(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (69)
NIES(東南アジア新興工業国)に続いて、
BRIC'sと呼ばれる、
「新経済振興国」=ブラジル、ロシア、インド、中国の中で、中国に続き:(中国以上に!)
世界中から熱い視線を向けられているのが、現状のシン政権が率いるインドです。
インドの各メディアは、昨日(2/6日)を、
「インドの歴史的な日!」として
書き立てました。
その内容は、インドのムンバイ証券取引所の株価指数が、初めて1万の大台を越えたと
言うもので、昨年の4月から急上昇を続け8月からの五ヶ月間で25%も急進しているの
です。
インド経済は、2004年に誕生した「マリモハン・シン政権下」で、自動車、金融、
情報技術(IT)、エネルギー産業等に外国からの直接資本投資が急増し、シン政権は、
今年も、7%以上の経済成長を予測しています。
←先生~、、それがどうして、すごいの~? インドって、何なの~?
←確かに、現在のインドの
GNI(国民総所得)=国民一人当りの年間収入は、
550米ドルで、日本人の(月収入)以下の違いですし、旧カースト制度、民族、宗教上での
極端な貧富の差、識字率:65% と言う問題があるのは事実です。
だけどインドは、1947年にイギリス植民地から独立して、わずか60年で、近い将来に
中国に並び欧米を抜く経済大国になろうとしているのです。
上記の複雑な国内問題も抱えていますが、人口:11億弱、英語が話せる人が多い、IT=
情報産業の専門家が多い。という中国以上の近未来的:「経済発展を秘めた国」なのです。
世界一の大国:中国と第二位のインドとの関係が密接になって行く現在、日本にとっても
最大級の注目すべき:
「無視できない国」 なのです。
←でも先生、、インドって、アーリア族の白人系が大半の国で、「アジア」って言う気が
しないんだけど、、、。
←いいえ~、、。今後私達:日本が協力し合っていかなければならない
「アジア」
とは、オーストラリア、ニュージーランド、インド 等も当然に含まれているのですヨ!
by Gewerbe (貿易ともだち) K・佐々木