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さまざまな判断はありますが、”日本の人口の10倍の12億人”を抱える中国の消費市場、メーカーにとっては無視できない巨大市場であることには変わりありません。
『やっぱり品質が大事!拡大する中国の紙おむつ市場で日本メーカーに勝機も=中国』
中国では長年にわたって続けられてきた「一人っ子政策」が廃止され、各夫婦は2人目の子どもを産むことができるようになった。子どもの数が増えれば、粉ミルクや紙おむつといった乳幼児向け製品の需要か拡大していくことが予想される。
中国メディアのPCBabyは今月10日、中国では一人っ子政策の廃止に伴い、出産数が伸びており、紙おむつ市場拡大していることを伝え、日本の紙おむつメーカーにとっても大きな商機となっていることを伝えた。
記事は、2016年における中国の病院での出産数が1864万件に達し、前年に比べて11.5%も伸びたと伝え、うち2人目はもしくは3人目以上の出産数は全体の45%に達したと紹介。
新生児の増加に伴い、中国の紙おむつ市場も急激に伸びており、市場規模は2012年の223億元(約3858億円)から2017年は417億7000元(約7215億円)にまで拡大する見通しだと伝えた。続けて、中国では2020年までに紙おむつ市場は700億元(約1兆2111億円)まで拡大するとみられており、市場拡大を見越して多くのメーカーが中国に続々と進出していると指摘。一方、中国の消費者が最も関心を持っているは「紙おむつの品質」であり、「安心して使えるかどうか」と言う点だと指摘した。
一方、日本では中国人旅行客の”爆買い”が後退したことなどを背景に、2016年の紙おむつ生産量が前年比で減少したと紹介。それに比べ、中国の紙おむつ市場は年5~10%n割合で拡大が続いており、日本の紙おむつメーカーにとって市場拡大が続く中国市場は魅力的だと指摘し、中国市場では品質が重視されるだけに、日本メーカーにとっては一定の勝機が見込める可能性があることを伝えている。
(記事出所:編集・村山健二 サーチナ・モーニングスター)
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