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『ロジスティクス(国際物流)』
 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3269)

『Amazonが”倉庫ロボット”1万5000台を導入し、最大1000億円の人件費削減』

 労働者にとって非常に過酷な労働環境にあると指摘されるAmazonの物流センターは、そこで働く多くの人の人件費のことも含めて、Amazonにとって解決すべき問題点の一つ。その解決策としてなのか、Amazonは配送センターにロボットを配備することを考えて2012年に「Kiva Systems」を買収。そこから2年で配備された倉庫ロボットの数が1万5000台を超え、およそ500億円から最大で1000億円の人件費が削減できる見込みであることが明らかになった。

 Amazonの配送センターといえば「10カ条の掟」があって、センターの中を1日に24Km歩くこともあると言われる、厳しい環境です。広大な敷地面積を持ち、日常的に1000人以上が働いて注文を処理していますが、それでも人手は足りず、繁忙きになると8万人以上のアルバイトがここに集まります。
 たとえば、感謝祭明けの月曜日には多くの人がネットで注文した内容を処理して膨大な黒字がでることから「サイバー・マンデー」と呼ばれていますが、2013年のサイバー・マンデーに取り扱った注文の数は3680万件でした。

 Amazonの配送センターというと巨大な図書館のように棚が並べられていて、入荷した商品は一つずつコードを読み取って棚の空いている所に入れていき(ストーキング)、出荷する時はこれを逆にポータブル端末を使って、必要な商品がどの棚のどの位置にあるのか最適経路で取りに行く(ピッキング)という姿が標準でした。

 しかし、Kivaはコントロールセンターから指令を受けると目的の商品を入れるべき棚、あるいは目的の商品が入っている棚を持ち上げて担当者の所まで運んできます。
 最近はパッケージ(包装)や伝票処理までをもロボットが処理する物流倉庫が出現し、広大な倉庫内に人の姿を見かけるのは稀で、黙々と無人のロボットが膨大な荷物を次々と処理しています。
 KIvaはコスト面でも優秀で、配送センターでかかるコストを20%削減できるとのこと。Amazon全体だと4億5000万ドルから9億ドル(約532億円から1,650億円)の人件費が削減できる見通しです。

 むろん、このロジスティクス(物流)のロボット化は倉庫のみではなく、コンテナ船においては、どの船のどのコンテナのどのあたりに荷物が積まれ、海上のどの辺りを輸送中であるという情報が衛星通信を介してのリアルタイムで把握できています。
 また、「ドローン」による配送サービスシステムの開発を巡って、AmazonとGoogleが激しい開発バトルをしており、地域的・内容の限定はあろうかと思われますが、2~3年の内には、発注から配送まで、まったく人の手を介さない「ネット通販の自動化」が進められているかもわかりません・・。

 「Amazon」は、元々ネット通販からスタートした企業であり、本来は「倉庫業者」でも「宅配運送業者」でもありません。しかし現状では、上記「物流ロボット企業」の買収を初め、自前の宅配運送、自前の国際貨物運送航空機、決済金融システムまでのトータル化を完備させ、既存の大手国際物流(ロジスティクス)企業を牙城を大きく奪う一大国際ロジスティクス企業となっています。

 我が国の日通、クロネコヤマト、佐川急便等、これらの大手国際ロジスティクス企業に立ち向かうには、「頼まれた商品を運ぶ」という従来の範疇で生き残れないのは目に見えています。「モノが動く市場を物流企業が新規に作り出す」という新たなマーケティング戦略が強く求められています。


by Gewerbe  「貿易ともだち」  K・佐々木
『ロジスティクス(国際物流)』_a0061688_23124983.png
『ロジスティクス(国際物流)』_a0061688_23131617.jpg

by Gewerbe | 2016-12-27 23:13 | Trackback | Comments(0)