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『近大が総合商社!? マグロに続け!カップ麺、化粧品・・・次々と商品投入』
近畿大学(大阪)が、企業と共同開発した商品を次々と市場に投入し、大学の存在感を高めている。その商品も、カップ麺や化粧品、子供用玩具など多数で、目指すのは、まるで”総合商社”。
企業の商品開発を陰で支える従来の「産・学連携」とは一線を画し、商品名に大学名を入れたり、販売店舗に教員や学生も販売員として投入したりと、さまざまな仕掛けで大学のブランド力を高めている。
(香西広豊)-産経新聞・2015.01/19
世界で始めてマグロの完全養殖に成功した近畿大学。その近大マグロの中骨を使って、今度は即席麺大手のエースコックとカップラーメン商品「近畿大学水産研究所監修・近大マグロ使用 中骨だしの塩ラーメン」を発売した。商品名に「近大マグロ」の文字を採用。昨年12月1日から全国のスーパーやコンビニエンスストアーで大々的に発売を始めた。
近大・薬学部はクロモンコスメティクス(大阪)と技術協力し、スッポンのコラーゲンを使用した化粧品「クロモンジェル美容液」を市場に投入した。関西を中心に販売し、約7500個を売り上げた。昨年12月10日からは東京でも販売を始めた。
近大は東京販売の初日、開発した准教授や学生らが店頭に立ち、消費者を相手に商品の特性を説明するなどした。
近大の担当者は、「売れ行きや消費者の反応などを実際に確かめることで、今後の研究や商品開発に生かせるほか、学生にも実学を身につける機会になる」と指摘する。
これとは別に、文学部は、ダンボールケースなどを手がけるマツダ紙工業(東大阪市)と共同でダンボール製のテント「トィンクル・テント」を開発し、子供用玩具として売り出した。
【産・学連携で1位】
近大の産学連携の実績を裏付けるデータがある。文部科学省の平成25年度調査によると、近大は「民間企業からの受託研究実施件数」で堂々の全国1位(254件)に輝いた。2位は立命館大学、3位は早稲田大学。
近大の担当者は今後も産学連携について、「大学の研究成果をどんどん社会に発信していきたい」と意気込んでいる。
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この動きをなによりも実施しなくてはいけないのは、「地方自治体」特に、少子老齢化=過疎に苦しむ(中間産地町村)です! 「地方交付金頼りの町村行政実施の術しか持たないスタッフには即刻にリタイアしていただいて、放置資産を掘り起こし、個々の産物を町村ブランドに集約できる六次産業の再構築に、(企業・大学・行政)の「産・官・学」の連携の動きが急がれます・・・。
「市町村職員は、少ないスタッフで通常の行政業務処理に追われ~、とてもそのような前向きな思考に関わる余裕がない・・・」← (バカかァ~・・・)としか、僕には言い様がないですネ!
そして、自分の子供達も、故郷には帰って来ない・・・。自分の町村を過疎化するための手助けとして、行政業務に就いているのですか?
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木