(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (732)
過去の「海外進出」と言うと、(輸出)、(ライセンス契約)、(直接投資)などが中心で、外国
市場進出を目的とする
(市場開発戦略)でした。
しかし、最近のグローバル化という企業の経営方針は、(市場開発戦略)=相手国の市場に
乗り込んで、他メーカーとの競合に勝っていく、、。と言うより、 企業同士が、手を組み、ビジ
ネスを
Alliance=アライアンス(業務提携)を図ることによって、国境
を超えた経済活動=グローバル化・国の内外を問わず、お互いが競争するのではなく、お互
いに協力して事業を展開する動きが活発となってきました。
〇 自社のみ単独で事業を展開するより共同で進める方が有利である。
シナジー効果(Synergy Effect)が高い。
〇 (競争)より(協力)が有利である場合がある。
共生効果(Symbiosis Effect)をねらう。
☆ 過去の(外国市場進出戦略)とは変化してきていうのです。 つまり、(自社の長所)を
生かし、(自社の短所)を補うには、(競争)→(共同事業)で事業を国際展開する方が
有利とする考え方です。
この企業間の業務提携を、(Alliance),(Coalition),(Collaboration)と呼びます。
① 「Ad Hoc Pool」 : 目的を特定するアライアンス
② 「Consoritum」 : 共同事業
③ 「Project-based Joint Venture」 : プロジェクト別ジョイント・ベンチャー
※ 単独で特定の事業を立上げることが困難な場合に、複数の企業が手を組み、
新規の事業を立ち上げるため、それぞれに出資して、新規企業を設立する。
④ 「Full-Joint Venture」 : 本格ジョイント・ベンチャー
※ 親企業と新企業は、事業面で重複・競合しない。 つまり、親企業から新企業を
分離して、事業を新事業に全面的に移管するものです。
(参考 : ジェトロ偏 ・ 実践国際ビジネス教本)
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木