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『保証費用』

 (貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな?   (1140)

『輸入貨物に係る保証費用の取扱い』 (関税定率法基本通達4-2の4)

『保証』とは、当事者間で合意された所定の条件を満たす場合に行われる対象貨物に

係る瑕疵(かし)の是正(修繕、取替え又はそれらに要した費用の補填)をいい、いわゆ

ワランテイ(Warranty)又はギャランティ(Guarantee)と称されるものが

これに該当する。

なお、輸入貨物が輸入された後、当該輸入貨物に係る保証の履行として当該輸入貨物

の買手に対して交換部品が外国から無償で提供される場合、当該部品等は輸入取引

により輸入される貨物には該当せず、当該部品等の課税価格は法第4条の2以下の

(課税価格の決定方法の例外)により計算する。


1) 輸入貨物の輸入取引に係る契約において売手が買手に対して当該輸入貨物に係

 る保証を履行することとなっている場合で、売手が負担する当該費用を考慮して当該

 輸入貨物の価格が設定されているときは、当該費用は現実支払価格に含まれ、その

 額を明らかにすることができる場合であっても、現実支払価格から控除しない。また、

 売手が当該費用を買手に対して仕入書価格とは別に請求し、買手が当該費用を支払

 う場合は、

 当該費用の額は仕入書価格に加算され、現実支払価格に含まれる。


2) 輸入貨物の輸入取引に係る契約において売手が買手に対して当該輸入貨物に

 係る保証を履行することとなっている場合で、売手が第三者との間で締結した保証

 契約により当該保証履行義務を第三者に移転し、買手が売手からの指示により、

 当該保証の費用を当該第三者に支払うときは、

 当該輸費用は売手に対する間接支払いに該当し、現実支払価格に含まれる。


3) 売手と買手との間で輸入貨物の輸入取引に係る契約とは別に、売手が買手に対し

 て当該輸入貨物に係る保証を履行する契約を締結し、買手が売手に対して当該輸入

 貨物の代金と当該保証の費用を各々支払う場合、売手が買手に対して当該輸入取引

 の条件として:

 当該保証契約の締結を義務付けているときは、当該費用は現実支払価格に含まれる。


4) 輸入貨物の買手が自己のために当該輸入貨物に係る保証の取り決めを

  行い、当該費用を負担するときは、

  当該費用は現実支払価格に含まれず、(加算要素)にも該当しない。 


☆ お解りでしょうか~・・・? (一昨年の出題)は、『整備の費用』という具体的な記載は
 
 してはあるのですが、『保証費用』の規定の内容をあえて流用し、受験者の(混乱・勘違
 
 い)を導くような、、(通関士試験独特の策略的記述の問題)であったのです・・・。

 受験者は、これらの問題を「ひっかけ問題」と呼んでいますが、これらへの

 対応に慣れる意味で、「過去問題の消化」は大切です。

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木

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by Gewerbe | 2009-05-31 09:39 | Trackback | Comments(0)
『(整備費)←:→(保証費) ②』

 (貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな?   (1139)

(前号)の【解答】 : 5,400,000円

【計算】 : 5,000,000円-100,000円+500,000円=5,400,000円

『控除費用』

”輸入申告の日(課税物件の確定の時の属する日)以後に行われる当該輸入貨物

に係る据付け、組み立て、整備又は技術指導に要する役務の費用)は、その額を

明らかにすることができる場合には、現実支払価格に算入しない。”


(関税定率法施行令第1条の4第1号)

☆令第1条の4第1号に規定する『整備』は、輸入貨物の機能を維持するために

恒常的に行われる予防的措置をいい、当該輸入貨物の瑕疵(かし)を是正する

ために行われる保証の履行(修繕、取替え)は含まない。

(関税定率法基本通達 4-2-(2)-ロ)

(注) 『保証費用』の取扱いは、(通達 4-2-4)にて別途に規定されている。

(※) 原則的には、”輸入申告の日の以後において、本邦内にて行われる:

