(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (913)
残念ながら~・・・[実行関税率表]に『家電製品』という所属の類・項はありません。
何かの所属基準はあるとは思えるのですが、『各家電製品の所属』は、私達の国内常識に
よっては理解できません・・・。
少なくとも、僕には『家電製品の所属・分類基準』を想定することはできません。
みなさんに対して、(こういう分類基準で考えてください。)と、その具体的な根拠を示す
ものは、持ち合わせていません。
つまり、常識を超えた『家電製品の所属』は、「類・項の(注)の規定」によって具体的に
覚えるしか方法がありません。
【84類 : 原子炉、ボイラー及び機械類並びにこれらの部分品】
〔含まれる物〕 ブルドーザー、飛行機エンジン、自動車エンジン
〔含まれる家電製品〕 パソコン、家庭用電気ミシン、電気洗濯機、エアコン・扇風機、
電動のこぎり、プリンター、ファクシミリ
【85類 : 電気機器及びその部分品並びに録音機、音声再生機
並びにテレビジョンの映像及び音声の記録又は再生用の機器
並びにこれらの部分品及び付属品】
〔含まれる家電製品物〕 家庭用電気掃除機、CD・DVDプレーヤー、電気かみそり、
デジタルカメラ、電動工具、ラジオ、テレビ、プロジェクター
電話機
〔含まれない家電製品〕 電気毛布 (第63類ーその他繊維製品)
テープレコーダー(第92類ー楽器)
照明器具 (第94類ー家具)
なぜ~? 〔原子炉〕と、〔パソコン〕が同じ【第84類ー機械類】になって、〔照明機器〕が
【第94類ー家具】に所属されるのか・・・?
国内の「家電量販店」で販売されている商品群の(常識)は、ここでは通用しません!
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木