(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (1262)
2009年度は、ドイツを抜いて
(中国が世界第1位の輸出大国)に踊り出る可能性が
高まっています・・・。
『 〔中国製品〕 インド、ブラジル、EU、米国! 広がる保護貿易の壁 』
中国紙(国際先駆導報)は、中国製製品が世界中で、新たな広がりをみせる
”保護貿易主義”に阻まれていると報じた。
記事は、保護貿易主義は先進国だけでなく発展途上国にも広がっていると指摘する。
○ インド政府は1月、(中国製玩具)の輸入を6ヶ月間
輸入禁止すると発表した。
○ ブラジル政府も、これを追うように(中国製玩具、衣類、靴など24製品)の
輸入を許可制にすることを決めた。
○ EUは2月より、ネジやボルトなど連結部品に対して:
63%~87%の
〔ダンピング関税〕をかけることを確定した。
○ 米国は:
① 昨年12月、
中国が補助金を出して、輸出製品のブランド育成をしているとして
WTO(世界貿易機関)に提訴。
② 同昨年末、(中国製鋼管)に最大40%の
(反ダンピング税)をかけることを決定。
③ 9月15日、オバマ大統領は(中国製自動車タイヤ)に
セーフ・ガード(緊急輸入制限)
を発動する方針を発表。1年目:35%、2年目:30%、3年目:25%の3年間
○ 今年の旧正月明けには米国連邦議事堂で売られていた(中国製お土産品)もすべて
販売禁止となった。
中国貿易研究室は、「G20やWTOなどが先頭に立ち、保護貿易主義を阻止しなければなら
ない。」との見解を示す。
同貿易研究室は現状に対し、「中国は冷静を保つことが大事。貿易戦争に加勢してはならない。」
と指摘した。
(記事ソース:Record China)
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木