『韓進(ハンジン)海運、清算へ 再生手続き打ち切り』
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『韓進海運ー2月17日”破産宣告” 生産へ、再生手続き打ち切り』
法定管理(日本の会社更生法に相当)を申請し、更生手続き中だった韓国の海運大手(船腹量:世界第七位のコンテナ船社)の清算=破産が確定した。
昨年8月末の経営破綻後に船舶など、資産の切り売りが進み、企業価値が低下。支援企業が現れず、ソウル中央地裁は2日、再生手続きの打ち切りを決めた。
韓国政府は、残った自国海運・現代商船の再建を支援する。だが、海運市況の本格回復は時間がかかる見通しで業績の好転は不透明だ・・。
『韓進海運/破産宣告(2/17日)。SM・現代が資産承継』
世界第7位であった韓国・韓進(ハンジン)海運。同社が得意としていた北米コンテナ航路などは、韓国の中堅グループであるSM(サムラミダス)が営業網を買収した。同グループ傘下の新興船社である
「SMライン」として3月から世界7航路サービスを再開する。SMラインは日本支店も設立し、まず、日韓・北米サービスを提供する。
「現代(ヒュンダイ)商船」も旧韓進海運社員をキャリア採用したほか、ロングビーチ港のターミナル「TTI」に出資する。
同社はマースクラインとMSCによるアライアンス「2M」とも提携し、事実上のフラッグキャリアとしてサービスを強化する。
(記事ソース:日本経済新聞(2017/02/03)、日本海事新聞電子版(2017/02/17)
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