(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (2380)
『世界の特許出願件数ランクー第1位に(パナソニック)』
「日本の貿易構造」は、貿易赤字が拡大し、投資や特許権などの収益からなる所得収支による経済先進国としての(成熟国)への変化=(商品の輸出)⇒(投資・知的所有権益収支)への変革に到達している、との話題をアップしてきましたが、日本企業が
「研究開発」に大きな力を入れていることは確実に動いているようです。
「WIPO(世界知的所有権機関)」は、3月13日、2013年度の国際特許出願件数ランキングを発表した。
日本の
(パナソニック)が2881件の出願で、2010年以来3年ぶりに首位に返り咲いた。
2011年、2012年に世界第1位であった中国の通信機器大手の中興通逓(ZTE)は2位、日本メーカーでは他にシャープが6位、トヨタ自動車が8位に入った。日本企業が研究開発に本腰を入れていることがうかがえる。
世界全体の国際特許出願件数は20万5300件で前年比5.1%の増加。国別では1位:米国、2位が日本で、前年と同じ。中国がドイツを抜いて3位に上がった。4位はドイツ、5位は韓国だった。
「世界知的所有権機関=ワイポ WIPO(world Intellecutual Property Organization」
スイスのジュネーブに本部を置く国連の専門機関です。1967年の「世界知的所有権機関を設立する条約」=WIPO条約の施行により1970年に設立された。
現在、加盟国は184ヶ国で、66の政府間組織(IGO)と265の非政府組織(NGO)が会議のオブザーバーとして認定されている。
WIPOは、加盟国が知的所有権の保護を目的とした規則や実務を制定・調整するためのフォーラムとしての役割りを果たし、また、商標(ブランド)や工業意匠(デザイン)、原産地名称の国際登録制度及び特許の国際出願制度のサービスを行っている。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木