(貿易ともだちさん)、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (1039)
(自動車)や(パソコン)の関税率が(無税)に反して、輸入品への(関税)がとてつもなく高い
商品が存在します。
(米=コメ)の実質:780%などは、(かわいい~!)方で、
はるかにそれを超えるのが、
「コンニャク芋」です。
『コンニャク芋にセーフガード、3割値上げ』
日本政府は2月5日までに、「コンニャク芋」に対する
(緊急関税=セーフガード)を発動した。
ミャンマーからの輸入が急増したためで、2月1日から3月末までの間、関税を1キロあたり
2796円(実質:1700%に相当)から、約3割り増の3728円/Kgに引き上げる。
[従量税率] : [従価税率]では、実質=2250%に相当・・・
国内農家と加工業者の国内産業保護が目的。
これは、
LDC(後発開発途上国=最も開発の遅れている50カ国)の産品につい
て、無税無枠(関税=0、輸入限度制限=無し)で輸入を自由化するための関税暫定措置法
の法改正が2007年度の国会で成立し、4月から実施されているためです。
現在、LDCのうち、ミャンマーだけがコンニャク芋の生産国。
日本政府はLDC支援の一環としてミャンマーからのコンニャク芋輸入を2007年度から
無税化した。2007年度の輸入量は「0」であったが、2008年度は187トンに急増。
中国やインドネシアからの輸入量と合わせ、セーフガードの発動基準を上回ったことにより
ミャンマーからの輸入にも関税をかける。
ミャンマーではコンニャクは食べてはいないそうだが、その生産量は日本に匹敵する。
生産価格は、日本では120円/キロのところ、ミャンマーでは、わずか!9円/キロである。
☆ コンニャク芋の国内生産の95%は(群馬県)で栽培・生産されています・・・。
なぜ? 『コンニャク芋』をT/Q(タリフ・クオータ=関税割当品目に指定し、我国が世界中
からひんしゅく=呆れかえられるような(高関税率)をかけ、WTOの特殊関税制度で規定
されているとは言えども、「セーフ・ガード」の発動によってまで、『コンニャク芋産業』を保護
しなければならないのか~?
調べてみると、、、(政治的な意外な事実が隠れているのですよねェ~・・・)
(※) この「タイトル」は、コメンテェイターの(しろくろ)さんの投稿を参考にしました。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木