『トピックス:(オーストラリア、日本向け小麦の輸出一部停止)』
(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (トピックス)
オーストラリア産小麦の輸出企業・AWB(旧豪小麦公社)は、中華めんなどの素材となる
中級品目小麦について、日本への輸出を停止すると発表した。
(中級品目小麦)は、毎年約25万トンが日本へ輸出されてきたが、2年連続の干ばつが響き
在庫が底をついた。今後は、カナダからの代替輸入になると思える。
一方、(うどん)に使用され毎年約85万トンを日本へ輸出されてきた(高級品目小麦)は、
何とか例年並を確保できており、輸出が継続される。ただ、価格は今年初めに、2年前の
約2倍に上昇しており、日本の食品価格にも影響を与えそうだ。
☆『 【米粉】 小麦高騰で普及の兆し、農水省も後押し』
国際価格の高騰を続ける小麦の代わりに、パンや菓子、麺類の原料にコメからつくられる
「米庫(こめこ)」を用いる動きが徐々に広がっている。
「米粉」は(うるち米)を粉にしたもの。従来、和菓子の材料として用いられてきたが、最近
ではケーキやパンなど洋菓子にも広く普及し、麺類への開発が急がれている。
3~4年前までは、小麦粉(中級粉)に比べ、約2~3倍の価格であったが、小麦国際価格
の高騰で、現在は1キロあたり数十円にまで差が縮まった。
【農水省】は今年度、約4000万円をかけて、米粉のPRを図る。
また、米粉についてはコメの生産農家のほか、米粉を材料に使用する食品メーカーなども
対象にした
(補助金制度)を検討しており、来年の通常国会への関連法案提出
を目指している。
(※) (国際コメ価格)の急騰前には、実質780%と、国際価格に比べ約8倍もの関税率
でしたが、遅ばせながら、、(国際的同調の動き)になってきましたね、、、。
と言うより、「
WTOーウルグアイ・ラウンド(農業問題)」は、これ以上の躊躇を
日本に与えていない。」が実態かな・・・?
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木