○ 『整備』に関する契約条項により発生した費用は課税価格に含まれない。

○ 『保証』に関する契約により発生した費用は課税価格に含まれる。

とするものであり、今回の出題は、はっきりと『整備の費用』と書かれているのだから、

(現実支払価格)には含まれず、従ってCIF価格に加算も控除もする必要もない。

と、切って捨てるほどの(単純な出題表現でもない~、、、)と感じます。

当時の受験生は、かなり悩んだと思えます・・・。


☆ (現実支払価格)に加算するとされる『保証費用』を規定する(通達4-2-4)
   の具体的な明細は次号で全文を記載します。 

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木

 
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by Gewerbe | 2009-05-31 08:35 | Trackback | Comments(0)
『(整備費)←:→(保証費)』

 (貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな?    (1138)

5月24日 No.1131でアップした『外国為替変動調整条項』が組み込まれて

いた課税価格の計算問題は、一昨年(平成19年)の出題でしたが、改めて検討してみると、

この問題は(かなりのレベルの高い出題)です。

内容的には、① (前払い金値引き)、② (為替変動調整金)、③ (整備費用)

の三つの要素が組み込まれた計算問題です。以下、出題の全体です。

【 問  題 】

1) 輸入者M(買手)は、輸出者(売手)から特殊事務機を輸入する。

2) 当該特殊事務機器の売買契約書には、次の事項が規定されている。

 イ、当該特殊事務機器のCIF価格(5,000,000円)

 ロ、契約後一ヶ月以内に上記CIF価格の10%以上の前払いが行われたときには、
   前払い金の10%相当額の値引きが行われる旨。

 ハ、契約日と船積み日における為替相場が異なるときは、その変動分を調整する。

 二、当該特殊事務機器の耐用年数(5年間)中は、Xの在日代理店Yが定期的に
   整備を行い、当該整備の費用(1年当たり960,000円)はMが負担する旨、
   また、1年目の整備費用は当該特殊事務機器の代金とともにXに支払い、
   2年目以降は毎年Yに支払う。

3) 当該特殊事務機器に係る仕入書の明細は下記のとおりである。

    特殊事務機器 (CIF)        5,000,000円
    整備費 (1年目)     +)      960,000円
    前払金            +)    1,000,000円
    前払値引き         -)      100,000円
    為替変動調整金      +)      500,000円
              計           5,360,000円

4) MとXとの間には、特殊関係はない。

☆ この出題の最大のポイントは、二、【整備費】の解釈にあります。

(解答、解説)に併せ、次号以降で、『(整備費)←:→(保証費)』の(課税価格の決定)

における規定を解説していきます・・・。

by Gewerbe  「貿易ともだち」   K・佐々木
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by Gewerbe | 2009-05-31 07:24 | Trackback | Comments(0)
『課税価格の決定方法・(逆委託加工貿易)』

 (貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな?   (1137)

前号の問題は、「我国から、人件費の安い発展途上国に製品の原材料や意匠(デザイン)

を無償で提供して製品に加工してもらい、輸出入経費はすべて我国の委託者が負担す

るという=加工賃方式による【逆委託加工貿易】と呼ばれるものです。

実は、この【逆委託加工貿易】による輸入は、2年前=2007年度まで、

「課税価格の決定の原則」が使えず、「課税価格の決定方法の例外」によって、課税価格

を求めるべき「輸入取引によらない輸入」として規定されていました。

現行の規定では、(関税定率法基本通達4-1):[輸入取引の意義及び取扱い]

において、 

”加工賃方式による逆委託加工貿易取引により外国において加工された貨物が輸入される

場合には、加工賃を対価として当該貨物の売買が委託者(買手=輸入者)と受託者(売手=

輸出者)との間で行われたものとみなし、当該取引を輸入取引とする。”


