『フィリピン、(日本語能力2級以上)で看護師送込準備』
(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (280)
今年9月9日の日本とフィリピン政府との
経済連携協定(EPA)=Economic
Partnership Agreemenntの正式合意により日比両国間の「ヒトの移動」が実現に
向け前進したのを受け、フィリピンの日本語教育関係者の間で、日本への看護婦・介護士
の送り込み準備として、フィリピン国内で
日本語能力試験(JLPT)2級の取得を
目指す考えが広がっている。
(JLPT=Japanese Language Procifency Test )
日比経済連携協定での取り決めでは、
入国後6ヶ月間は就業が認められない(日本語研修期間)があります。
また(許可される滞在期間)は、(看護師志望:最長3年)(介護士志望:最長4年)で、
それ以上の滞在、日本国内での就業は(日本の国家資格合格)が条件とされています。
日本入国後に就業が認められない6ヶ月間の(日本語研修)が、「日本語能力2級取得者」
は免除されると想定され、彼等とすると受け入れ先の病院施設の支援を得て、
OJT( On the Job Training)の傍ら勉強を続け
、「日本の国家資格の合格」を
目指す方向性を模索しているようだ。
また今回のEPAでは、フィリピン人が日本で看護師を目指すにはフィリピンの看護師資格の
保持者で3年以上の実務経験を有することが前提条件とされています。
一方、「介護士」の場合は、
(1) 4年生大学卒業でフィリピンの介護士資格
(2) フィリピン政府が認める看護学校を卒業
(3) 4年生大学卒業
とされています。
※ いずれにしても、許された(滞在期間=3~4年間)に専門用語も必要とされる「日本の
国家資格試験」に合格するためには、6ヶ月間の(日本語研修期間)が免除となる「2級」を
フィリピン国内で取得後に日本に入国するのが理想なのです。
by Gewerbe (貿易ともだち) K・佐々木