(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (2503)
「平成26年度・関税定率法等改正」の内容を継続してアップしていますが、財務省・税関の原則的な役割は、”税の徴収業務”であり、その意味からして、本年度の法令改正において、決して、無視できないものが、
4月1日からの消費税増税ですよね。
通関士試験の「通関実務科目・その他=15問」の内、3分の1の5問は、ほぼ”計算問題#であり、1問の関税額の算出問題の出題が一般的です。
近年においては、(適用法令)等との組み合わせでの関税額のみの算出問題が多いですが、過去の本試験問題においては、(関税額)のみならず、(消費税額)、(地方消費税額)を算出しなさい。という問題もありましたし、年によっては、加えて(酒税額)をそれぞれ算出しなさい。という出題があった年もありました。
では、本年改正=5%⇒8%と増税となった具体的な計算方法はどのような計算式によるのでしょうか?
【問題】
輸入者Aは、750ml入りワインボトルの1DZ(ダース)入りCTN(Carton)の250箱の輸入を行った。
・1ボトル当りの輸入価格(CIF:US$9.00)
※(実勢為替相場)は、101.50円/US$とする。
・
関税率:15%又は125円/Lのうち、いずれか低い税率。ただし、その税率が67円/L
を下回る場合は、67円/L。
・
酒税率:80,000円/KL
上記における(関税額)、(酒税額)、(消費税額)、(地方消費税額)をそれぞれ算出し、解答欄をマークしなさい。
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【問題】を作成したばかりで、僕自身も解答を出していません。興味ある人は、算出してみてください。
解答及び計算方法は、次号でアップしておきます。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木