改正
されています。

具体的には、輸出者である発展途上国からの仕入書(インボイス)に記載されてある仕入書

価格は、一般的には:(加工賃のみを記載した(Exw=工場出し価格)であり、現行の規定

では、これに「課税価格の決定の原則」=(現実支払い価格)+(加算要素)-(控除費用)で

課税価格を求めることができる。 とするものです。


☆ 規定の(改正)から2年目ですので、

「加工賃方式による逆委託加工貿易取引による輸入の課税価格」の決定問題の出題に

は気をつけておいてください、、。


by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
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by Gewerbe | 2009-05-28 20:07 | Trackback | Comments(0)
『前号の計算解説』

【課税価格】 : 43,087,000円

(※) 関税定率法第4条第1項 「課税価格の決定の原則」による、

1) 仕入書価格 : @3、500円×10,000単位=35,000,000円

2) 相殺金 : 相殺金の否認 (加算要素)
               @500円×10,000単位=  5,000,000円

3) [無償で提供された製造用原材料の費用]:(加算要素)
      7,500,000円(調達価格)
         12,000円(通関料)
        590,000円(海上運賃)
         98,000円(海上保険料)
(合計)  8,200,000円 × 10,000/50,000単位=
                                   1,640,000円

4) 無償で提供された(本邦開発)の意匠(デザイン)料 : 不算入 (無視)

5) 輸出国内の運賃、保険料、通関料、船積費用      225,000円

6) 輸出港から本邦輸入港までの運賃・保険料        522,000円

7) 輸入港到着後の本邦国内の運賃・保険料 : (控除費用)  (無視)

8) 仲介者に対する仲介手数料 (※) 買付手数料ではない (加算)
            仕入書価格 35,000,000円×2%= 700,000円

9) 買手が自己のために行う広告宣伝費  : 不算入 (無視)

                    合計・課税価格      43,087,000円

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
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by Gewerbe | 2009-05-28 10:42 | Trackback | Comments(1)
『Exw(工場渡し価格)-③』

 (貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな?    (1136)

下記も、本試験での(過去出題問題)ですが、「通常の難度レベル」とされています。

【問題】 : 

輸入者M(買手)は、次の条件により、仲介者Cを通じて、特殊関係にない輸出者X(売手)

に総数で50,000単位の貨物を注文した。 

このたび、最初の輸入として、10,000単位を輸入することになったので、この10,000

単位の貨物を輸入する場合の課税価格を計算しなさい。 なお、輸入する貨物の課税価格

に算入すべき費用は、50,000単位に対して均等に配分することにする。

1、仕入書価格は、輸出国におけるXの工場渡し価格(Ex Factory)価格であり、1単位
  につき、3,500円である。
  なお、当該1単位の価格は、XがMに対して負っていた債務を相殺したことに伴い、
  500円が差引かれた後の価格である。

2、Mは、輸入貨物50,000単位の生産に必要な原材料を7,500,000円で調達して、
  Xに無償で提供している。
  なお、Mは、この原材料の輸出に際し、輸出通関料12,000円、海上運賃590,000
  円及び保険料98,000円を負担している。

3、Mは、輸入貨物50,000単位の生産に必要な意匠(デザイン)で、本邦において開発
  された意匠(デザイン)を3,500,000円で購入して、Xに無償で提供している。
  なお、Mは、この意匠(デザイン)の国際郵便による輸出に際して、国際郵便小包料の
  15,000円を負担している。

4、Mは、今回輸入する10,000単位について、Xの工場から輸出港までの運賃・保険料
  170,000円及び輸出港における保管・通関・船積費用の55,000円を負担している。
  
