(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (1342)
神戸製鋼所グループの
「コベルコ建機」は13日、インドに本格参入すると発表した。
これまで日本から輸出していたが、(油圧ショベル)の現地工場を建設し製造から販売
まで一体的に展開する。
油圧ショベルを現地資本と組まずに単独で生産拠点を設けるのは初めて。
国内や欧米市場は、景気悪化や公共事業の削減で低迷が続いている。
建機メーカー各社は、
インドを中国に次ぐ”主戦場”と位置づけており、成長市場に活路
を求める動きが一段と加速しそうだ。
新工場は、インド南東部のチェンナイ市から北方75キロに場所にあるスリシティ工業団地
に建設する。 敷地面積6万8000平方メートル、工場建屋面積5300平方メートルで、
組み立て、塗装、出荷ラインを一貫して備える。 総投資額は9億円。
来春に着工し、2011年1月に操業を始める予定だ。
生産能力は1200台/年で、現地で最も需要の多い20トン規模の(油圧ショベル)を生産
する。
(コベルコ建機)は2006年11月に(伊藤忠商事)とインドで建機を輸入・販売する合弁会社
を設立し、販路の開拓に取組んできた。
現地生産に踏み切るに当たり、この合弁会社を(生産から販売まで手掛ける組織に改編)
出資比率も現在の :
(コベルコ建機=30%)・(伊藤忠商事=70%)から~
(コベルコ建機=95%)・(伊藤忠商事= 5%)に変更し、コベルコ建機側が主導権を持ち
インド市場を開拓する態勢を整える。
(iza news business 1/08)
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木