『マーケティング支援AIロボット 「ZUKKU(ズック)」』
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4319)
前号の「酒蔵アプリ=(サケベル)」からの継続~。
『台湾、インバウンド振興に、IT駆使』
台湾西側のリゾート地、膨湖(ボンフー)諸島ではあらゆるモノがネットにつながる「IoT」で島の観光を活性化させる台湾当局のプロジェクトが進行中だ。日本から参加するベンチャー(VB)が小型ロボット開発の「(株)ハタプロ」だ。開発したロボットは「ZUKKU(ズック)」。カメラやセンサーを搭載して、クラウド上のAI(人工頭脳)とつながっている。島を走る観光バスの席ごとにズックを配置する。観光客の年齢や性別などの属性を把握してAIで分析。個人に合った観光情報や現地企業の公告などを発信する。
『三越伊勢丹、売場にAI導入の狙い』
三越伊勢丹ホールディングスは、フクロウの形をした小型AIロボット『ZUKKU(ズック)』をデジタルトイのイベントで試験導入。客の属性を判別し、適切な商品を提案するロボットだ。体面接客を向上させるためのAI活用を加速させる。
実証実験は、IoTデバイス開発の(株)ハタプロが開発した小型ロボット「ZUKKU(ズック)』を使って実施。
手のひらに乗るサイズのロボットには、カメラやセンサー、スピーカー、マイクなどが内蔵。目の前にいる人の性別や年齢、人数、表情などを認識し、個人を特定できないテキストデータに変換したうえでクラウド上のAI(人工頭脳)に送る。そのデータ解析を行うことで最適な商品情報をタブレット端末などに配信することで、自動で商品提案をする。
『ZUKKU(ズック)』は”フクロウの形をした小さくかわいらしい見た目”の”高機能・安価”なAIロボットであり、訪日外国観光客の希望する観光目的・観光地の情報収集・解析→個人毎の適正情報の発信でのインバンド、地方振興促進にも大きな期待がされている。
(記事参考:ITmedia ビジネスオンライン 2017/08/28)
blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木