(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (335)
欧州連合(EU)は環境意識が高く、製品の環境規制が世界で最も進み、その規制も増え
続けています。
EUのこうした「環境指令」は、EU圏内企業ばかりでなく、4億人の消費者を抱えるEU市場
に参入を望む世界中の企業に影響を与えることになります。
その理由は、現在の市場は世界規模に及んでいるため、メーカーは特定の地域の規定を
満たすために個別に商品を設計・製造することを好ましく思っていないからです。
(この全世界市場をターゲットとするマーケティング戦略を
【ジオセントリック指向】
と呼びます。)
『EU(欧州連合)の環境規制指令』
【WEEE指令】(Waste Electrical and Electronic Equipment)
2003年2月の施行された
『電気・電子機器の廃棄に関するEU指令』
【RoHS指令】(Restriction of Hazardous Substances)
WEEEと一緒に施行された
『電気・電子機器に含まれる有害物質の使用制限指令』
【Eup指令】(Directive on Eco-Design of Energy-using Products)
2007年施行の
『環境への配慮を考慮したエコ・デザインに関するEU指令』
☆ 『EU化学物質規制に先手、オムロンなど製品から排除』
世界的に厳しい欧州連合(EU)の化学物質規制に先手を打つ動きが日本企業に広がって
きた。 オムロンやテルモは電子医療機器で(鉛)などを排除、東芝機械は産業用ロボット
で同様の措置に入った。
現行の規制指令は(家電やパソコン)で、(医療用機器)などは対象外であるが、日本各企業
はEUの対象の拡大に先手を打って対応を急ぐものである。
【グリーン・マーケティング】 =環境配慮を基準に取引や製品の選別が加速する
中、対応を急ぐ企業が増えそうだ、、、、。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木