(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (738)
『三角合併』とは、合併される企業(被合併法人)の株主に対して合併を仕掛ける企業(合併
法人)の株主でなく、(合併法人の親会社)の株式を交付する合併のことをいう。
(被合併会社):(合併会社):(親会社)の関係が(三角形)を結ぶことからの呼び名。
商法では、
吸収合併(M&A)の際、被合併法人の株主に対して合併法人の株式
を交付することが前提とされていたが、会社法に設けられた
「合併等対価の柔軟化」
の規定により、金銭や他の企業の株式などの交付ができるとされたことから『三角合併』が
可能となった。
(会社法)の施行日は2006年5月1日であるが、企業経営というよりも、海外ファンドによる
投機的な(株価吊り上げのマネー・ゲーム)にさらされる危惧があることから、施行は1年後
の2007年5月1日に延期された経緯がある。
(参考:KPMG Japan)
☆ 世界最大手水道会社、フランスのヴェオリアが日本市場に参入
世界最大の水道会社であるフランスの
「ヴェオリア・ウォーター」は日本の水道事
業に本格参入する。
中堅水処理会社の
「西原環境テクノロジー(東京)」を傘下に収め、日本国内の
自治体から上下水道の運営を受託する。
日本では
(規制緩和)で水道事業の民間委託が解禁され、今後市場拡大が見込
まれている。
官公庁にパイプを持つ西原環境を事実上買収し、日本市場開拓を急ぐ。
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b>日本法人のヴェオリア・ウォーター・ジャパン(東京)が西原環境を
子会社化して社長も派遣した。 西原環境の新資本金は14億円。 日本市場開拓を本格化
するため、今後西原環境の組織改革に着手する。
(ソース:NIKKEI 2月1日)
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木