5、Mは、今回輸入する10,000単位について、輸出港から本邦の輸入港までの運賃・
  保険料の522,000円を負担している。

6、Mは、今回輸入する10,000単位について、輸入港からMの倉庫までの運賃・保険料
  210,000円を負担している。

7、Mは、今回輸入する10,000単位について、仲介者Cに対し、仲介手数料として、仕入
  書価格の2%相当額を支払う。

8、Mは、輸入貨物50,000単位について国内販売を行うために、その広告宣伝費として
  8,264,000円を負担している。

【課税価格】 : 43、087、000円

by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
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by Gewerbe | 2009-05-28 09:32 | Trackback | Comments(0)
『貿易統計速報』

 (貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな?   (トピックス)

財務省が、本日発表した4月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出総額は、

前年同月に比べて39.1%減の4兆1969億円となった。 マイナスは7ヶ月連続。

自動車や鉄鋼の輸出減が響いた。

ただ、減少率は2ヶ月連続で縮小しており、(金融危機)を契機とする昨秋以降の輸出の

急激な落ち込みはやわらぎつつある。

輸出額から輸入額を引いた(貿易収支)は690億円と、小幅ながら黒字を確保

した。

(ソース : 5月27日 NIKKEI)

☆ 下記添付の[貿易統計の推移グラフ(1995年~2009年)]をみると、2005年中期

からすると、輸出・輸入ともプラス・マイナスでは、70%も貿易が縮小していることになり

ます。 とりわけ、昨年の秋以降は一気に40~50%下降しているわけであり、いかに

(金融危機)が我国貿易に与えたダメージが大きいものであるかといえます。

(急激に下降した)から、逆説で(急激に回復)できる可能性もある、というものではなく、

”日本の貿易の大きな転換”というか、、自動車、鉄鋼を中心とする輸出依存

型の日本経済が、大きく様変わりして(新たな日本産業の活路)を見つけ出して時間を

かけて回復に向かうのだと思います。

9年目には入ってはいますが、今年以降が実質的な『21世紀のスタート』

言えるような”大きな変化”が訪れるのではないでしょうか、、?

僕には、(化石燃料)・(鉄)による「20世紀の産業革命」の実質的な終えんが、

昨年だと思えるのです・・。

その「新たな21世紀への資材・産業」に向けての日本が持つ開発力、ノウハウは、

世界が注目するものがある。と信じて疑いません。



by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
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by Gewerbe | 2009-05-27 20:08 | Trackback | Comments(0)
『輸入取引によらない輸入』

 (貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな?   (1135)

(輸入取引に特別な事情がある場合)及び(輸入取引によらない輸入)の場合には、

「課税価格の決定の原則」が使えず、「課税価格の決定方法の例外」として、関税

定率法の4条の2以降によって課税価格を決定するよう規定されています。

では、この『輸入取引によらない輸入』とは、どういう輸入をいうのでしょうか?

(関税法)・(関税定率法)による「輸入取引」とはどういうことなのか?

輸出者(売手)と輸入者(買手)が相互に独立した立場で、貨物の適正価格での

支払いによる所有権の移転です。


これを一言で言えば、”海外からの適正価格での(買い取り)” です。

この反対: 

1)、 (所有権)が輸出者から輸入者に移転されていない。

2)、 貨物の適正価格が支払われていない。

場合が、
『輸入取引によらない輸入』とされているものです。

具体的には、

① 寄贈品や宣伝用物品など、無償で輸入される貨物

② オークションでの販売品など、委託販売のための輸入貨物

③ 売手が本邦で販売するために、代理人によって輸入される貨物

④ 賃貸借契約(リース)によって輸入される貨物

⑤ 生産のための見本等の輸出者からの貸与で輸入される貨物

⑥ 同一企業内の本支店間の取引により輸入される貨物

⑦ スクラップや廃棄物など、処理費用を受け取ることでの輸入貨物

があります。

(関税定率法基本通達4-1の2)


by Gewerbe  『貿易ともだち』   K・佐々木

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by Gewerbe | 2009-05-27 15:02 | Trackback | Comments(0)
『EXW(工場渡し価格)ー②』

 (貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな?    (1134)

