(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (771)
2月始めに、アメリカの投資情報調査会社:「スタンダード&プアーズ(S&P)社の発表した
統計によると、アメリカのサブ・プライム問題を発端とする
リセッション(景気後退)
懸念などを背景とした株安連鎖の結果、世界の株式市場の時価総額が今年1月だけで、
5兆2000億US$(約560兆円)減少したと発表した。
この金額は、日本の国内総生産額(2006年度=511兆円)を大きく上回る額が、わずか
一月で吹き飛んだ計算になり、株価下落の激しさが改めて浮き彫りになった。
1月、世界各国の株価は大きく下がり、先進国で平均:7.8%、新興国では12.4%下落
した。
☆ (新興国)の株価下落は、トルコが22.7%でトップの下落、続いて
中国の21.4%
ロシア=16.1%、インド=16%下落の大幅安で、リスク投資を避ける動きが目立った。
(新興国の経済発展)により、アメリカが世界経済の唯一の原動力である時代は過ぎ去った
ものの、なお世界経済の主要要因であることは間違いなく、アメリカの経済問題は世界的に
波及する現状を顕著に示した・・・。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木