成条件に組み込まれ、第37回試験
と同様に、試験時間不足の焦りから、このわずか一文字を見落とした場合にはどうなりま
すか?
少なくとも、(輸入申告書)の「輸入申告価格欄」は”全滅”の不正解となりますよね。

公報通りに、「通関実務科目」は”全体として基準点以上の得点確保”と言う意味は、基準
点の確保を失う可能性が、(その他問題)から(通関書類作成問題)へ広げられたという
ことに他なりません。

by Gewerbe  「貿易ともだち」   K・佐々木

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by Gewerbe | 2010-07-21 10:38 | Trackback | Comments(0)
『通関実務科目』

 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?    (1857)

本年度、何かと話題となっているのが、今年の通関士試験での最後の午後の科目となる
『通関書類の作成要領その他通関手続きの実務』ですよね。

(輸出申告書)、(輸入申告書)、(その他通関実務)の各問題の”判定基準”ばかりが話題と
なっていますが、傲慢な表現が許されるならば、”はなはだしい受験者の思いあがり”です。

「合格基準」うんぬんの前に、この3時間目の試験時間内に各出題を沈着冷静に解いていく
ことができると思っていますか?

合格率の示す通り、時間内に”解答できる受験者のレベル”は、実質的に(1割未満)と理解
しています。

『(3) 通関書類の作成要領その他他通関手続きの実務』  
     (13:50~15:20分)=合計試験時間:1時間30分

1、「輸出申告書」          1問                   20分
2、「輸入申告書」          1問                   25分
3、「その他通関手続きの実務」 15問
   (択一式             5問)
   (選択式             5問)
   (計算問題           5問)
(※) この「その他実務」を内容別に分けると、
   (文章問題)           5問)        @2分×5問=10分
   (輸入貨物の所属区分)    5問)        @3分×5問=15分
   (計算問題            5問)        @4分×5問=20分 
   となります。
 
あくまでも、上記の(時間配分)は、私が勝手に設定した(解答時間)にしかすぎません。
しかし、(怒る)ことなく、冷静に、各問題の解答を出すのに、皆さんがいくらの時間を要し
ているか判断してみてください。 
(課税価格の計算問題)など、少し考え込むと、5~6分はあっという間に経過しますよ。

☆ 昨年の合格者に聞くと、(輸出申告書と輸入申告書)の両方を30分前後で解答を出し、
  残りの1時間を(その他実務問題:15問)に使っています。

これは、(理屈ではありません)。「通関実務科目」は”時間と正確さとの戦い!”の試験な
のです。 基本的に(見直し)の時間はありません。 (見直し発生!)=アウトと考えざる
をえないほどの過酷な時間です。

(合否基準見直しで合格率が上がる・・・?)とは、”とんでもない安楽視”であり、合格を狙
うためには、まず何よりも”時間内に各問題を消化する”努力をしないと、申告書とその他
問題の出題レベルの平均化が予想されるだけに、全体としての基準点以上の確保をする
ことは非常にレベルの高いことになります。

”じっくりと時間をかけて考えたら解った” ←これは、あなたの理屈であって、本試験の
理屈は(時間内に正解をだすこと)です。

”解答が出せる”と、本試験で”正解を答える”は違う! (試験時間)という無慈悲 
な壁があることを肝に銘じておいてください。


by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
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by Gewerbe | 2010-07-19 22:19 | Trackback | Comments(0)