次の出題も、なかなかにユニークな取引内容の問題であったのですね、、、、。

【問題】 

1、輸入者M(買手)は、輸出者X(売手)から衣類を輸入するにあたり、輸入貨物の代金
 (工場渡し価格 10,000,000円)の3割を前払いし、残金を輸入貨物到着後に支払
  うことになっている。

2、実際に前払い金が支払われた場合には、前払い金の額の10%に相当する額を値引
  きする旨の契約を結んでおり、当該前払い金である契約価格の3割は既に支払い済
  みである。

3、残金については、契約価格から前払い金の額と前払い金を支払ったことによる値引き
  額を控除して送金することになっている。

4、Mは、第三者であるAに輸出国での運送費用その他輸出に係る費用30,000円及び
  輸入港に到着するまでの運賃200,000円を上記の契約価格とは別に負担している。

5、Mは、本契約の成立に当たってMの代理人として買付け業務などに携わったZに対し
  て、買付け手数料として100,000円を上記契約価格とは別途に支払っている。

6、Mは、当該貨物の輸入に当たり、外国Bに居住する日本人デザイナーYによって作成
  された意匠を5,000,000円で購入し、当該意匠を無償でXに提供し、輸入貨物を
  生産させている。 なお、この意匠を提供するためにMが負担した運賃等の費用は
  53,000円である。

7、上記の者のいずれの間にも、特殊関係はない。

【解答】 : 14,983,000円

【計算】 : 契約価格 EXW(工場渡し価格) 10,000,000円
 
       (前払い額)     10,000,000×30%=3,000,000円
       (前払い値引き額)  3,000,000×10%=  300,000円
      (※) 前払い値引きは、値引き後の価格となる。
       ① 輸出国内~輸入港までの運賃等の費用は加算する。
       ② 買手が負担する(買付手数料)は加算されない。
       ③ 本邦以外で作成された意匠の費用、意匠の運送費などは
          課税価格に算入される。
       
 10,000,000- 300,000+ 30,000+ 200,000+ 5,000,000+ 53,000

☆ 実際に、ジーンズとか、ユニホームなどの(衣類)の多くは、中国やベトナムへの
  (製造委託)によって、上記のような内容での貿易条件が大半なのですよ。


by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
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by Gewerbe | 2009-05-27 09:00 | Trackback | Comments(0)
『製造原価に基づく課税価格の決定』

 (貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな?   (1134)

な~るほど・・・。こういう問題も考えられるのか~、、、、、、。

『貸借契約輸入=リース契約』で、 【輸入取引によらない輸入】に該当する

として, 『課税価格の原則』が使えず、『課税価格の決定方法の例外』に該当

する内容ですよね。


【問題】

関税定率法第4条の3第2項[製造原価に基づく課税価格の決定]の規定により、
次の取引内容による課税価格を計算しなさい。

1、輸入者Mは、3年間の貸借契約(貸借料4,500,000円)によってG国の輸出
  者Xから精密機械1台を輸入する。

2、当該輸入貨物の輸出国(生産国)における製造原価は、27,623,500円で
  ある。

3、輸入者Mは、当該輸入貨物安全輸送のため特殊な梱包の費用として、
  967,500円を負担している。

4、当該輸入貨物の輸出国(生産国)で生産された当該輸入貨物と同類の貨物の
  本邦への輸出のための販売に係る通常の利潤及び一般経費は、
  4,289,000円である。

 (※) 特殊な(容器)は、加算要素とならないが、梱包(包装)に要する費用は
     加算要素である。


5、当該輸入貨物の本邦の輸入港までの運賃及び保険料は、1,877、900円
  である。

【正解】 : 34,757,900円

   (27,623,500)+(967,500)+(4,289,000)+(1,877,000)


(問題ソース):[通関士の指針・平成20年度版]より、


by Gewerbe  「貿易ともだち」 K・佐々木

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by Gewerbe | 2009-05-26 23:02 | Trackback | Comments(0)