(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (1029)
『米国産牛肉の輸入禁止問題、米・欧の貿易紛争激化』
(成長促進ホルモン)が使われる米国産牛肉の輸入禁止問題で、欧州連合(EU)
と米国の貿易紛争が激しくなってきた。 米国がEU製品への
「報復関税」の適用を
拡大すると通告。
欧州委員会は
WTO(世界貿易機関)への提訴で対抗する構えだ。
景気後退で米・欧は(保護主義的)な動きを強めており、米・欧間の通商摩擦が過熱する
恐れがある。
米国は今月中旬、牛肉禁止への
(報復関税)の対象に、EU産の穀物類や肉類を
加えると伝えた。 現在は、EU産のチーズやトリュフなどに限られているが、成長ホルモンを
使った米国産牛肉の輸入をEUが認めないため、制裁対象を大幅に広げるとみられる。
(記事:1月26日、NIKKEI・国際)
『報復関税=Retaliatory Tax』
自国の輸出品に対してある国が、輸入規制・高関税などの不利益・不公平措置をとった
場合、その国からの輸入品に対して、報復的に賦課する差別税のひとつ。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木