(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3169)
後3回の週末と2日の祭日があると言え、実質的には本試験までの残る日数は”2週間”に迫りました。
アップしているように、10月2日の本試験に、「自己のベストの状態で試験に臨む」ことができるように、徐々に「体調管理」と「精神安定」を図る必要があり、残る10日余りのみが「最後の追い込みにかけ得る受験対策時間」と言えると感じます。
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「午前中の「通関業法)、(関税法等)での”6割以上の正解率の向上を目指す”というよりも、合格を狙う以上は、やはり、残りの期間は(通関実務科目)の充実です。
しかも、「多くの過去問題を単純に数多く消化する」ということよりも、「より多くの出題パターンを把握する」ということに力をいれるべきですし、今後は、「試験時間内での解答作業」という”時間内での解答マーキングまでの解答時間の短縮に努めるべきです。個々の受験者により、「どの方法が自己のベストか?」は異なるとは思いますが、
絶対的に求められるのは、「試験時間内での一定以上の正解の回答」しかありません。
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繰り返し、
「沈着・冷静、敏速・正確な読解力」の判断基準の方が大きい、と述べてきました。
各受験生の持つ「基礎的事務処理能力」の現状も違うと思えますし、「性格的な差異」もありますが、昨年の試験問題の内容を見るまでもなく、ことさらに「奇々怪々・・な難解な問題構成」となっている近年の「通関実務科目」は、その複雑さが更にパワーアップして今年の試験にくることは当然に予想しておかなけねばなりません。
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残された今後の受験対策期間の数日に”何より大切なこと”は、どれほど新規で複雑な記述でな問題が出題されようとも、「(沈着)・(冷静)-(迅速)・(正確)」な読取り。パニックに陥って、問題作成者の意図に見事に嵌って受験生が自己を失い、自己のベストを出せない。とすることを避ける体調と気持ちの安定確保に努めるべきです。
”焦り”から、本試験実施の10月2日に向けて、自己をどんどんと”うつ状態”に追い込んで行くという危険な時期でもあるだけに、「火事場のばか力」という言葉もあるように、本試験において、「実力以上の拡大的な解答作業ができた!」とする可能性を狙うことが可能なのは、残る日数にどのような気持ちを持てばよいのか?
別な言い方をすれば、「今までの自分の努力を本試験当日(特に午後の通関実務科目)で最大に発揮するためには、残る日数をどう使うか?」 しっかりと考えてみてください。
プレッシャーからの”うつ病に近い状態”や、追込み対策での睡眠不足や風邪・下痢・での意識朦朧とした体調や精神状態での受験では目もあてられません。
「2週間で勝負をつける!」-通関士試験は仮にも財務省国家試験です。中学や高校の「期末試験とはわけが違います。」
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木