(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (651)
『利用航空運送事業者』とは?
自分では航空機を保有、運行せず、航空会社の貨物スペースを利用するという航空運送
会社と意味で、こう呼ばれます。
具体的には、複数の荷主から(小口貨物)を集め、それらの荷物を一つにまとめて、自分の
名前で航空会社に運送を頼み、着地で貨物を受け取り、荷受人ごとに仕分けしてそれぞれ
に配達します。
このことから
、「混載業者」=Consolidator(コンソリデーター)とも呼ばれます。
航空会社が、(空港)~(空港)の間を運送するのに対して
、”Door to Door”の
運送を一貫輸送を引き受けています。
最近では、”ドア・ ツー・ドア”輸送だけでなく、自社の倉庫施設を持ち、通関業務、貨物の
保管、仕分けなどの航空会社と違って、配送業務の全般を請負う等、業務が多様化して
おり、(国際航空混載物流業者)の意味の
『ロジティクス・プロバイダー』とも
呼ばれ始めています。
☆ 『サプライチェーン・マネージメント (SCM)』
部材の調達、製造、販売流通を一つの繋がった鎖(チェーン)とみなし、全ての業務を一元的
に管理して最適な運用を図ること。
☆ 『サードパーティー・ロジスティクス (3PL)』
荷主が物流(ロジスティクス)に関係する部分の全部、あるいは一部を他企業(運送会社、
倉庫会社など)に委託(
アウト・ソーシング)することにより、物流コストの削減を
図ろうとするもの。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木