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『中国、(新車販売台数) 初の”世界一” 1月、米国を抜く』
中国国営(新華社電)によると、中国自動車工業会は2月10日、今年1月の中国国内の
新車販売台数(速報値)が前年同月と比べ、14.4%減の73万5500台となったと発表
した。 このうち乗用車が同7.3%減の61万6000台だった。
一方、米国調査会社が発表済みの同月の米国新車販売台数(速報値)が65万6976台で
あったため、中国が単月の自動車販売台数で初めて米国を抜き、世界トップの座に立った
ことが確認された。
米国市場が急激に縮小する一方で、個人消費や地方自治体の購買を強く奨励する中国は
乗用車を中心に底堅い需要があり、米国を上回った。
金融危機が端を発した世界的な不況下で、中国の存在感が他か回ることになりそうだ。
小型車のうち、中国メーカーによる自主モデル車の占める割合は昨年の25.9%から
1月は29.7%に上がり、日本メーカー車の割合を上まわった。
中国の新車販売台数は1999年から10%以上の伸びを続け、2006年には日本を抜いて
”世界第2位”になった。 2008年度は1000万台突破が期待されたが、世界的な景気の
後退の影響で前年比6.7%増の938万台にとどまった。
主力の(セダン車)は504万台で、中国メーカー車が約26%。
日本自動車メーカー車は、約31%であった。 日系メーカー車はホンダのアコードや
トヨタのカローラ、カムリが多い。
☆ 中国自動車工業協会では、2009年度の販売台数を5%増と見込んでいる。
一方、米国市場は2008年度に18%減の1324万台に落ち込み、今年も減少する
可能性が高い。
(記事: 産経新聞 2月25日)
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木