(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (1325)
いまさら~・・、『BRIC's』でもないでしょうけど、(Brazil),(Russia),(India),(China)
の”経済新興国を代表する4カ国の総称”ですよね。
『2009年の鋼材消費、日本上回りインドが世界第3位、世界鉄鋼協会見通し』
世界鉄鋼協会は、中国の北京で開催中の総会で、2009年の鋼材消費でインドが日本、
韓国を上回り、世界第3位に浮上する見通しであると発表した。
日本は、2009年に4位に後退し、2010年は消費が大幅に回復するものの順位は変わ
らない。
2009年の世界の鋼材消費は2008年に比べ、8.6%減となるが、2010年は前年比で
9.2%増の12億600万トンになる。
2010年は(中国)や(インド)をけん引役に世界の主要市場で増加に転じる。
消費量で世界首位の中国は2010年には前年比5%増の5億2600万トンとなり、世界の
全体に占める割合も11ポイント増の47.6%となるもよう・・・。
成長が続く中国の存在感が改めて浮き彫りになった。
インドも2009年に前年比8.9%増の5600万トンになる見通し。日本や韓国の消費量を
上回り、世界3位になる。 2010年は前年比12.1%増の6300万トンとなり、高成長が
続く。
『鉄鋼輸出、中韓頼み転換へ、JFEや神鋼』
日本の鉄鋼大手が鋼材の輸出先を(韓国、中国)から(中東、インド)などにシフトする。
JFEは、中東やアフリカで現地企業と提携。
神戸製鋼所は、バングラデシュで販路を開拓する。
現在、日本からの鋼材輸出の4割を占める韓国と中国では、今後数年で日本全体の
粗鋼生産量に匹敵する1億トン近くの新高炉(製鉄所)が立ち上がり、日本からの輸出
が減る見通し。
石油化学では中東勢のエチレン増産で、日本メーカーは国内設備の統廃合を始めた。
新興国の台頭で、日本の素材大手は戦略転換を迫られている。
JFEは、中東、インド周辺、ベトナムを中心とするインドシナ半島、アフリカの4地域に
社員を長期出張させ、現地の鉄鋼会社などとの資本・業務提携を検討する。
建材に使う厚板、家電や自動車などに使う薄板などの販路を開拓する狙い。
(ソース・ NIKKEI-NET 10月13日、9月21日)