(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (2991)
・NY、おおみそかのテロ計画摘発。厳戒態勢が敷かれる。-6000人の武装警官配備。
・オーストリア・ウイーン警察、(警告)発表ーテロ情報。
・ベルギー、新年イベントの花火大会を中止。
・ドイツ、ミュンヘン駅から人々が避難-テロ情報
昨年11月のフランス・パリで発生した多発テロから6週間経過した、新年の欧米の「新年カウントダウン』を取り巻くテロ情報です。
日本としては、後5か月弱後に、これら欧米主要国の首脳・閣僚が我が国に集う「伊勢志摩サミット』を迎えるわけであり、各会議会場においてのテロ発生への防止体制は、まさに「カウントダウン」であり、府省庁・縦割り行政の垣根を外した一丸となった対策・対応を急務として迫られています。
『特殊部隊等への充実強化』
警察では、ハイジャック・重要施設占領事案などの重大テロ事件・組織的な犯行や協力な武器が使用される事件等を鎮圧するための『特殊部隊=SAT』を、現状で7都道府県に設置しています。
SATには、ライフル銃、自動小銃等の特殊銃、特殊閃光騨、作戦用ヘリコプター・戦闘車両などが配備されており、実践的な訓練を重ねて部隊活動能力の向上に努めている。
また、全国機動隊に銃器対策部隊を編制し、港湾施設等の重要施設の警戒警備、銃器等を使用した事案への対策に当たっている。各県警SATには、サブマシンガン、ライフル銃、防弾衣、防弾盾、対弾仕様の装甲警備車両などが配備されています。
(※)「SAT (Special Assault Team)」=特殊急襲部隊
『DHS(United State Department of Homeland Security)アメリカ合衆国・国土安全保障省』
米国は、2002年11月に国連ビルを主とする同時多発テロ攻撃を機会に、税関や海上保安等の安全保障に係る機関を統合して、政府2番目の組織規模になるDHL(国土安全保障省)を設置しました。
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我が国も、現状では、防衛省(自衛隊)、警察庁、財務省(税関)、国土交通省(海上保安庁)、司法省(入管)、農林水産省(生物兵器)、厚生労働省(科学兵器)等の多くの府省庁に分かれるセキュリティ対策を米国の例に倣って統合・新組織を誕生させる動きを2020年開催の『東京五輪・パラリンピック」に向けて、また、アジアを取り巻く領土問題、グローバル化による国際分業化の拡大の中、「省庁統合=新組織への改革」の動きを強めることは当然に想定できるのではないでしょうか。
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いずれにしても、乙仲(海貨業務),国際航空貨物、旅客業務などに従事する人達は、今年5月の「伊勢志摩サミット」続く、2020年の「東京オリンピック」に向けて、我が国としてどのような国際現況下での業務に携わっているか、かなりの自覚・緊張を強いられることになりそうです。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木